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知識と大雑把

学びを楽しく教育エンターテイメント
いーちゃんこと、岩崎弘資(こうすけ)です。

今日のテーマは「知識と大雑把」について

”知識の質”はインターネットで検索する力が増してきたことによって、徐々に必要がなくなってきています。

”頭のよい人”とは知識があるよりも臨機応変に動ける人
知識はあると便利ですが、そこに頼りすぎるとよくないです。

そして知識を持っていても損をすることがあります。

知識とは”細かくすること”だと学びました。
自分の細かくできる量をしっかり把握しておくといいです。

さらに”自分の知っている”と”他人の知っている”には相違があります。

例えば「F1って知ってる?」と質問したときに
「車のレースですよね、知ってますよ」と相手が答えます。
「ランキングでトップの選手の名前知ってる?」
「F1選手3人知ってる?」
「F1ってどんなレースでどこでやってて、出ている車種とか知ってる?」
と深掘りした後にあらためて「F1知ってる?」と聞くと
「知らないかもしれないですね」となります。
細かくするとわからなくなる、ということがあります。

この知識を知らないことによって損する、誤差があるというのは
”知ってると思い込んで知らない”ことです。

これが仕事やビジネスにおいても、知ってると思い込んでるが、
細かくすると全然わからない。
自分は「知っているんだ」と思って動いてしまいます。

例えば起業についても同じで、「会社を興して社長になることですよね」「何か危ない」とか、たいしてわからないのに「リスクだ」とか「簡単だ」と思って軽視するのも危ないです。
知識というのはより細かくして持っておいた方がいいです。

判断できるものが増えて、細かくできる、臨機応変な対応もできるしいいじゃないですか、と思います。
しかし、知識を持っていても損をすることがあります。

知っていることによって損をします。
知り過ぎてマイナス思考になりやすい人です。
考えすぎてダメになる人を”頭のいいおバカさん”とぼくは呼んでいます。

自分に対しても「頭のいいおバカさんに今なっちゃってるんじゃないかな」と思うこともあります。

これは「幽遊白書」で乱童という敵と主人公の幽助が戦ったときの気づきです。
乱童は魔物の中で多くの技を持っていて、戦いの中でそれを披露しますが、最後にとっておきの必殺技で”相手を小さくする”という技があります。

当然、乱童はその技を使いましたが、その後なぜか乱童が小さくなるという、、、

敵が技を使って自分が小さくなってやられるというギャグのようなオチですが、幽助の師匠である幻海師匠の解説によると「技に溺れたな乱童」と。

たくさんの技をやっていたりすると誤差というか失敗が起きるわけです。
その失敗が起きて、自分が小さくなるという現象が起きたと。
これはぼく達にも起こりうることです。

知識を知るがゆえに考えすぎて動けなくなる。
知らない人というのは、ビギナーズラックのように知らないことによって動けることがあります。
僕もイベントを立ち上げたりしていますが、イベントを立ち上げて自分で何かをやっていくときに、最初は知らないがゆえに積極的に動けます。

しかし色々経験していく上で、人に連絡したらこういう風に返信されてうまくいかないのではないか、人に声掛けて断られる、断られる理由が自分の着ている服装、性格を指摘されたとか。
怖い感情を前面に出してしまい、”身動きがとりづらくなってしまう自分”をつくり出してしまいます。

大雑把、知識で変に考えすぎない方が身動きがとりやすいということです。
どこか自分の価値観の中で考え過ぎることによって動きづらくなっているときは考えることをやめる。
ある種、素人の気持ちになるということです。

変に物事を細かく刻んで頭をいっぱいいっぱいにするのではなく、その手前にある「今日の目標は何だろう?」と。

ゴールに向かって進むのに目の前のやることを細かくするメリットもあれば、徐々に足が止まってきたら、細かくしすぎている自分に気づいて、一旦修正して「ゴールとは何だ?」と考え直していくとよいです。

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