IT人材不足と言われているが、、、

お疲れ様です!

本日は、「IT人材不足」について、近年メディアで多く取り扱われてきましたが、現状を専門の方に聞く機会がありましたので、考察をしていきたいと思います。


まず、「IT人材」の定義とはどのようなものでしょうか。例えば、プログラムをかける人材であったり、DX関連技術に精通している人材、webデザイン人材など、多種多様であると思います。またその中でもプログラミング言語の種類や、AI、ビックデータ、クラウドなど、技術の種類も多く存在します。

結論を先にいうと、「IT人材不足」ではなく、「先端IT人材不足」であるという認識に改める必要があります。人材が不足していると聞くと、全体数が少ないとイメージがありますが、実際に不足しているのは「先端IT人材」という専門的に高いレベルの技術を持っている人材が不足している現状があります。そのため、プログラミング勉強のためのサービスの広告をよく目にしますが、プログラミングできる全体数を増加させることは良いことではありますが、残念ながら根本的な解決にはなりません。例えば、AIという技術は、人工知能とひとくくりにされていますが、AIには種類があります。

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AIというとターミネーターのようなロボットが意思を持つようなものをイメージされる方もいらっしゃるかと思いますが、そのAIのことを「汎用型人工知能」と呼びます。ただし、現在市場でビジネスとして活用されているほとんどのAIは「特化型人工知能」と呼ばれ、一部の特定の機能のみを実行できるAIです。

このAIを使いこなす過程で、「機械学習」や「ディープラーニング」といった技術を使いこなすことで初めてAIを使うことができます。(機械学習やディープラーニングは、統計方面の特化型AIの技術です。)

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このような先端的なIT技術を使いこなす人材こそ真に市場価値が高い人材であるといえます。先端的な技術を持つ人材は取り合いになることが必須であり、その人材をどのように確保するか、また自社のIT人材をどうやって先端IT人材へと育成するかが重要な議論になりそうです。


上記の内容は私見ですので、ご参考程度によろしくおねがいいたします!

本日もご覧いただきまして、ありがとうございました!

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