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第1回 日本語教員試験(令和6年度)を受けてきたので感想をつづる。【基礎試験と応用試験(読解)編】

はじめまして。日本語教師を目指しているこすいと申します。これからよろしくお願いいたします。

今回は、先週末に 第1回 日本語教員試験を受けてきたので、どうだったかをざっくばらんに共有したいと思います。

長くなってしまうので、この記事では、基礎試験と応用試験(読解)について。

【試験会場について】

関西在住なので、地下鉄なかもず駅から徒歩15分の「大阪公立大学 中百舌鳥キャンパス」が試験会場でした。
朝寝坊をしてしまったうえに、なぜかなかもず方面とは反対側の車両に誤乗してしまい、慌てて1駅目で乗り換え、大学に着いたのが着席10分前の9:30ごろ。
乗り慣れていた地下鉄で間違えることなんて、いつもはないのでほんとに焦りました笑。

大学の正門には、1人の女性スタッフの方が立っておられ、挨拶をしてくれました。
キャンパス内には、検定試験の時とは違い案内板が無かったので、受験票に書いてある地図をもとに教室へ向かいましたが、少し迷ってしまいました。

やはり、時間にはゆとりを持って受験されることをおすすめします!

【基礎試験と応用試験(読解)の難易度】

着席時間のギリギリに教室に着いたので、席につくや否や試験についての説明が始まり、すぐ基礎試験へ。

難易度ですが、基礎試験は日本語教育能力検定試験と同等か少し下のレベルという印象をうけました。
合格には各区分で6割、総得点で8割の得点が必要らしいですが、合格基準と比べると問題の難易度は少々高め。結果がどうなるか不安です、、、

逆に、応用試験(読解)の問題は比較的解きやすく、こちらを基礎試験に持ってきてくれたら良かったのにと感じました。

基礎試験と応用試験(読解)の問題内容で、よく問われたなと感じたのは以下の項目です。(だいぶ忘れてしまっているので思い出し次第、また追記するかもしれません。)

・著作権(著作権や公衆送信の定義は何か、著作権を侵害してしまう使用例は何か等)
・日本語教育の参照枠(指針や使い方、能力記述文の具体例等)

また、問題数自体は多くなかったのですが、統計学やデータ処理の知識を問う問題が、検定試験に比べて少し深掘りされ出題されていたので、これからは、より統計学の勉強をする必要性が高くなるのではないかと感じました。

逆に、日本語(教育)の歴史や歴史人物(例: 台湾での日本語教育と伊沢修二さん、明治期の国語政策などなど)や在留資格の種類や違い、JSLカリキュラムなどの検定試験では対策が必須の内容については問題数がかなり少なく(ほぼ無かった、、?)、出題内容に偏りがあるように感じました、、、

また、国家試験とあって文化庁の令和4年度版日本語教育実態調査の統計データをしっかり暗記していたのですが、データに関連した問題はあまり問われず拍子抜けしてしました笑。 その代わりに、日本語能力試験(JLPT)の実施カ国数や受験者数などが問われ、「そこは問うんかい!」と心の中でツッコミを入れて試験を受けていました(JLPTのデータについては対策が甘かったので)。

以上、第1回 日本語教員試験の基礎試験と応用試験(読解)についての感想を大雑把に書きましたが、何か思い出し次第、追記していきたいと思います。

次回は、日本語教員試験(聴解)についての感想を共有しますので、もし良かったら、フォローいただけると嬉しいです。

ここまで、読んでいただきありがとうございました。

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