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「廃鳥庭園 PartII_Petit(プティ)」②


開催中の個展「廃鳥庭園 PartII_Petit(プティ)」の御案内つづきです。

〜Petit(プティ)〜西表島の海岸〜

【Petit-bisque ver. tori-00(作家蔵)】

仏蘭西・パリから帰国したプティは、その足で沖縄・西表島に上陸しました🐦

絶滅危惧種のイリオモテヤマネコと友達になりたかったのですが、叶わず…!


採取してきた星の砂や貝殻で、島の思い出の詰まった海岸をしつらえました。

裏手のパフェ屋さんからパフェを出前して貰えます。


「良い風…」とか言ってそうな美人猫🐈‍⬛さん。
【Petit-bisque ver. neko-04】

🐦「もし、お嬢さん」
何かが始まりそうな予感…

🐈‍⬛「イヤっ(ぷいっ)」
🐦「Σ(゚д゚lll)」


🐦「……」

ここはちょっと抜け感のある、開放的な空間となりました。傷心の鳥さんにも会いに来てあげてください。


〜Petit(プティ)の夏祭り〜

こちらの狐たち🦊は、少し目を離した隙に飲んだくれて転がっていたので、そのままにしてきました🍶

少年装の灰鳥さん(作家蔵)もお出迎え。
(衣装はベビ堂ミヒルさん)


耳欠け狐。
【Petit-bisque ver. kitsune-05】

「耳の欠けたる番長はすこしハイカラで包帯代わりの仏語新聞」

『人形歌集 骨ならびにボネ』より


だいぶ出来上がっていますね。
【Petit-bisque ver. kitsune-03】

「聖俗を縫ひ綴ぢて鳥居立つなれど、ときにほつれぬ明るき夜など」

『人形歌集 骨ならびにボネ』より
【Petit-bisque ver. kitsune-01】

「月の肌理滑らかならず焼きいもの皮剥けば黄金したたるばかり」

『人形歌集 骨ならびにボネ』より

ひとりひとり、じぶんの歌を詠んで貰っている贅沢な子たちです。


〜Petit(プティ)のワインパーティ〜

こちらのブースは撮影可能スペースです。
ご自分のプティをお持ちの方はぜひお連れください。ウサギがぐいぐいおもてなししてくれます。

【Petit-bisque ver. usagi-02】


【Petit-bisque ver. hone-02】


「仏蘭西ぱんのやうな手足で 食べないで ゆかう、すべては巡礼ならば」

『人形歌集 骨ならびにボネ』より

この辺りの一連の歌がとても好きです。

じっと見ていると、ちびっ子たちのひそひそ声が聞こえてくるような
プティの織りなす物語を想像してお楽しみください。


★展覧会御予約はこちら★

🌟中川多理人形展「廃鳥庭園 PartII_Petit(プティ)」
〜ありあはせの布(きれ)をあつめてなんどでもつくつてほしいぼくのからだを〜

@パラボリカ・ビス鳥越倉庫
2024年7月26日〜8月25日 毎週末金・土・日オープンです!🌟


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