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CASE-1:レンタルショーケースが全店舗一時休業になった件について

はいどーもー、KOSSYです。


このコロナ騒動が日に日に悪化し始めてから、「レンタルショーケース業界もヤバくなってきている。」という事は以前記事を書かせて頂きましたが、、



ついに僕が運営している契約ケース全店舗一時休業となりました。。。
(しかも数日前に予告なしに本当突然。。)



という事で4月中旬にもなりましたので、僕が副業のベースとしていた「レンタルショーケースビジネス」の更にリアルな現状についてここに書かせていただきます。


◾️緊急事態宣言から不穏な空気が押し寄せる


最初に説明させて頂きますと、僕は3月末まで合計8ケースのレンタルショーケースを契約しておりました。

池袋:1ケース
中野:5ケース
秋葉原:2ケース

訪日観光客が2月過ぎた辺りから減ったのを境に、売上が徐々に減ってきているのは体感しておりましたが、正直「僕の商材ならそこまで影響ないだろう」という事で、ある程度静観していました。

とは言いながらも現状維持はないだろうという部分もあったので、手始めに中野の業績がそこまで良くない2ケースを解約。
契約ケースを6ケースへ縮小。
あるかわからないゴールデンウィーク商戦を勝ち逃げする為に、ここである程度固定費を削減する作戦に。

そして4月へ突入。
池袋と秋葉原のケースでは、処分品をひたすら捌いて現金化に走らせ、中野で希少商材を捌いて、取り急ぎはケース家賃を稼ごう。。。なんて作戦を決めた矢先に例の宣言が出てしまったんですね。。。。



◾️緊急事態宣言がもたらした想定外


4月7日、関東圏に発令された「緊急事態宣言」、近いうちに出るだろうと予想はされていたので、ある程度は覚悟はしていましたが、出たら出たでやっぱり動揺はしますね。。。

ただ、この時点では各店舗の「緊急事態宣言が出たらどういう運営をするか」というヒアリングはしており、どの店舗も「営業時間は調整しながら運営はする」という回答を頂いていたので、商品の納品は自粛を決めながらもそこは各店舗さんにお任せしてました。

僕の運用ケースに関しましては、宣言後に関してはこういった動き。
【緊急事態宣言後の動き】
池袋→営業時間短縮
中野→営業時間短縮
秋葉原→4月14日まで一時休業

売上はいわずもがな。。。
中野に関しましては専用サイトからリアルタイムの売上情報が見れるのですが、変化のない日々が続いていたので、最早見ることすら辞める←

そして緊急事態宣言最初の週末。
東京は近年稀に見る悪天候だった事もあり、小池百合子都知事のお願い通り自粛に拍車がかかっていたと思います。

その日は僕も翌週以降の動きを見極める為に、東京の店舗情報等を色々ネットサーフィンしたりして、来月からの運用をどうするか考えたりしたのですが、「更に人手は減るのだろうな」と思い、翌週の仕事帰りに「フリマアプリで現金化できそうなもの」は持ち帰ろうという作戦をプランニング。

「収束するまでは泥臭いなりにケース代を他の販路でペイするやり方でいこう。。」なんて考えた頃には既に遅く。。。。。


◾️一時休業は突然に


直近のニュースを見てた人なら分かると思いますが、やはり週末の不要不急の外出が叩かれていたり、営業している店舗にもそれなりにバッシングがありましたよね?

そんな事もあってか、東京に関しては自粛に協力した店舗には最大100万の支援金を出すといった大胆な政策も発表されたりと、お店側も資金気にせず休める空気が一気に出たような気がします。
とはいえ、マックスが100万、1店舗の場合は50万円。
東京で商売している店がこのお金だけでなんとかならないのは言わずもがなですが、さて、レンタルショーケース業界はどう動く?と思っていた矢先に運命の連絡が。。


池袋→すみませんが、16日から来月6日まで休業します。
中野、秋葉原→突然ですが休業を6日まで延長します。中野も一緒に休業します。


今月度の副業収入が0円決定しましたーーーー。



◾️販売在庫も売上金も凍結した件について


連絡が突然だった事もあり、合計6ケースの在庫に関しては6日まで凍結が決定しました。

なので、先述した「現金化しやすいグッズの回収」も勿論行えず。。。

そして、中野と池袋に関しては15日が売上金支給日となっており、これについても店舗がやってないので取りに行く事すら叶わず。
※一応受け取る事は可能という事ですが、指定の場所に出向かないといけないという事なので、自分は諦めました。

来月6日までの期間、ショーケースで販売していた合計300点近くのアイテムはそのまま埃を被ることに。。。


◾️東京のリアルな小売店舗事情を味わえる、それがレンタルショーケース


という事で現在副業収入が0円確定中、かつ300点以上の在庫を凍結する事になった筆者ですが、この記事を書き次第自宅に眠っている保管在庫をフリマアプリに出す作業をしなければなと思っています。

たった数十センチのブースでこんな状況なんですから、土地借りて真顔で店やってる東京の小売の皆様は今どんな心境なんだろうかと。。。
まさかこんな形で東京で起こっている小売業界の危機に触れると思いませんでした。。

そして、僕が主戦場としていたゲームセンターやアニメグッズショップも無事一時休業を行なっておりますので、仕入れにも制限が。。
今月どれだけ自宅の不要品や未販売品を現金化出来るかが、翌月以降のコロナショックから生き残るカギなのかなー。。。と考えています。

ゲームセンターの景品に関しては、正直オンラインクレーンゲームで取ればいいじゃんって話ではありますが、現状かなりのクレゲユーザーや転売ヤーが群がっているので、僕みたいなスタンスの人種は勝ち抜ける勝算はそんなないかなー。。といった目であえて静観してます(廃課金が怖い)


別の記事で僕の職業を書かせて頂いてますが、ネット通販業界は皮肉な事に右肩上がりです。
自粛という部分と、在宅勤務の人がかなりネットショッピング出来る環境になったという事がでかいんでしょうね。
そして、フリマアプリも好調のようですね。

おそらくこの先は、副業だけでなく全ての物事において、少ない勝者の席をかけて「牌の取り合い」をしなきゃいけないのだろうなと。
これを読んでるみなさんもレッドオーシャンを上手く掻い潜って、がんばっていきましょうね。


レンタルショーケースに関して大きく舵を切れるのは来月6日以降。
さてさて、どうなる事やら。

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