たのしい記 #3
私には、くせがある
保身主義と自己愛について。
昼休みはいつも20分くらい余る。ごはん食べ終わり誰と話すことも無く只々ぼーっとしている。言うなればガチで休んでいる。有意義な無というやつか。
どうでもいいけど「只」の漢字が好きだ。なんか一流デザイナーがお遊びで書いたメモにいるキャラみたいで、シンプルなのに気品を醸している感じが、非常に好きだ。
カレーたべたい。
私のくせは保身に走ることだ。一々言動に自分を下げたくないからと保険をかけてしまう。気づいてはいるつもりだが、気づいていたってそれ以外どうしたらいいか分からないから仕様がない。
私はこれを悪いくせだと思いたくは無い。
人は自分のことをどのくらい愛せるだろうか。程度の差はあれ皆ある所までは自分が可愛いと思う。私もおそらくそうだと思う。面と向かっては言えないオトシゴロなので()濁るけれども、そうだと思う。
女子がよく自撮りをしている。縦長短動画を撮ったりしている。
私はそれが出来ない。自分を客観視出来ない。というかしたくない。自分に誠実でない自分が情けない。でもそんな自分が愛らしいと思う。自分は、自己はエッシャーの滝みたいだ。
だから、そんな自分を守るために保身主義じみた人生を送るのだ。どんなスーパーヒーローにも引けを取らないだろう。ちょっと下調べをしたら保身主義という言葉は政治だか経済だかの方面の言葉らしかった。知るかそんなの。こっちは全部ニュアンスで書いてんだ。
ニュアンスで生きてんだ
なにもないのに自信がある、
嫌なことは基本忘れていく、
生きていてたのしい。
私の愛する自分は恵まれているようだ。
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