褒められて伸びるタイプと叱られて伸びるタイプ
こんにちは😃コッシーと申します。
愛知県で介護事業を運営している会社の介護事業部の統括責任者をしております。
さて、あなたは『褒められて伸びるタイプ』ですか?それとも『叱られて伸びるタイプ』ですか?
ネットの情報によると褒められて伸びるタイプの特徴は、直感で行動したり、天才型の人が多いみたいで、逆に叱られて伸びるタイプの特徴は、まじめでコツコツと努力する人が多いとのことです。
小学生くらいの時に、先生や親が「この子は褒められて伸びるタイプなんです」とか「あいつは叱られて伸びるタイプだから」とか口にするのをよく聞きました。
子ども心に『自分は絶対褒められて伸びるタイプが良いなぁ』と思ったものです。
だってやっぱり叱られたくないじゃないですか(笑)
だから僕は褒められたらより頑張り、叱られたら落ち込むことをあえて行っていました。
結構こういう考えの方って多いのではと思っておりまして、褒めて伸びるか叱って伸びるかは外からの客観的な評価であって間違いではないのかもしれませんが、当の本人は褒められて嫌な気分になる人って少ないんじゃないかなと思っています(褒められ方にもよるかもしれませんが)。
介護をする際にも実は似たような考え方がありまして、もちろん叱る事はありませんが、その方が自ら出来た事やリハビリなどを頑張られた時などに褒め称える事はよくあります。
しかし、介護ではご自身が望んで要介護者になられたわけではなく、自分はまだ介護が必要ではないと思われてる方もおります。
そういった方々に「ご自分で出来ましたね!すごい」や「リハビリがんばりましたね!」と声をかけると逆に「当たり前だ!」と腹を立ててしまうケースもあります。
ただ介護とは残酷であり、時が経つにつれて、高齢ということも重なり、状態が悪くなる事がやはり多いです。
その際に初期の頃の「自分はやれて当たり前だ」という強い気持ちが徐々に無くなってくることは人間なら当然であり、その時に『褒める」という行為が非常に重要になると思っています。
自分が頑張った事や苦しみながらも達成した事に対しての称賛の声というのは、誰でも嬉しく思うのではないでしょうか。
うちのご入居者でUさんという男性の方が見えました。
Uさんは真面目で優しい性格で、自分で掃除も洗濯もきっちりとされている几帳面な方でした。
介護度は要支援1でうちのデイサービスに週1回通っていました。
ある日、Uさんがデイサービスのトイレを使用した後、若干尿のしぶきが飛び散っていたらしく、スタッフがUさんにその事を指摘しました。
もちろんスタッフに悪気はなく、指摘といっても本当に軽く言った程度で几帳面なUさんなら次から気を付けてくれると思ったとのことでした。
その日からUさんはデイサービスのトイレに行けなくなり、必然的にデイサービスにも行けなくなりました。
自分が使用した後にトイレを使った人が気分を悪くしてるのではないかと考えるようになってしまいデイサービスのトイレが使えなくなってしまいました。
デイサービスのトイレだけではなく、入居施設の共同のトイレも使えなくなり、トイレは自分の居室のトイレだけしか使えなくなってしまいました。
この指摘するという行為は、『褒める』と『叱る』のどちらかに該当するとしたら『叱る』だと思います。
指摘したスタッフは「Uさんなら分かってくれる」という思いからだったと思いますし、他のスタッフもおそらく同じ行動をしても不思議ではないくらいUさんは理解力がある方でした。
しかしその内面は実はとても繊細で、少しの指摘でも気に病んでしまう方でした。
今回の件は、その事に気づけなかったこちらに落ち度があると思っています。
その後Uさんは徐々に入居施設の共同トイレを使用できるようになり、デイサービスのトイレも使用できるようになり、無事デイサービスを再開することができました。
その際に出来た事に対し褒め称えたのは言うまでもありません。
このようにやはり年齢を重ねたとしても、『褒められる』というのは嬉しいものではないかと思います。
そして『褒められる』ことで大なり小なり『伸びる』のではないでしょうか。
ちなみに僕は前述にもあるように、幼少のころから『褒められて伸びるタイプ』を意識して大きくなりましたので、今でも『褒められて伸びるタイプ』だと自負しております。
それは別に仕事や私生活に限った話ではなく、このnoteでも同じです。
僕の書いた記事を褒めてくれる人がいれば当然記事の質は上がっていくと思われます。
そしてコレですよ。↓
ベタ褒めです!
「あれ?もしかして僕天才なのかな?」って勘違いしてしまうほどのベタ褒めです。
今日の文章のキレがいつもよりも良いのはマロン栗田さんに褒められたおかげで質が上がったのだと思います。
このように褒められると僕の記事はどんどん面白くなると思うので、他の皆さんもどんどん褒めていってくださいね。
(全然伸びてないとか言っちゃダメ)
現場からは以上です。それではまた。
コッシー