三時のフラワー
こちらの記事で「夏ピリカグランプリ」に参加していますが、最後のウケ狙いが盛大にスベっており書き直したい気持ちでいっぱいです。
こんにちは、記事をアップする前に一回冷静になれば良かったと思っているコッシーです。
さて、先日あるスタッフがハゼラン(爆蘭)のお花を施設に持ってきてくれました。
ところで皆さんはハゼランがどんなお花かご存知でしょうか。
葉は長さ数cmで多肉、互生する。夏に高さ30cmほどの茎の先に円錐花序を出し、径3mmほどの赤い5弁の花をまばらにつける。円錐形のつぼみや丸い実の状態で見かけることが多く、線香花火を連想させる(ハゼランの名はこのイメージから)。
Wikipediaより
このハゼランですが、別名三時草とも言われ、午後3時頃に花を咲かし、そして2、3時間で花を閉じまた翌日に花を咲かすそうです。3時にしか花を咲かさないことから三時草と言われています。
「は?3時にしか花を咲かさないなんて、そんなメルヘンな花があるわけないだろ。何夢みてるの(笑)」と純粋な心を忘れて汚れた大人になってしまったそこのあなた。気持ちは分かります。
僕も始めはあなたと同じ気持ちでした。
スタッフさんから「3時に咲くから三時草なんですよ」と言われた時、「へぇー!すごいね!」と口では言っていましたが、心の中では「いやいやいやそんなわけないやん。3時にしか咲かないなんてそんな都合の良い花があるわけないやん。もう夢見る年頃でもないやろ。笑笑」なんて思っていました。
しかしです。『事実は小説より奇なり』とはよく言ったもので、このハゼランちゃんと3時ごろ花を咲かせ夕方には花を閉じるのです。そして次の日のまた3時ごろに花を咲かせます。
本日はその一部始終をカメラに収めましたので皆さんに共有したいと思います。
午前8時ごろのハゼラン。花は蕾状態です。
午後12時ごろのハゼラン。少しずつ花が咲き始めました。
そして午後3時のハゼラン。正に三時草に相応しいほど咲き乱れています!
そして午後5時のハゼラン。花が蕾に戻っていっています。
これは見事としか言いようがありません。
本当に3時の時点が1番咲いていました。
疑っていた自分が本当に恥ずかしいです。笑笑じゃねぇぞと、そんなお前の醜い心が笑笑だぞと問い詰めたいです。
汚い大人になってしまった僕のことは放っておいて、こういう物語があるお花は入居者さんたちの興味を引いてくれるので良いですね。
朝食後に「このお花は3時にしか咲かないそうですよ」と言っておいて、そして3時に咲いたかどうかを確認する、これだけで普段と違いほんの少し特別な日になります。
綺麗に咲いていれば一緒に眺めることが出来ますし、仮に咲いてなくても「あら?デマだったのかな(笑)」と一緒に笑い合える事が出来ます。
そんなハゼランの花言葉『真心』だそうです。
「いや3時に咲く花なんてあるわけないやん笑笑」という僕みたいな汚心なヤツには耳が痛いですね。
こういう物語のあるお花があれば教えてくださると嬉しいです。
いつか入居者に雑学を披露して尊敬されたいのです。
#そこかよ
それでは良い日曜日をお過ごしください。
コッシー
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?