なかなか手強い相手だが僕たちは負けない
ちょっと仕事が立て込んでおりバタバタしております。#バタバタサマンサタバサ
こんにちは、コッシーです。
さて、夏頃にぐーんと増え出した新型コロナウイルスの第二波ですが、秋になり徐々に減り始め抑え込みに成功したかに思えましたが、ここにきてまさかの第三波がやってきた様子で、また世間が揺れております。
毎日東京のコロナの感染者数を報告してくれる入居者がいるんですが、人数と一緒にご自身の一言感想を沿えてくれるのですが、ほんの2か月ほど前までは、「80人、減少傾向です」と前向きな発言だったのが、ここ数日は「180人、注意です」「298人、警戒です」「493人、深刻です」と徐々に緊迫している状況になっていき、500人超えた日はなんて言うかなと思っていたら、「534人、死亡です」でした。#気持ちはめっちゃ分かる
数か月前までは感染者数が200人を超えた日は本当に不安な気持ちになっていましたが、人の慣れとは恐ろしいもので今では200人を超えたくらいでは、「ああ今日は普通だな」なんて思うようになってしまいました。
慣れと共に新型コロナウイルスの正体が徐々に分かり始めており、比較的若い世代はたとえ感染したとしても重症化しにくい傾向にあり、現在最も多く感染している年代が20代であり、それも軽視している一つの要因だと思われます。
しかしご存知のように高齢者が感染すると重症化する傾向にあり、僕ら介護事業者は利用者が感染しないようにしっかりと予防する必要があります。
特に入居施設を運営している事業者は利用者の生活のほとんどを支えており、入居者が感染するかしないかは僕らにかかっていると言っても過言ではありません。
現に、クラスターとはいかないまでも、周囲の介護施設の職員さんや利用者さんでコロナウイルスに感染したというFAXがここ数日で何件か流れてきました。
うちの入居者たちもここ最近の感染者の急増にとても不安になっており、自分が感染することももちろんですが、家族にまた会えなくなることを本当に恐れています。
ご家族からも連日のように「面会はまだ大丈夫でしょうか」「会いに行っても良いでしょうか」と連絡をいただきます。
実はほんの2時間前まで本社で会議をしておりました。
感染対策と感染者が出た場合の対応などについての確認とそして入居施設の面会外出等の対応についてです。
残念ながら来週から面会及び外出を禁止することになりました。
明後日入居者に伝える予定です。入居者の落胆する顔が目に浮かび本当に心苦しく思います。
なんとか短時間の面会だけでもといろいろと試行錯誤しましたが、最終的には入居者をウイルスから守るという原点に立ち返り全面禁止を決定いたしました。
100年に1度のウイルスと言われるくらいですから、なかなか手強い相手です。何回僕らを不安にさせれば気が済むんでしょうか。何度入居者を悲しませれば許してくれるのでしょうか。
入居者を悲しませるような相手に負けるわけにはいきません。1人も感染者は出しません。全員必ず僕らが守ってみせます。
皆さんもそれぞれの立場できっと戦っておられることでしょう。
頑張ってください。コロナなんかに負けてはダメです。あんな奴に不安にされることすら悔しいじゃないですか。
また日常を平穏を取り戻せるその日まで。お互いに頑張っていきましょう。
現場からは以上です。それではまた。
コッシー
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