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絵心なんていらない
愛知県幸田町のふるさと納税の返礼品に犬型ロボット『aibo』が追加されるという新聞記事を見て、「みんなでaiboをゲットして、施設で飼おうぜ!」と職場で盛り上げりましたが、寄付額が113万円と知り、そっと新聞を閉じて仕事に戻りました。
こんにちは、コッシーです。
さて、今日本は空前の『鬼滅の刃』ブームであり、主人公である竈門炭治郎を見ない日はないほどのムーブメントが起こっています。
その波は僕の職場にも影響を及ぼしており、鬼滅とは無縁かと思っていたパートスタッフさん(60代女性)が仕事が立て込んでいた時に、「結構忙しいけど全集中すれば大丈夫でしょ」って話をしていました。思わず「常中ですか?」と聞いてしまいました。
この年代のスタッフさんにまで認知されるほど、鬼滅の刃は世の中に浸透しており、かくいう僕も大好きでありアニメも漫画も全て拝見しております。
僕が最初に鬼滅を見たのはアニメでした。僕はもともとアマゾンプライムを契約しており、そこで鬼滅の刃のアニメ全26話を見ることができました。
なんとなく流行っているからという理由で、特に大きな期待もせず見始めたわけですが、水柱冨岡義勇さんが「生殺与奪の権を他人に握らせるな!」と炭治郎を一喝するころには完全に鬼滅ワールドに心を奪われていました。#ちなみに第1話
僕が特に好きな回は19話で、かの有名な「ヒノカミ神楽」を初めて繰り出した回でして、伝説のセリフ「俺と禰豆子の絆は誰にも引き裂けないっ!」を言い放った回でございます。
ちなみにその回だけエンディング曲がいつもと違い、『竈門炭治郎のうた』になっており、その曲がかかるまでの一連の流れは個人的には神回だと思っております。
内容を語り出すと終わらないのでこれくらいにしときますが、とにかく僕はアニメ『鬼滅の刃』を見てファンになったわけです。
アニメは残念ながら26話で終わっており(その続きが映画だよ!)、当然原作全てを網羅していません。鬼滅ファンになってしまった僕は続きが知りたくて漫画を買おうか迷っていました。
すると会社の事務の女の子が全巻持ってるということで、快く貸してくれました。神です。
その子が素晴らしいのは、一気に全巻貸すのではなく、あえて小出しに貸していくことで僕の想像力を掻き立て、より物語にのめり込ませたところでした。マジ神です。
のちに聞いたところ、「ただ重かっただけっす」って言ってましたけどね。
施されたら施し返す男の僕が恩を返さないわけがなく、その事務の子には、ちゃんと漫画を返す度にお菓子と、そしてコッシー画伯によるお礼の直筆イラストを差し上げていました。イラストなんて頼んでないと言われても無視です。
まあ絵心のない僕のイラストなんてもらった瞬間にゴミ同然です。イラストなんて言うのもおこがましいほどのただの落書きです。イラストはあくまでおまけで、大切なのはその子に感謝の気持ちが伝わることです。漫画もアニメに負けず劣らず面白かったので本当にその子には感謝しています。
例にもれず先日発売された最新刊もその子から貸してもらっており、今日お返ししたんです。するとその子から「もらったイラスト全部残してありますよ」と言われました。
あんなゴミを取っておくなんて、よっぽど良い人かもしくは僕のことが好きなんだと思います。後者は「鬼に殺されたとしても絶対無いです!」と言っていたのできっと前者でしょう。誰か日輪刀で切ってくれ。
せっかくなので見せてもらいましたが、自分で書いておきながらあまりの酷さに笑うしかありませんでした。
そんなコッシー画伯の作品を一部ご紹介いたします。
適当に書いたわけではなく、ちょっと頑張った感が滲み出ており、その割に下手くそっていうとても残念な結果でしたが、その子曰く「絵はアレですけど、嬉しかったですよ」と言ってくれたので、僕のイラストは【感謝の気持ちを伝える】という事に関しては役に立ってくれたかなって思います。
それにしても酷い…(笑)
さてさて、そんな鬼滅の刃ですが現在映画が大絶賛公開中でして、どうやら早くも累計興行収入が100億円を突破したとのことです。
僕はまだ見ていないのですが、明日お休みが取れそうなので見に行ってきたいと思います。僕は間違いなく号泣すると思うので、ハンカチを数枚用意して臨みたいと思います。
ちなみに奥さんを誘ったら断られたので、初めて1人で映画を見に行くことになりそうです…もう既に泣きそうです。誰かハンカチをください。
現場からは以上です。それではまた。
コッシー