こっしー夫婦

多拠点居住を目指して、2020年から10年間計画で暮らしの実験をしている夫婦です。 旅をしながら暮らしたり、変わった様式の住居に住んだり、さまざまな角度から心地よい暮らしとは、を探求しています。

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多拠点居住を目指して、2020年から10年間計画で暮らしの実験をしている夫婦です。 旅をしながら暮らしたり、変わった様式の住居に住んだり、さまざまな角度から心地よい暮らしとは、を探求しています。

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あれほど恋焦がれた海外移住を諦めた理由

2020年から暮らしの実験をしているこっしー夫婦と申します。 私たちは今、四国の限界集落のような田舎に拠点をおいていますが、かつては「ニュージーランドに移住したい」という夢がありました。 ニュージーランド移住に憧れた理由 ・初めて行った外国であり、もはや初恋の君状態。 20歳の時、親の反対を押し切って、バイトを死ぬ気で掛け持ちして貯めたお金で初めて行った海外がニュージーランドでした。1年にも満たない期間でしたが、親元を離れたことがなかった私にとって、初めて「経済的にも物

    • ナチュラル志向のスキンケア5選〜長かった粉吹き物語に終止符が打てたアラフォーの冬〜

      思春期の頃、透き通った陶器のようにつるんとした肌の友人たちを見て、万年ニキビ畑の自分の顔に強めのコンプレックスを持っていた。 対して私の母親は肌のキメが細かく、なぜ自分に遺伝しなかったのかと恨めしく思っていた。 頬、おでこ、こめかみ・・・。いろんなところにどこからともなく湧き出てくる赤ニキビや白ニキビのせいで自分はずっと脂性肌なのだと思っていた。学校でも休み時間になればあぶらとり紙をせっせと顔に貼り付け、アクネ菌に効くという洗顔と化粧水を片っ端から試していた。 社会人にな

      • 私のメンタルヘルスを支えてくれる考え方

        1年間、ムードトラッカーをつけたら超ハッピー野郎だということが判明した私。 自分が大好きな旅を続けられる生活というのが大きな要因ではあるのですが、自宅にいる時も年中ご機嫌に過ごせているのは、 仕事のストレス < やりがい という不等式が成り立っているからというのも大きいです。 若い頃は大きなことを成し遂げたり”デキる”人に憧れていた節がありましたが、年を重ねるにつれ、己を知り、「私はそっちじゃないな」と良い意味で諦めがついたことで、人生を心から楽しめるようになったと思います

        • やっぱすっきゃねん〜ナニワコミュニケーションは無形文化遺産〜

          先日、大阪に行ったときのこと。 その日は四国から片道6時間かけた1泊2日の弾丸旅行だった。 私には少ない時間でアレコレ予定を詰めたくなる衝動があって、その日もたまたま前日に連絡した友人と旅行2日目の朝10時までなら会えると分かり、ホテルのチェックアウト時間ギリギリまで寝ていたい夫を起こさぬように、電気もつけずに朝5時からいそいそと支度をして出かけた。 その友人は、自他ともに認める「大阪の女」(だけど出身は東海地方)という関西イズムが強めの彼女。再会の喜びもそこそこに、彼

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          あなたの得意を見つける方法

          移住するまでは都市部に住んでいた私たち夫婦。 特に私は生まれてから家から徒歩圏内にスーパーや駅がある立地に住んでいたため、自分で車を運転する必要もありませんでした。 海外にいるときは流石に運転できた方が良かったなぁと思うこともありましたが、帰国してしまえば公共交通機関で事足りるので、車で移動が必要な時はいつも夫に運転してもらってました。 しかし、四国への移住を機に初めて教習所に通い、10代の若者たちと肩を並べて免許取得に励むこと2ヶ月。それまで運転経験が皆無だからか、元々球

          あなたの得意を見つける方法

          自分ではない誰かのための旅

          母とはもうかれこれ10回ぐらい一緒に訪韓している。 今回は母のパスポートがあと3ヶ月で切れるタイミングで、もう実家の犬も老いて世話が必要だし、これからしばらく海外へは行けないだろうから更新はしないと言うので、それならば最後に思い出作りをしようと母の大好きな韓国に行くことにしたのである。 四国の限界集落に暮らしていると、海外旅行は地方空港から羽田まで飛んで成田まで移動して(もしくはそのまま羽田)からフライトすることになる。 しかし、母は大阪に住んでいるため関空から飛ぶこと

          自分ではない誰かのための旅

          うぉーーー!!自分の記事が今週のおすすめnote5選に取り上げられている・・・!! そういえば毎日割とあらゆる記録(やったこと・食事/体重・睡眠)をトラックしているので、”記録好き”冥利に尽きます!スキが増えるたびに胸がドキドキしてます。ありがとうございます!

          うぉーーー!!自分の記事が今週のおすすめnote5選に取り上げられている・・・!! そういえば毎日割とあらゆる記録(やったこと・食事/体重・睡眠)をトラックしているので、”記録好き”冥利に尽きます!スキが増えるたびに胸がドキドキしてます。ありがとうございます!

          6年ぶりの韓国で感じた変化

          先日の記事にたくさんのスキをいただき、ありがとうございました。 ムードトラッカーでも判明した、私の幸福の源泉である旅に行ってきました。今回は短期でサクッとソウルです。 アルバムを遡ってみたら、実に約6年ぶりの渡韓だったみたいです。 20年前から述べ20回近く渡韓しているので、今回の訪韓はめちゃくちゃ久しぶりでした。 この数年の間に韓国のエンタメ産業は見事に世界進出に成功し、10年前は冬ソナ一辺倒だったお土産屋はアイドルやK-POPが幅をきかせ、街中でアーティストの巨大

          6年ぶりの韓国で感じた変化

          1年間、毎日ムードトラッカーをつけてわかったこと

          [自分の機嫌は自分で取る] 芸人みやぞんさんの発言だそうですが、自戒の気持ちをこめて使う人よりも、理不尽にキレる上司や突然拗ねてしまう恋人へ「自分の機嫌くらい自分でとってクレヨン」と他者に対して使うケースが多そうな言葉。 さて、私は自分で自分の機嫌が取れているのか? それを検証すべく、1年間毎日ムードトラッカーなるものをつけ始めました。 ムードトラッカーとは、毎晩、その日を振り返って自身の気分の点数をつける、というものです。 1日の達成感はどうか、 いい気分で終われ

          1年間、毎日ムードトラッカーをつけてわかったこと

          暑さを感じにくい8月の過ごし方

          今年の夏は本当に暑かったですね。 と、言いつつ実はそんなに暑さを実感していないのは自分の生活が基本的に家から一歩も出ずに完結する傾向にあるからだと思います。 我が家は夫婦二人ともリモートワーカーで、たまに大阪や東京に出張するのですが、今月は在宅ワークにしました。(この酷暑のコンクリートジャングルにわざわざ出張するのは生産性も落ちるし、ねぇ・・・) 歩いていける場所にコンビニもないので、朝昼晩3食自炊ですし、運動は宅トレ(山の散歩は涼しいけど真夏はアブが大量発生するので歩

          暑さを感じにくい8月の過ごし方

          アボカド染めで服を作ってみた

          ものづくりが好きな私の新たな趣味として、着物のリメイクを進めていた2024年。 いくつかは形になったものの、一度洗濯しただけでボタンが取れたり、袖がほつれたりと、失敗もありました。でも自分で作った分、修繕も簡単だしサイズもピッタリだし、すでに数回着用していて、着心地も良く何十年も箪笥の肥やしだった頃を思えば第二の着物人生として上々なのではないでしょうか。 何着か作っているうちに、「自分で生地を加工してみたい」という内なる創作意欲が湧いてきてしまい、自宅でアボカド染めなるも

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          noteで初めて投稿が購入されました

          noteを使い始めて4年。初めて自分の投稿が購入されました。 これ、実は写真だけの投稿で記事が評価されて購入されたわけではないのですが、それでも初めて私が投稿したものが欲しいと言ってもらえた時は本当に嬉しかったです。なんというか「インターネットという海で自分が投稿したものが本当に届いているんだ」と実感して心拍数がやたら跳ね上がってしまいました。 私の投稿はハウツーだとかお役立ち情報的なものではなく、基本的に自分の暮らしや旅を通じて感じたことや考えたことという極めて趣味的な

          noteで初めて投稿が購入されました

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          コミュニティダイニング(写真1枚販売)

          ¥1,000

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          日本を飛び出して旅に出たくなる本〜若者よ、旅に出よう〜

          夏ですね。暑すぎて日本より緯度の高い国か南半球にでも行きたくなりますが、山のそばに暮らしていると、森の中は午前中はまだひんやりしていて、都市部に住んでるよりは幾分過ごしやすいのかもしれません。 今日は私が高校生とか大学生の頃に読んで、「旅って素晴らしい」と心底思わせてくれた本をご紹介します。今の旅のスタイルはバックパッカーとはもう呼べないけど、それでも「見た事のない世界」を求める気持ちには変わりなく、若い頃にこの本に出会えてよかったなと思える本ばかりです。 https:/

          日本を飛び出して旅に出たくなる本〜若者よ、旅に出よう〜

          大人になりたい〜突然の来客に対応できるそのチカラ〜

          大人の条件ってなんだろう。 自立した経済力、生活力、倫理観、責任感、自己理解などなど。 どれも間違ってはないけど、全部持ってたらその人は大人だけど人間としてはやや近寄りがたいだろう。ちなみに私はどれもそこそこ持っている。中程度の大人だ。いや、中人、と呼ぶべきかもしれない。 先日、大人のチカラを試される場面に出会した。それはそれは突然に。ドラクエで敵がヘ長調の音楽と画面が突然モザイク転するかのように。 その日は週末でお決まりの買い出しにバタバタと出かけたあと、片付けをサボ

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          田舎生活の革命児〜オランダ旅行で学んで持ち帰ったもの〜

          昨年の今頃はオランダにいた私たち夫婦。 大好きな博物館巡りをしたり、自転車借りて爆走したり、環境先進性を学んだり、その一方で日本の素晴らしさにも気づくきっかけになったりと本当に大満足の旅だったわけですが、もう一つ大きな学びがありました。 それは、以前noteにも書いた「田舎の草刈り問題」 この時は、共有地や町の所有地の草刈りを自治会的な集落のリソースでなんとかするって大変すぎじゃない?と集落全体の課題感を書いていたのですが、そもそもみんな自分ちが持ってる畑とか田んぼの農

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