【これが本質】夜中に覚醒して遊び続ける赤ちゃんに教えたいこと
昨日Instagramにアップしたリールに大変な反響をいただきました。
などたくさんコメントいただき、皆さん赤ちゃんが新しいスキルを習得したときの対応に悩まれてるなぁとヒシヒシ感じました。
うんうん、わかる。。
ということで今回は新しいスキルを習得した赤ちゃんにはどう対応するのがいいのかというお話です。
ポイントは以下3つです。
1 新しいスキルに慣れるのに時間が必要
寝返り、ハイハイ、つかまり立ち、歩くなど新しいスキルを習得した赤ちゃんは昼夜関係なく練習します。
そして新しいスキルにすっかり慣れるまでに数日〜数週間かかります。
赤ちゃんが習得する最初の大きなスキルは寝返りです。
そこまでにいろんなことをできるようになっていますが、
寝返りが一番目に見える成長ですね。
赤ちゃんにとっては初めて自分の力で体を動かし、
視線が変わり世界の見え方が変わる瞬間です。
楽しくて仕方ありませんよね☺︎
一方で、うつ伏せから元に戻ることはまだできないので、
そのままどうやって寝たらいいかわかりません。
うつ伏せの状態に慣れていなければそれもまたしんどいので泣いてしまいます。
親が仰向けに戻したところで、またすぐうつ伏せになるでしょう。
だって楽しいから体が勝手に動いちゃうんです。
そうやって反復練習をしていくうちに新しい体勢に慣れていきます。
親が介入することはできますが、それは根本的な解決にはならないどころか余計に長引かせることもある。
赤ちゃんが納得するまで練習練習、それを乗り越えないといつまで経っても落ち着かないので昼も夜もどんどんやらせるのがいいです。
2 夜は寝る時間だということを徹底的に態度で示す
赤ちゃんが夜中に寝返りやハイハイを練習し始めたからってずっと付き合う必要はありません。
親も寝れるんだったら寝ましょう。
赤ちゃんも満足したり疲れたら勝手に寝ます。
ここからが本質なんですが、
ってことを親が態度で示す必要があります。
これはスキルの習得期でなくても常に意識するのがいいかと思います。
低月齢の赤ちゃんでも同じことが言えて、
夜中は必要最低限の授乳とオムツ替えを済ませたら寝床に置いて親は寝ちゃえばいいんです。
優しいお母さんが多いから、あの手この手で寝かせなきゃと思っちゃうけど逆で、
できるだけ小さいうちからルールを決めてそれを教えてあげるほうが適応するのは早いです。
もし寝かせてあげるのが習慣になってる場合は新しくルールを決めてそれを徹底すれば数日でできるようになるはずです。
ただ、それには親も数日間腹を括って付き合う必要がありますね。
それについてはまた今度。
3 この時期に新しいクセをつけない
この時期は多かれ少なかれ寝にくくなります。
そして新しいクセがつくのもこの時期ですね。
赤ちゃんが寝にくくて泣いているからなんとかして寝かせてあげたい、
助けてあげたいそう思う気持ちはよくわかります!
でも赤ちゃん自身が乗り越えないと寝れるようにならないということは頭の片隅においときましょう。
例えば、自転車の練習をしていて、いくら親が後ろから押してあげても
子どもが自分でペダルを踏み出さないと乗れるようにはならないのと同じ。
親は後ろから押してあげる、倒れたら手を差し出して起こしてあげる。
それくらいの役割だと思います。
初めての経験でうまく寝れなくて泣いてヒートアップしちゃった時は抱っこで落ち着かせてあげる必要があるかもしれません。
泣いてるうちにお腹が減っちゃって、授乳も必要かもしれない。
授乳したら寝落ちしちゃうこともある。
サポートしてあげることと、親が寝かせてあげることは違います。
一時的に親の介入が必要になったとしても、本来は赤ちゃんが自分で乗り越えて、
新しい寝方を習得する必要があるんです。
もしもうクセになっちゃったよ!って場合でも大丈夫。
クセはいつからでも取れますよ☺︎
4 赤ちゃんが夜中に覚醒したらどうしたらいい?
対策は以下2つ。
寝室を徹底的に安全にする
寝たふりもしくは構わない
❶寝室を徹底的に安全にする
赤ちゃんが転倒したり、危険なものを触るのが心配だったら、寝床を徹底的に安全な環境に整えましょう。
そこをめんどくさがる人がいますが、
それが親がしてあげられる最低限のサポートだと思います。
どっちにしろハイハイで動き出したらいろんなものをさわれないようにする必要がありますので、遅かれ早かれやるんだったら早いほうがいい。
赤ちゃんの寝室は親が熟睡してしまっていても安全にして奥のがベストですが、
難しければ赤ちゃんだけ安全になるようにサークルなどで囲って場所を確保しましょう。
その点ベビーベッドは組み立てるだけ部屋が散らかってても安全な空間が作れるので重宝します。
❷寝たふり、もしくは構わない
先述しましたが、赤ちゃんが夜中授乳でもないのに起きて動き回っていても一晩中付き合う必要はないし、むしろそれをしていると親が構ってくれると期待しちゃうのでお互いのためにできるだけ構わず寝ちゃいましょう。
ハイハイできる赤ちゃんが上に乗ってきて困る場合は、これも赤ちゃんと親の寝床を分けるのがいいでしょう。
もしどうしても放っておけない場合は、できるだけ目も合わせず、声かけも低いトーンで最低限にしましょう。
赤ちゃんは親に構ってもらえると嬉しくなっちゃいますので。
まとめ
赤ちゃんが新しいスキルを習得して寝れなくなるのは悩ましいことですが、まずは赤ちゃんの成長を喜んであげてくださいね☺︎
そして赤ちゃんのためにあの手この手を尽くしてあげているご両親はとっても赤ちゃん思いです。
それが間違っているということはありませんが、もし辛い、しんどい、変えたいと思う場合はいくらでも変えれることを知っていてください。
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