おしゃぶりは上手に使うと最強のパートナーになる話【実際クセになったけどやめれた話】
とよくご相談を受けますが、全くもって罪悪感を持つ必要はありません。
おしゃぶりは赤ちゃんの眠りをサポートする最強のパートナーです。
理由は以下3つ。
SIDSの予防
赤ちゃんの吸いたい欲求に応える
赤ちゃんが自力で寝る形に近い
①おしゃぶりはSIDSを予防する効果がある
米国小児科学会は2005年に就寝中のおしゃぶりを使用した場合、乳幼児突然死症候群の発症が少なかったと発表しています。
日本の小児科学会と小児歯科学会はSIDSとおしゃぶりの関係には言及していないが、先進国アメリカのきちんとした機関が発表している事実なので、もし周りにおしゃぶりをとやかく言う人がいれば、
ドヤ顔で最近の研究ではおしゃぶりは乳幼児突然死症候群の発症を防げると言われてますよ!と言ってあげればいいと思う。
②赤ちゃんは吸うと落ち着く
赤ちゃんには吸啜反射という生まれながらの反射があり、口に入ったものを無意識に吸います。生まれた瞬間から赤ちゃんが母乳を飲むことができるのもこの反射のおかげです。
そして母乳を飲みながら赤ちゃんが寝てしまうように、吸う行為は赤ちゃんを落ち着かせ眠りに誘います。
ずっとおっぱいを吸わせてあげられればいいですが、お母さんもそんなに暇じゃないし、自分も休みたいですよね。
そんな時はおしゃぶりの手を借りるのがいいです。
③赤ちゃんが自力で寝る形に近い
そういうご相談をよく受けます。
では抱っこで寝るのは癖になっていいのでしょうか?
結論は抱っこよりもおしゃぶりの方がセルフねんねに近いし、辞めるのも簡単です!
赤ちゃんが自力で寝るセルフねんねがねんね界の最上級だとしたら、
親が介入するねんね(抱っこや授乳)は親が関わっている分辞める時に精神的なダメージが大きいです。親は相当な覚悟がないと罪悪感に駆られて挫折してしまうことが多いです。
それに比べておしゃぶりやバンサーなどは親が直接介入していない分、辞める時の抵抗が少ないし、やめてみたら意外といけたということも多いです。
赤ちゃんがなかなか寝ない、落ち着かない時は抱っこや授乳に行き着く前におしゃぶりやバウンサーで揺らしてみるというワンクッションを挟むとそれで寝てくれる可能性は高いので試してみる価値はあります。
④おしゃぶりを上手に活用して最強のパートナーにしよう!
ここまではおしゃぶりのメリットをお伝えしました。
ただデメリットもあるのがおしゃぶりなので上手に使って味方につけましょう。
上手な使い方のポイントは以下3つです。
母乳に慣れてから使用をスタートする
2歳までにやめる
使用する時と場合を限定する
❶新生児の頃は母乳に慣れてから使用する
新生児は母乳を吸うこともまだまだ練習中です。
そんな時におしゃぶりが登場するとお母さんのおっぱいとおしゃぶりで吸い方が違うので混乱してしまいます。
産院で母乳の与え方の指導をしっかり受けて、大小判をもらえたら使用をスタートしましょう。
新生児のうちは赤ちゃんが欲しがるたびにおっぱいを与えていていい時期です。
この時期だけはおっぱいが癖になっていい唯一の時期だと思っておっぱいの練習をさせてあげましょう。
❷乳歯が生えそろう2歳頃までには使用をやめる
歯並びへの影響を心配される方が多いですが、2歳頃までにやめれば影響はないといわれています。
1歳以降は夜間の使用だけにしましょう。
心配であれば歯が生えてきたら定期的に歯科検診を受けて、おしゃぶりを使用していることを伝え、影響が出てきたらすぐに指導してもらえるようにしておきましょう。
❸使用する時と場所を限定する
第一子が0才の時、何にも知らなくて起きてる時も泣いたらすぐにおしゃぶりを与えていました。おしゃぶりのホルダーを買って体にくくりつけてました。
そしたらおしゃぶりが入らない時は自分で吐き出して、欲しい時は自分でまたくわえるようになったんです。もうそうなったら一日中吸ってるんですよね。
(それでもおしゃぶりやめると親が決意して与えなければ1日でやめれました。)
おしゃぶりに抵抗がある方は周りの目が気になるという場合も多いと思います。
自宅の寝床の中だけと決めていれば他人に見られることもないし、常時使用してるわけじゃないのでクセになる可能性も低くできます。
おしゃぶりを上手に使うコツは、
これさえ守ればおしゃぶりを最強の寝かしつけパートナーにすることができますよ。
おしゃぶりを使うことに罪悪感を持っていたママさんはぜひサクッとおしゃぶりを買っちゃいましょう!
新生児〜生後2ヶ月までの赤ちゃんを育ててる方にはこちらの記事もおすすめです!
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?