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はぐくみ・うまれ・そだつ No.117"不思議なお話"
前回はこちら↓
六女ちゃんが飛び立ってから・・・あっという間に44日。
ここの所、ふいに涙が滝のように溢れてくる・・・。とめどなくあふれてくる涙をタオルで拭いながら過ごす。
なんでこんなに溢れてくるんだろう・・・。今まで、こんなになったことは一度もなかった・・・。
感情を味わう事の大切さは知りつつも・・・コントロールする方法が染みついていた私はなかなかパパさんたちみたいに素直に出せていなかった。
よもや、そのフォローに入っていたりする。
それがここ数日、このありさま・・・。さすがに泣きすぎてヘトヘトで胸周りの筋肉が痛い・・・。
そこにパパさんからの電話がきた。
「もしもし?今、何してる?」タイミングが良すぎる・・・。
「・・・ただいま・・・号泣タイムでして・・・泣いてます。なぜかわからないけど・・・。」
「そっかぁ、やっぱり・・・。こっちもポロリとさ、涙が出て・・・。まだまだ、寂しいね・・・。慣れるもんでもないけど・・・。身体が見えないだけで在るのはわかるけど。でも、良かったね。これまで抑えてきたものがすべて溢れ出しているんだろうね、みきさんの場合。ほら、この間さ、波動調整かけてたじゃない。ストレスのケアー。」
「あっ、かけていた・・・。極度のストレス。喪失。抑圧した感情って出ていたね・・・。」
「でしょ、だとしたら・・・感じきったらいいんじゃないかな?素直にさ。泣くのは最高のお薬かもよ?今の僕たちには。」
「・・・そうかも・・・なんで泣いているかわからないくらいだけどね。」
それからたわいのない会話をして電話は切れた。
それからしばらくその涙のバイブレーションを味わっていた・・・。するとフッと心が軽くなった。
うつむいていた顔をあげると金粉が周りに飛び散っていた・・・。子どもの頃によくあったティンカーベルの粉みたいだった。
ふっと背中から抱きしめられる感触。六女ちゃんのぬくもりだった。
「いないいないいない・・・・・ばぁ・・・。」のことばが聞こえた・・・。
・・・振り返ると姿はない・・・。
そうね、目には見えないけど六女ちゃんの存在は確実にあるんだよね。ここ数年、勉強していた量子物理がここにつながってくるとは・・・不思議。
「さぁ、たっぷり泣いた。顔をあげよう。おいしいご飯を作るね。」
今日の晩御飯はちょっと涙味のムアンバ。おいしくいただきました☆
不思議な波動調整器のおかげ?でいっぱい泣けました。おかげで今日はスッキリ眠れそうです。
次につづく・・・
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