指差しコミュニケーションシート
絵本『もうどうけん ふりふりとまり』
(幻冬舎エデュケーション・セアまり・さく・はまのゆか・絵)で
コンビを組ませていただいた視覚障がい者のセアまりさんが、
(セアまりさんを取材させていただいた記事は、>>コチラ)
補助犬のイベントに出演されると聞いて、
お伺いしたのが、5年前。
そのイベントにお伺いした際、
手話が学べるワークショップが開催されていました。
子どもと一緒に、自分の名前や色を表す手話表現をその時に習い、
お土産に指文字表をいただきました。
『ピンク』は、桃の形を両手で表してフリフリ。
『赤』は、人差し指を伸ばし、口紅をひくような動き。
『青』は、手のひらをアゴから頬にそわせるように動かす表現で、
「ヒゲを剃った後は青い」からきているのだそう。
そんな成り立ちや実際に手を動かしてみて、
「手話っておもしろいね」と、子どもと盛り上がりました。
子どもと少しずつ手話を覚えようと思っていた矢先、
2人目が生まれ…
バタバタする日々を過ごすうち、手話からは遠のいていってしまいました。
が、2人目が1歳になった年、とある方との出会いがありました。
その方と手話でお話できたら、と一念発起。
昨年から、手話を習いはじめたのでした。
手話を習いはじめ、
ろう者の方々の文化や手話の奥深さを知りました。
(手話は手だけで意思疎通をしていると思っていたら、
そうじゃなかった!この話は長くなるので、割愛)
また、ろう者の方々の文化を知るにつれ、
文化の違いを理解することは大切だなぁ、と、思う日々です。
そんな中、
『指差しコミュニケーションシート』というものがある、ということを知り、
作ってみました。
『指差しコミュニケーションシート』とは、
お店の店頭などで、ろう者の方とお店の方が、
シートを指差しながら支払い方法などを伝えあえるものです。
手術や病気で声が出せない、出ない方にもご活用いただけると思います。
よろしければ、下記から無料でPDFデータがダウンロードできますので、
お店をされているみなさま、お店でご活用いただけると幸いです。
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