はいはいしない【新常識】簡単にはいはいをさせる方法とは?
赤ちゃんがハイハイしなくて不安になりませんか?
・ハイハイせずにお尻でズリズリ移動する
・ハイハイさせようとしてもつかまり立ちしてしまう
・ハイハイをしなくても大丈夫と小児科の先生や検診の先生に言われるけど不安 など
ハイハイしないまま立ってしまうのは問題なのかなと不安になりますよね。
今までは、ハイハイしなくても問題ないという考えが一般的でした。ハイハイしなくて大人になって健康に過ごしている方も多いですし、赤ちゃんの発達は個人差が大きいとされています。また、今の子育ての情報は、ママやパパが不安にならないように、多少のことがあっても安心させることを優先する傾向があります。
ネットの情報をよく見てみると、赤ちゃんの発達に関して、
問題ないと「されています」とか、「言われています」というあいまいな表現がほとんどです。
まだわかっていないのが現実なんですね。
では、赤ちゃんの体幹と最新の脳科学の視点で見ていくと、どうでしょうか?
ハイハイした方がいい です
赤ちゃんはあおむけ、寝返り、ずりバイ、ハイハイ、というような成長過程を経て立ち上がりますよね。
なぜ、このプロセスがあるのでしょうか?
それは、すべて立ち上がった後に色々な動きができる準備のためです。
ですから、発達を飛ばしてしまうということは、その飛ばしてしまった動きをするためのトレーニングが不足してしまっているということになります。
ハイハイをしなくても生活はできるのですが、運動が苦手とか、転んでけがをしやすい、姿勢が悪くなるなど影響が後からでてきます。
こちらの写真をご覧ください
今、ぞうきがけができない子供が増えているのをご存知ですか?
両手で身体を支えることができなかったり、腕と足の力をうまく連動させる体幹が育っていないからなんです。
今の時代、ぞうきんがけなど必要ない
自動掃除機が掃除してくれる。
と思った方もいますよね。
確かに、ぞうきんがけができるできない というスキルの視点で見ると、必要ないかもしれません。
ここで見て欲しいのは、もっと本質の部分。身体の体幹です。
体幹が弱いと姿勢が悪くなります。姿勢が悪いと血流に影響を与えます。疲れやすく、集中力も低下します。また、子どもでも腰痛に悩まされたりします。
最近の脳科学では、体幹の強さと脳の司令塔である帯状回という部位が連動していると考えられています。体幹が強いと不安や怒りをコントロールしたり、物事の取り組むやる気や情熱につながります。
できるリーダーは姿勢が良いと言われますが、体幹が強く脳にもプラスの影響を与えているからなんですね。子どもたちは成長するにしたがって、お勉強やスポーツなど習い事をするようになると思います。その際には、子ども自ら主体的に取り組んで欲しいですよね。
ぞうきんがけというスキルは必要ないかもしれませんが、体幹という視点で見ると、ハイハイも必要だと思いませんか?
では、ハイハイをしない場合、どのように解決していけばよいか。
それは、ハイハイしかできない環境を作り出すことです。
例えばテーブルの下をハイハイでしか通れないような遊びを用意したり、
つかまりだちができない環境を作り出したりすることで、ハイハイするしかなくなるんですね。
単純なことですが、多くの赤ちゃんがこれで改善しています。
リカバリーのための環境作りは色んな方法で家庭の中で工夫されていますよ。こそだての学校では、家庭での環境づくりのアイデアが動画でたくさん紹介されています。
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