夜泣き対策①ゆがみ【新常識】
赤ちゃんの夜泣きは原因不明で、親が「我慢するもの」が常識でした。実は夜泣きは赤ちゃんからのSOSで、きちんと改善してあげれば親は我慢しなくて良いのです。
赤ちゃんの夜泣きで困っていませんか?
・ママもパパも寝られない
・夜になるのが怖い
・赤ちゃんの生活リズムを整えても効果がでない
・先輩ママや助産師から我慢すれば終わると言われる
実は赤ちゃんの夜泣きははっきりとした原因がわからないと言われているんですが、私が見てきた中で、ほとんどが「ある原因」だったんです。それを改善していけば、夜泣きもなくなっていきました。
それは、身体のこわばりと歪み
赤ちゃんは夜泣きを通して、身体が不快だよ〜、辛いよ~とSOSを出していたんです。
赤ちゃんは出産時、まさに命がけで生まれてきますよね。その影響で生まれてきた後にこわばりがある場合がほとんどなのですが、それは通常、授乳の時の吸啜動作(吸う時の動き)で解消されます。しかし、現代では吸啜動作もうまくできないくらいこわばりが強く残ってしまっているんですね。
それがこわばりだとはほとんどの人が知らないので、赤ちゃんの身体が緊張状態のまま過ごしているケースも見受けられます。
さらに、抱っこされる体勢や寝かせる体勢などによって、さらにこわばりが強くなったり、身体への負担もだんだんと蓄積されていき、しっかりと寝られない状態が続きます。このような場合は便秘になってしまう子も多く見受けられます。
では、赤ちゃんの身体のこわばりと歪みが解消されず、体幹が育たないとどうなるか?
うつぶせを嫌がっていますよね。
通常、このような状態だとうつぶせが嫌いなのかなと思って座らせてしまうのではないでしょうか。
すると、そのまま寝返りをしない ずりばいやハイハイをしない などが多く起こっています。
これは、赤ちゃんの頃の発達を阻害してしまう可能性があります
赤ちゃんの身体の発達は順を追って少しずつ体幹が鍛えられていきます。夜泣きのサインの頃から、赤ちゃんも身体が不快だよ〜と泣きながら我慢してきた。ママも夜泣きは一過性のものとして捉え我慢してきて、その結果、必要な発達段階を全て経験することができなかったことで、体幹が育ちにくかったんです。言ってみれば、こわばり、ゆがんだまま次の段階にいってしまっているんですね。
ママパパはお子さんが他の子のように上手に身体が使えないことで、運動神経が悪いのかなと思ったり、お子さん自身も、身体が使えないことで自信を失ってしまう悪循環になってしまうこともあります。でも、大丈夫です。いつからでもリカバリーできます。
こちらをご覧ください
たくましい遊びをしていますね。しっかりと体幹が育ち、外で遊ぶのも積極的です。身体も脳も刺激が多くよい影響がでてきます。この子は生まれてから正しい姿勢で育ち、夜泣きもほとんどありませんでした。こそだての学校で学び、適切な親のサポートがあったんです
このように赤ちゃんから幼児期まで大きく差が出ますし、言ってみれば、赤ちゃんの頃の過ごし方は一生の土台となり、その後の人生に影響をしてしまうので、赤ちゃんからのSOSを受け取り、解決してあげたいですよね。もちろん、リカバリーできますので、ご安心ください!
では、夜泣きのサインを見逃さず、体幹を整える方法についてです
これで多くの方の夜泣きが解消されています
それは
「Cカーブ」
赤ちゃんがぐっすりと寝て、身体の緊張をとりのぞき、成長しやすい姿勢です。
では、赤ちゃんをCカーブにする方法については次の
夜泣き対策②ぐっすり眠るCカーブベッド でお伝えしますね。