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「ボール遊び」出来る場所が少ない問題。


梅雨と言っても「外遊び」ができる日が結構ありますよね。
やはり「室内遊び」だけでは、子どもの欲求を満たせないです。


子どもは風の子元気な子~!とは良く言ったもの。
ゲーム三昧だったり習い事だったりで、自分の子どもの時と比べると外で遊ぶ子が少なくなった…と老害の鏡みたいな事は申しません。

ただ「外遊び」が子どもの成長に欠かせないのは、今も昔も変わらないでしょう。

そして外で何して遊ぶ!?となると、男の子の場合、まず候補の一番手に上がるのは「ボール遊び」ですかね。

しかし…東京近辺だけの話かもしれませんが。

「ボール遊び」が出来る場所がホント少ないんです!
しかも場所があってもメッチャ狭い!!


千代田区とか中央区とか港区とかの都心部ならいざ知らず。
私の生まれ育った東京下町地区には、公園の規模は大小さまざまですが、割と点在しています。

でも「ボール遊び」はまず禁止です。

…ではドコで出来るのか?

それはネットに囲われた、こじんまりとした場所。
多くはバスケの3on3がやっと出来るかな~位の広さの場所です。


小学校の校庭でも、50m走のラインを直線で引けない場所が結構ありますので、まぁ狭いのはしょうがない。
でも数が少なすぎるのですよ~「ボール遊び」できる場所の数が。

そうなると何が起こっていると思いますか?

そう!
サッカー・野球(キャッチボール含む)・バスケ等々の多種競技が、狭い場所にひしめき合い、大人から子どもまで、それぞれの時間が流れているんです。

そして時には譲り合い、時には混ざり合い即興チームが出来上がり、ひとつの競技が繰り広げられたりもします。

あれ?なんかメッチャ平和じゃないですか!笑


いやいや、そうではなくて、危ないんですよ。
この前なんか小学校高学年の少年が、本気のシュートをバンバン蹴っていて、私の脳天スレスレをかすめていきました。

コラコラ少年よ!と。
小さい子もいるんだから、周りをみてお兄さんらしくしなさいよ!と。

少年は言いましたよ、ごめんなさい!と。
そしたら一緒にいた小1の息子にサッカーを教えはじめたのです。

なんだ!メッチャいい子じゃないですか!笑


よくよく見ると、ぞれぞれのゾーンがあり、そこに別のゾーンからボールが転がってきたら、遊びを中断してボールを返してあげてるし、少~しづつゾーンをスライドしながら、お互いの競技を干渉しないように気遣っている。

またネットの外を見ると、順番待ちなのかそうではないのか。
何となく過ごしていたりして、ある程度の時間が経過したら、選手交代で入れ替わるサイクルが出来ている。

ほうほう。なんて優しい世界なんだろう!笑


子ども達が遊んでいる姿がない公園。
一時期そんな話がありました。

確かに人生の先輩方しかいない公園もあるにはある。
ただ老若男女問わず、上手くサイクルが回っている場所の方が多いな~と息子と公園難民(笑)をしていると感じます。

子どもだけの世界になると、また別の空気が流れて、大人の私がいることで微妙な距離感があるだけかもしれませんけどね。


その空気感を経験するのも、息子にとっては良きことだと思って、これからも息子との「外遊び」を楽しもうかな♬と思います。



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