【過去記事_2020.3.9】
大伸社グループの株式会社mctは、2年前から場所と時間を自由に選択できる「Activity Based Workingとフレックスタイム制」という働き方をしています。
固定の場所に縛られず、オフィス、自宅、外出先などその時に適した場所で、固定の時間に縛られず、仕事と生活のバランスを取りつつ、適した時間で柔軟に仕事ができるので、働きやすいと社員から好評です。
ワーク・ライフ・バランス、生産性向上、通勤ラッシュの負荷軽減など様々な効果が出ていますので少しご紹介します。
mctの東京勤務のYさん(男性)は、奥様とふたりの子供(10歳長男、2歳長女)の4人家族。
プライベートは「野球」が大きく占めているそうです。中学から大学まで野球をしていたYさんは長男が所属する少年野球のコーチをしていて、土日は朝から夕方まで子供たちと過ごす。
平日も早く帰れたら、長男とバッティングセンターに行ったり、キャッチボールをしたり・・・。
また、職場近くの神宮球場へ野球観戦に行くことも。
日中、長男から「今日は何時に帰れるの?」とよく連絡があるそうです。
きっと、パパとのキャッチボールが楽しみなんですね。
Yさんの働く時間は日によってバラバラ。仕事の状況によって柔軟に変えているそうです。
訪問先への時間に合わせて、その前にカフェで仕事をしたり、子供が寝てから夜に仕事をしたり。
仕事はやるときはやる。
「自分の中のスイッチが入ったら、集中してやるんです。」
職場では管理職であるYさんは、メンバーとの社内コミュニケーションに気をつけていて、リモートワーク中は、チャットやWEB会議で密にコミュニケーションを取って、オフィスにいる時は、お互いが話しやすいように、対面ならではのコミュニケーションを大事にしている。
「会議は一方的にならずお互い言い合えるようにしたいし、オフィスはもっと話しやすい空間にしていきたい。」
会う時間が少なくなったからこそ、会えている時間をもっと有効にしていきたいのですね。
時間は決まっていませんが、みんなオフィスには来るそうで、オフィスにあまり行かないのはチームの流れがわかりづらくなる不安もあるようです。
最後に・・・。
mctの自由な働き方に対して、Yさんの実感は
「家族と接する時間を多く持てますし、他のお父さんと比べても、自分は恵まれた環境で、いい働き方ができていると思います。」
と満足そう。
「家事は人並みしかやれてません・・・」
と奥様に申し訳なさそうでしたが、子育てについては最高のお父さんですよね。
野球を通して長男と友達同士のような時間を過ごしたり、地域の子供たちに対してもYさんの育成貢献は大きいと思います。
Yさんの話から感じたのは、1日24時間を仕事とプライベートではっきり区切らず、どちらもYさんの中でバランス良く行き来しながら、毎日を充実させられているのだと思いました。
夏休みのある日のこと。
自宅近くのカフェで、Yさんは仕事、長男は宿題。
・・・こんな日もあるそうです。
ほんと友達同士のようで、微笑ましい親子ですね。