2人目の育休復職から半年経って思うこと。
記憶が飛び飛び、あっという間の半年間。
第2子が生まれ、1年間の育休を経て元の会社に復職し、働き始めて半年が経つ。
仕事や環境にもよるが、私の場合は復職から約半年で、やっとこれまでのことを振り返ったり、それをブログを残そうという気持ちの余裕が出てきた笑 因みに第1子の時は確か3ヶ月位で慣れた記憶がある。
第1子の復職時はコロナ禍で特殊な環境だったゆえ、比較が難しい部分もあるけれど、母業との両立の大変さは子供1人と2人で全く違った。
今感じていることを、箇条書きで。
復職時に転職しなくてよかった
フルタイムで復職したけど時短に切り替えてよかった
ママの心の余裕が子供達の心も安定させる=世話がちょっと楽になる
やっと先のことを少し考える余裕が出来てきた
ズバリ先のこととは、1年半後の上の子の小一の壁について
この記事では、1. についての詳細を。
1、復職時に転職しなくてよかった
なぜかというと、実際に復職してみたら想定外なことが沢山あったから。
一つは有給を思った以上に消費すること。びっくりする位に最初の半年でほぼ無くなった笑
復職前と後で想定外だったのが、下の子の体力と免疫力。上の子と同じ想定でいたら、そんなことは全くなかった。同じ親から産まれた兄弟でも、体力、免疫力、驚くほど違う。
育休期間は、旅行やら人混みのレジャー施設やら連れ回しても殆ど発熱や体調不良を起こさなかった息子。これが保育園入園直後から、発熱、感染症、目やに(結膜炎の可能性があり、感染の恐れがあるため診察してきてくださいと電話が来る。迎えに行くと超元気。涙)、登園前に椅子から落ちて怪我(これは私の不注意だが、週5朝ワンオペして2人の子供を見てるともう100%完璧には監視できない)、などなどバリエーション溢れる理由で傷病休暇&有給休暇申請。
以上が大きな想定外で、一度フルタイムで復職したものの、会社に相談し時短勤務に急遽切り替えさせてもらったり、出社回数を減らしてもらったり。多くの配慮をしてもらった。後出しの相談で会社に対しては大変申し訳ない気持ちだったが、家庭を守るためにそれしかなかった。
もし転職していたら、新しい職場、新しい同僚にマネージャーに気を遣ってここまで働き方を家庭優先にする勇気が出なかったかもしれない。そして自分が潰れてしまっていたかもしれない。
今改めて思うが、パパに務まらない役目がママにはある。
もはや生物学的なもの?だってママから産まれてきたし。
(全世界のパパさん、ごめんなさい。そうでない家庭もあるかと思います。あくまで我が家のパターン)
パパも一生懸命頑張ってくれている。
それでも最後はママ。一番はママ。それが日々伝わるから、
私も常に子供達の心の安全基地でありたい。
そうであることで、保育園にも笑顔で登園してくれる。
担任の先生も言っていた。
「xx組の保護者の皆さんは、子供達の心の安全基地を家庭できちんと作ってくれているから、園でずっと泣いていたり不安定になる子がいない、素晴らしい」と。
実際に、子供にこれほど手がかかるのも今だけ。5-6年もしたら手も繋がなくなって、お友達とばかり遊ぶようになる。こんなにママにべったりしてくれるのは今だけ。赤ちゃんらしい匂いや感触を満喫できるのも今だけ。そう考えたら貴重にも思えてきて、満喫しておこう、と思っている。勿論こんなキラキラした想いでいる時はほんの一瞬で、1日のうち大体時間はイライラしたり焦ったり疲れ果てて脳がフリーズしているので皆様ご安心を。笑
因みに子供がスムーズに登園してくれることで、母のストレスはかなり減る。時間通りに出勤できる安心感。←これ超重要。「ママもう行かなきゃいけないの!早くして!!!」って鬼の形相して叫ばずに済む
仕事の融通を効かせる
↓
自分の心の余裕を作る
↓
子供の心の安全基地を作ってあげる
↓
自分のストレスを最小限に減らす
↓
家族みんなハッピー
だから、私は転職せずに今の会社にお世話になって良かったと思っている。
会社のメンバーには心から感謝していて、今の環境下でできる限りの貢献はしたいと思っている。が、無理はしない!と自分に常に言い聞かせてる。みんなのため、自分のため。
私の勤める企業では、育休からの復職は私が初めてのケース。
次の人が続きやすいように自分が道を作る!位の気持ちで居ていいと思っている。そうしていかないと、日本で子育てをする人は居なくなってしまうかもしれないと思っている。自分の周りでも、「海外の方が子育てしやすい〜!」と、会社を辞めて、移住していった友人が何人かいる。私はキャリアを積みながら子育てをしているこの背中を、子供にも誇りを持って見せたい。
それが受け入れられない企業は、この先発展しないと思って、いつまでもしがみついて自分をすり減らす必要はないかもしれない。
本当に働き続けるのが難しければ、子供が少し大きくなってから、と割り切ってもいいのかもしれない。自分の心身の健康より大事なものはないから。自分自身のためにも、子供にとっても。
有難いことに、会社のメンバーは温かい理解の上一緒に仕事してくれている。子供を持たない同年代も多い。自分が経験していないことに理解を示すって実はとても難しい。でもそれができる素晴らしい同僚がいることに感謝している。子育てだけじゃない。私たちの世代は親の介護など他にも家族の事情を持つ人が多くいる。そんな時に自分も受け入れる心と理解を持って関わりたいと思う。そういう温かい連鎖が社会に広がればいいなと思う。私の勤める会社は外資系ですが、海外の多くの企業では、仕事よりファミリー、が普通です。綺麗事言って、と言われるかもしれないけど、これが普通にならないといけないと思う。
熱いことを語ってしまったが、復職して、やりづらい事苦しい事があれば、自分のためだけじゃなく、これから子育てをしていく人たちのため、もっと大きく言ってしまえば自分の子供達の世代が子育てしやすい社会になっていくためにも、どんどん周りに相談してやりやすい道を作っていけばいいと思う。
ちなみに私はいち会社員なのでこんな呑気な事を言っていられるが、ママさん経営者の方々には本当に頭が上がらない。自分が担当しているお客様の中にもいらっしゃるが、従業員の生活を守りながら、会社を守って、家族を守って。凄いという言葉では片付かないほど。尊敬の念しかない。
最終的には、自分が何を大切にしたいか!私はいち会社員として、社会の役に立ちながら、子どもとの時間と自分の心の余裕を大切にしたい。