家づくりのSTEP シリーズ⑥地盤調査と地盤改良工事
こんにちは、株式会社HARMONYの山本航聡(やまもとこうそう)です。家づくりにおいて「地盤調査と地盤改良工事」は、住まいの安全性と耐久性に関わる重要なステップです。特に日本では、地震や豪雨などの自然災害も多いため、地盤の強度を確認し、必要に応じて地盤改良を行うことが欠かせません。この記事では、地盤調査と地盤改良の流れ、工法の種類、HARMONYが提供するサポートについて詳しくご紹介します。
1. 地盤調査の重要性
地盤調査の目的:地盤調査は、建物を建てる土地の地盤の強度や性質を把握するために行います。地盤が不安定なままだと、建物が沈下したり傾いたりするリスクがあるため、安全な家づくりのためには地盤調査が必須です。
基礎設計に基づく施工:調査結果に基づいて適切な基礎の設計が可能になります。例えば、強固な地盤の場合は標準的な基礎で問題ありませんが、軟弱な地盤では補強が必要になります。
2. 地盤調査の方法
スウェーデン式サウンディング試験(SS試験):住宅地の調査によく用いられる方法で、地盤の深さや硬さを測定します。
表面波探査法:地面に振動を与え、その振動の伝わり方を測定することで、地盤の強度を判断します。迅速で広範囲の調査に適しているため、広めの敷地を調査する際に用いられることが多いです。
ボーリング調査:建物が大規模な場合や、地盤が非常に軟弱な場合に使用される方法です。地中を掘削して直接サンプルを採取し、地層や土質を確認しますが、一般住宅での使用は少ないです。
3. 地盤調査の流れ
調査準備:まず、建設予定地の状況や周辺地域の地盤データを収集し、調査方法を決定します。地域の地形や土質も確認し、最適な調査計画を立てます。
現地調査:決定した調査方法に基づき、地盤の調査を実施します。調査は通常1日程度で完了し、結果は専門の解析機関で分析されます。
調査結果の説明:地盤の強度や必要な地盤改良の有無が報告書としてまとめられ、お客様にわかりやすく解説します。
4. 地盤改良工事の必要性
地盤調査の結果、地盤が弱いと判断された場合は、建物を安定させるために「地盤改良工事」を行います。これにより、建物の沈下リスクや傾きの問題が回避され、安全な住まいを実現できます。
5. 地盤改良工事の方法
表層改良工法:2メートル程度の浅い地層をセメント系固化材で補強する工法で、比較的低コストで済みます。地盤の浅い部分のみが軟弱な場合に適しています。
柱状改良工法:地中に柱状に固化材を注入し、深さのある支持層を作る工法です。支持力が強く、軟弱な地盤でも建物をしっかりと支えられます。
鋼管杭工法:支持層が深い位置にある場合に、鋼管を地中に打ち込んで支持層にまで到達させる工法です。耐震性も高く、大規模な建物や軟弱な地盤に適しています。
6. 地盤改良工事の流れ
工事計画の立案:地盤調査結果を基に、最適な改良工法を決定し、施工計画を立てます。
施工:選定した工法で地盤改良工事を行います。通常、1週間程度で工事が完了しますが、工法や現地条件によって異なることがあります。
完了後の確認:改良工事が適切に行われたかを確認し、最終的なチェックを行います。HARMONYでは、工事完了後の確認を徹底し、安全性を確保しています。
7. 地盤改良工事にかかる費用と注意点
費用の目安:工事費用は、工法や地盤の条件によって異なり、数十万円から数百万円かかる場合があります。
近隣への配慮:工事により振動や騒音が発生するため、施工前には近隣住民への説明や挨拶を行い、トラブル防止に努めます。
HARMONYのサポート内容
HARMONYでは、地盤に関する安全性とお客様の安心を第一に考え、以下のサポートを提供しています。
地盤調査とわかりやすい説明:専門機関と連携し、地盤調査を実施。報告書の内容もわかりやすくご説明し、工事の必要性を丁寧に解説します。
最適な地盤改良工法の提案:お客様の予算や住宅プランに合わせた改良工法を提案し、安全で安心できる住まいづくりをお手伝いします。
20年保証:HARMONYでは、引き渡しから20年間、地盤に起因する不同沈下などの地盤事故が発生した場合、修繕費、調査費、訴訟費などを最大5,000万円まで保証しています。長期にわたり安心して住んでいただけるようサポート体制を整えています。
地盤調査と地盤改良工事は、住まいの安全性を左右する重要なプロセスです。HARMONYでは、長期にわたって安心して住んでいただけるよう、地盤の調査から改良工事、保証までしっかりとサポートしています。三重県で新築をご検討中の方は、ぜひHARMONYにご相談ください。
株式会社HARMONY
山本航聡(やまもとこうそう)
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