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家づくりの間取りの決め方!失敗しないためのポイントと便利な工夫


こんにちは、株式会社HARMONYの山本航聡(やまもとこうそう)です。家づくりを進める中で、間取りの工夫は毎日の暮らしをより快適にしてくれる大切な要素です。家族の動線を考えたレイアウトや、収納の配置、将来を見据えた間取り設計など、失敗しないためのポイントと共に、日々の生活で「あると便利」な工夫もご紹介します。ぜひ、理想の住まいを叶えるための参考にしてください。



家づくりで失敗しない間取りの決め方

1. 家族の動線を意識する

【家事動線を最適化する】
家事動線は、洗濯・料理・掃除など、家事を行う際の移動のしやすさを考慮した間取りです。例えば、キッチンから洗面所・浴室までを近くに配置すると、日々の家事がぐっとラクになります。さらに、洗濯機の近くに物干しスペースを確保すると、洗濯をして干すまでの動線が短くなり、効率的に家事が進められます。

【生活動線をシンプルに】
家族が日常的に使う動線をシンプルにしておくと、住み心地が向上します。玄関からリビングへのアクセスが直接であったり、収納スペースが動線に沿って配置されていると、物の出し入れが簡単で暮らしやすいです。家族の動線を意識した間取りが、快適な生活を支えます。


2. 採光と通風を考慮する

【窓の配置で自然光を取り入れる】
日当たりを考慮した窓の配置は、室内を明るく保つために重要です。リビングやダイニングは日中に光が多く入る南側に配置すると、自然光で明るく過ごせます。また、北側に窓を設けると安定した明るさが得られ、夏場も涼しく過ごせます。

【風通しを意識する】
風の通り道を作ることで、室内が快適になります。南北に窓を配置することで風が家全体に行き渡り、特に夏場は冷房効率が高まります。家の向きや周囲の建物も考慮しながら、快適な通風を実現しましょう。


3. 収納スペースを十分に確保する

【収納の場所と種類を工夫する】
玄関には靴やコートを収納するシューズクローク、キッチンには食品や調味料を整理するパントリーを設けるなど、各場所に適した収納スペースが必要です。また、ウォークインクローゼットや階段下収納といったアイデアで、デッドスペースを有効活用し、すっきりとした空間を実現しましょう。

【使いやすい位置に配置】
家族全員が使う収納はリビングや廊下に設けると便利です。共有スペースにまとめることで、各部屋がすっきり広く保てます。


4. 将来の変化に対応できる柔軟な設計

【ライフステージに合わせた設計】
将来、子供が成長して一人部屋が必要になる、両親を迎え入れるなど、家族構成の変化に対応できるよう、間取りを工夫しましょう。例えば、広めのオープンスペースにしておき、将来的に間仕切りを設けるなどの対策が考えられます。

【可動式の間仕切りを活用】
可動式の間仕切りや収納で部屋を分けると、家族のライフスタイルの変化に柔軟に対応できます。成長する子供部屋や趣味のスペースとして、家族の成長に合わせた使い方が可能です。


あると便利!暮らしを快適にする間取りの工夫

【洗濯動線を短縮する洗濯スペース】

洗濯機・干し場・収納がワンラインでつながる「洗濯室」を設けることで、洗濯動線が効率化されます。乾いた洗濯物をすぐに収納できるため、家事負担を減らせます。

【2WAY玄関で帰宅動線を効率化】

玄関からリビングへの動線とは別に、収納につながる「2WAY玄関」を設けると、汚れた荷物やスポーツ用品を家に持ち込まずに収納可能。玄関がすっきり片付きます。

【家族のコミュニケーションが増えるリビング階段】

リビング階段は、家族が必ずリビングを通るため、自然と顔を合わせる機会が増えます。お子さんとのコミュニケーションが増えるとともに、家族のつながりを深めます。

【リビングの一角にスタディコーナーを設ける】

リビングの一角にスタディコーナーを作ることで、子供がリビングで勉強することができ、親もサポートしやすい環境が整います。家族全員が気軽に利用できるスペースとしても便利です。

【家の中心にファミリークローゼットを配置】

家族全員の衣類や日用品を一か所にまとめて管理できるファミリークローゼットを家の中心に設置することで、洗濯動線が短縮され、家全体が片付きやすくなります。

【玄関横にシューズインクロークを設置】

玄関横にシューズインクロークを設けると、靴や傘、アウトドア用品などをすっきり収納できます。玄関の見た目が整い、来客時にもすっきりとした印象を保てます。

【トイレはできるだけリビングから離す】

リビングから見えない位置にトイレを配置すると、家族や来客のプライバシーが保てます。さらに、防音性のある壁で仕切ると安心です。

【寝室の近くに水回りを配置】

夜中のトイレの利用をスムーズにするため、寝室の近くにトイレや浴室を配置するのもおすすめです。音が気になりにくい設計を意識してみましょう。

【キッチン横にパントリーを設ける】

キッチン横にパントリー(食品庫)を設けることで、収納性と利便性がアップします。食品や調理道具がすっきり整理でき、調理の効率も向上します。

【室内干しスペースを確保】

室内干し用のスペースを確保しておくと、天候に左右されず洗濯物を干すことができます。特に花粉症の季節や雨の日には重宝します。

【引き戸でスムーズな動線を確保】

頻繁に出入りするスペースには引き戸を採用することで、開閉のスペースを取らず、動線がスムーズに。特にリビングやキッチンでの動きが快適になります。

【キッチンにゴミ箱スペースを確保】

ゴミ箱専用スペースを設けることで、日々の家事が楽になります。分別やゴミ出しがスムーズに行え、キッチンがいつも清潔に保てます。

【浴室と脱衣所を分離】

浴室と脱衣所を分けておくと、家族が同時に利用しやすくなります。入浴時のプライバシーを確保しながら、家族みんなが快適に過ごせます。


HARMONYでの失敗しない間取りサポート

HARMONYでは、お客様一人ひとりのライフスタイルに合わせた間取り提案を行い、便利で快適な住まいづくりをサポートしています。以下のサポート内容で、理想の住まいを形にします。

1. 生活動線を意識したプランニング

経験豊富な設計士が家事動線や生活動線を考え、家事がスムーズに進む家づくりを提案。日々の暮らしを効率化する間取り設計を行います。

2. 収納の確保と整理整頓しやすいプラン

HARMONYでは、収納計画も含めた間取り提案を行い、各場所に合わせた便利な収納スペースを設けることで、片付けやすく、ゆとりのある住まいを提供します。

3. 通風と採光に優れた間取り

三重県の気候に適した自然光や風通しを意識した設計で、快適さを引き出す間取りを実現します。

4. 柔軟な対応力と将来の変化に備えた設計

お子様の成長やライフスタイルの変化にも柔軟に対応できるよう、空間のレイアウトや収納の位置を工夫して設計。未来を見据えた長く愛せる住まいを提供しています。


この記事が家づくりをする方の参考に少しでもなれば幸いです。
山本航聡(やまもとこうそう)
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