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家づくりのSTEP シリーズ⑩建て方(上棟)工事・構造工事


こんにちは、株式会社HARMONYの山本航聡(やまもとこうそう)です。家づくりの過程で建物の骨組みを組み上げる「建て方(上棟)工事」と、その後の「構造工事」は、家の安全性や耐震性を確保するための非常に重要なステップです。HARMONYでは、すべての建物に耐震等級3の基準を採用し、災害に強い構造を提供しています。



建て方(上棟)工事とは?

建て方工事は、基礎の上に柱や梁、屋根の骨組みなどの主要な構造部材を設置して建物の形を作り上げる工程です。この段階で建物の大枠が完成するため、住宅の完成に向けて一気に進む実感がわくタイミングでもあります。また、上棟の日には、職人たちと共に工事の安全と完成を願う上棟式が行われることが多く、記念すべきイベントでもあります。


上棟工事の流れと工程

1. 基礎の確認

  • 基礎の最終チェック:基礎工事が終わった後、建て方工事に入る前に基礎の水平や位置、基礎部分の強度を最終確認します。

  • アンカーボルトの位置確認:基礎に埋め込んだアンカーボルトが設計通りの位置にあるかを確認し、建物の骨組みが基礎にしっかり固定されるよう準備します。


2. 土台敷き

  • 土台の設置:基礎の上に土台を設置し、建物の骨組みの土台となる部分を作ります。HARMONYでは、防腐・防蟻処理を施した耐久性の高い木材を使用し、湿気やシロアリに対する対策を行っています。

  • 床下防湿シートの設置:床下の湿気対策として防湿シートを敷き、建物全体の耐久性を高めます。


3. 柱・梁の設置

  • 柱の立て方:土台の上に柱を立て、建物の骨組みを一つずつ組み上げていきます。HARMONYでは、耐震等級3の強度を確保するために、柱の配置や数を厳密に計算し、地震の際にも強度が保てる設計と施工を行っています。

  • 梁(はり)の取り付け:柱と柱を梁で接続し、建物の安定性をさらに高めます。梁の取り付けによって横方向の強度が増し、構造全体の安定性が向上します。


4. 耐力壁の設置

  • 耐力壁の役割:耐力壁は地震や風圧に対する抵抗力を高めるための壁で、建物の揺れを抑える重要な役割を果たします。HARMONYでは、耐震等級3を取得するために、壁の配置や強度に特に配慮しています。

  • 筋交いや合板の設置:耐力壁には、筋交いや構造用合板を取り付け、壁自体の強度を高めます。これにより、建物全体の耐震性が向上します。


5. 屋根の骨組み設置と上棟

  • 屋根の骨組み:建物の最上部に屋根の骨組みを設置し、家の大枠が完成します。屋根の骨組みには小屋梁や棟木を使用し、屋根の重量を支えるための強度を確保します。

  • 上棟式(じょうとうしき):上棟が終わった段階で、工事の安全を祈り、完成を祝う上棟式が行われます。HARMONYでは、お客様のご希望に応じて上棟式の準備や進行もサポートしています。


構造工事のポイント

上棟工事後には、さらに耐震性や耐久性を高めるための構造工事を行います。HARMONYでは、耐震等級3を確保するため、厳密な設計に基づいた施工を行っています。

1. 金物補強

  • ホールダウン金物の設置:地震時に柱が抜けないよう、基礎と柱を固定するホールダウン金物を使用します。これにより、構造体の一体性が高まり、強度が増します。

  • 筋交いプレートやコーナー金物の補強:柱と梁の接合部に筋交いプレートやコーナー金物を取り付け、建物が揺れた際に力が分散されるようにします。

2. 許容応力度計算に基づく補強

HARMONYでは、すべての建物に対して許容応力度計算を行い、柱や梁、基礎にかかる応力を計算して強度を確保しています。この計算により、必要な箇所には地中梁などの補強が入り、耐震性に優れた構造を実現しています。

3. 防湿・シロアリ対策

  • ベタ基礎の採用:湿気対策として床下全体にコンクリートを敷いたベタ基礎を採用し、シロアリや腐食のリスクを軽減しています。

  • 防蟻処理の徹底:HARMONYでは、建物の構造材に防蟻処理を施し、長期的な耐久性を高めています。




まとめ

上棟工事と構造工事は、家の耐久性と耐震性を左右する重要な工程です。HARMONYでは、耐震等級3を基準とした設計と、許容応力度計算による強度計算、さらに防湿・シロアリ対策など、快適で安心できる家づくりを行っています。三重県で新築をお考えの方は、ぜひHARMONYのサポート内容にご注目いただき、安心できる家づくりをご検討ください。


株式会社HARMONY
山本航聡(やまもとこうそう)

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