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【メギドの日特別コラム】お前はティアマトで国家転覆を阻止しろ

俺だ、コセン・ニンジャだ。
メギドの日はすぐそこだ。目と鼻の先だ。
メギドの日に指名チケットが発売されることは皆も知っての通りで、今回は真メギドも指名できる。
俺が5月の後半にマルバスを紹介し、6月の初めにいらすとやのイラストで分かりやすくメギド72を紹介したことから、既に3億人のソロモン王が4章にたどり着き、真メギドの育成の準備ができている事が統計学で分かっている。
奇生サボテンやミュータントメロンの準備もできているはずだ。

だが、いきなり真メギドの指名チケットを渡されても、「真メギド?それは……祖メギドの上位互換とか、エクスカリバーな?」という曖昧な認識の人も多いはずだ。
そんな人にいきなり真メギドを指名しろといっても、エレキの仕様が分からないのにグリマルキンを指名したり、ブーブスにつられてチェインの事も知らずにマルチネを指名しがちだ。

もちろん、好きなメギドのためにタクティカルソートを勉強する熱心なソロモン王なら、何の問題もない。
だが、「エレキってなんだよ!チェインってわけわかんねえ!3000円返せ!でなければ俺の45口径が火を噴くぜ!」とジョンがわめきながら、道行く人を銃撃し、その勢いで国会議事堂を占拠し、国家転覆する。
それが、俺が一番恐れている事態だ。

今回は、タクティカルソート初心者でも扱いやすく、また強力で魅力的なキャラクター性を持つメギド、ティアマトについて話そう。
なお、メギド運営から号泣Tシャツやツインサーペントを貰ったから、この記事を書くんじゃない。
完全に俺の意志で書くのだ。それを忘れるな。

なお、マルバスについてはここで紹介している。

【日報】マルバスが居ればメギド72は怖くない

真メギドとは

お前は祖メギドという拳銃を握り、バーカウンターに身を潜めている。
外から入ってくる幻獣を拳銃で撃ち続けるが、その数にキリは無く、次第に火力不足とか残弾数に不安が出てくる。
そんな時、2メートル近い身長に大剣を担ぎ、サングラスをかけたCV・津田健次郎の戦士ブネはこう言う。
「真メギドで決めろ。それが俺たちのWIN……勝算だぜ……」
そして、真メギドという名のショットガンを渡してくる。
ショットガンを持ったお前は幻獣をショットガンし、酒場の壁に血をまき散らし、戦いに勝利する。
そして次の戦いを求めて荒野に旅立つ。拳銃とショットガンを持って。

つまりはそういうことだ。祖メギドが基本なら、真メギドは応用というべきものだ。
真メギドの能力は、主に祖メギドの能力をさらに強化したり、新たなタクティカルソートで祖メギドの活躍の場を広げたりする。
祖メギドの上位互換というよりはオプションパーツだ。
ろくに性能を知ろうとせず、真メギドを引いたからって慢心してるやつはベレトに叩き殺されることを忘れるな。
祖メギドと真メギド。これらは共生関係にあり、互いを支え合うからこそ万全の力を発揮するのだ。

ティアマトとは

ティアマトとは、ソロモン王に恋するセンチメンタルでタフなベイブだ。
能力値は、素早さが極端に低い代わりに、高い水準の攻撃力と防御力を持つ、ヘビー級メギドだ。
おいしいスープで味方をサポートし、スープで地面に魔法陣を描いて味方を蘇生するサポーターであり、
スリッパを履いているにも関わらず、瞬歩を使って敵に接近し、おたまでゼパル並みの連撃を放ったりする、薩摩隼人に匹敵するアタッカーでもある。
そして奥義では第四の壁を乗り越えて、こちらに干渉しようとするアグレッシブな一面を見せてくれるぞ。
実際に性能を見てみよう。

特性 
フォトンが与えられないと、バーサークする。バーサークは後で説明する。
ティアマトは通常時とバーサーク時でスキル構成が変わる唯一のメギドだ。
ややこしいと思うかもしれないが、慣れればティアマトがいかに汎用性が高いメギドかを知ることができるはずだ。

(通常時)
スキル
味方前列に覚醒+1する。
これの強さはラウムを持っている人なら知っている通りだ。
ゼパルと組み合わせれば、ゼパル覚醒スキル→ティアマトスキル→ゼパル覚醒スキル。
という動きも容易にできるし、ラウムがいなければラウムの代わりにフェイタルブレード補助役にもできる。
スキル一つで既に役割を持たせられる強さを持っているわけだ。

覚醒スキル
味方単体蘇生だ。
蘇生ができるメギドはかなり貴重で、蘇生だけはあのヒーラーのパイオニアであるマルバスですらできない。
サポーターとして起用するなら、非常手段として使うことがあるはずだ。

(バーサーク時)
スキル
単体に1.5倍のダメージだ。
倍率は優秀だが、覚醒スキルや奥義の方が使う機会が多いだろう。

覚醒スキル
単体に0.85倍の6連続ダメージだ。
ゼパルに似ていると思ったかもしれない。だが、ティアマトはカウンターメギドだ。
すなわち、ホーリーフェイクやネルガルのマスエフェクトで防御無視が乗る。
ゼパルだけでは突破できないベインチェイサーの装甲すら、念入りに下処理できてしまうということだ。
そこから更に固定ダメージやスキル強化を乗せれば、もはや誰も止められないだろう。

(共通)
奥義
単体に4.35倍のダメージだ。
ここから攻撃を2回受けるごとにレベルが上がり、最大で7.35倍のダメージまで上昇する。
しかも、ホーリーフェイクなどで防御無視を組み合わせつつ、7.35倍のダメージ。
この数字が意味するものは……


(この画像では、アタック強化を乗せていない事に注意)

ちなみに、奥義演出ではこちらに向けて『タップ』したり、画面越しにこちらを覗き込んだりと、第四の壁を認識している疑いがある。


バーサークとは

バーサークとは、受け身に徹するカウンターメギドが確実なる反撃のために編み出した、必殺の超剛撃型戦闘体系である。
バーサークを発動させるために、覚醒スキルや奥義を使わないといけないメギドが大半の中、ティアマトはフォトンを与えないだけで手軽にバーサークできるメギドだ。
ターン終了時にHPの一部を減らす代わりに、毎ターン攻撃力が25%上昇する(ベレトは50%)いわば諸刃の剣である。
しかし、毎ターン攻撃力が1.25倍になるという強力な効果はデメリットを補って余りあるもので、バーサークで最大まで強化されるとティアマトはこうなる。


着実に敵の攻撃を耐え抜き、ターンを重ねて攻撃力を上げ、一気に仕留める
それがバーサークの真髄だ。

ティアマトはなぜソロモンに恋をしてるのか

ティアマトはヤンデレだ。
そのヤンデレ性は古今東西、新旧くまなく集められたヤンデレ因子を煮詰めたもので、モーションや奥義を見ればそのバラエティ豊かさが分かることだろう。
しかし、なぜティアマトはそこまでソロモン王に恋しているのか。
それは、過去に開催されたイベント『傀儡の王と操られた花嫁』で語られている。

メギドラルの息がかかった貴族によって、洗脳されたゼパルを助けるために行動するソロモン一行。
拳銃とショットガンで順調に、幻獣を始末していく。
そんな時、ある町に訪れたソロモン王は、メギドラルによって石像に封印されたティアマトを見つける。
意識はあれど身体は動かない。石像の中に閉じ込められ、生き地獄を味わうティアマトを見かねたソロモン王はティアマトを石像から助け出す。
フォトン操作で息絶え絶えなソロモン王は、ティアマトにこう言う。
「キルゼムオール……」
ティアマトはこう言う。
「オーケー……」
そして、得意のバーサークで幻獣や貴族を始末し、ヴァイガルドに平和が戻ったのだ。
自分を石像の中から助け出してくれた命の恩人にほれ込んだティアマトは、いつしかソロモン王に恋するようになったのだ。

最後に


ティアマトの恋は純粋な恋ではないという意見もある。
ティアマトは『恋』という感情を知らない、純粋なメギドである。
キャラストーリーでは、ティアマトはソロモン王に対し、怒りとも憎しみともつかない、初めて経験する感情を抱えて苦しんでいた。
その感情をバルバトスによって『恋』と定義されただけで、その感情そのものは全く別の何かであるという推測だ。
だが、ティアマトが頑張って料理を作ったり、ソロモンに自作の人形をプレゼントしたり、ソロモンからのプレゼントをとても大切にするのは、ティアマトの愛である。
奥義や、メギドの日カウントダウンの画像で『こちら』側を意識するのも、ソロモン王を操っている我々に対するアプローチなのだとすれば、それだけティアマトの愛が大きい証明なのではないだろうか。

(↑奥義の時にティアマトが出すタップエフェクトは、プレイヤーのタップエフェクトと同じ)

その愛の大きさを見れば、その感情が『恋』とは全く違うとは決して言いきれないと俺は思う。

そして、今回紹介したタクティカルソート『バーサーク』を覚えたら、次は点穴、Hボム。その次はチェイン、響奏。
といったように、ティアマトを使うことは様々なタクティカルソートを学ぶ足がかりになるはずだ。
メギド72のタクティカルソートは少し複雑だが、その分覚えれば戦闘をより楽に進めたり、大幻獣との戦いに必ず役に立つはずだ。
ティアマト自身も強力なメギドであり、カウンターファイターという特性上、ベレトの攻略にも有効であると証明されている。

また、ジョンがバーサークをうまく使いこなすことで彼はメギド72を楽しみ、国会議事堂が安全になるわけだ。
メギドの日に指名チケットでティアマトを指名する。
それがメギド72をより楽しむ方法の一つであり、自分が持っているメギドをさらに生かせる事を覚えて欲しい。
もちろん好きなメギドを自由に選ぶのが最良の選択だが、俺が一押しでオススメするのはティアマトだ。


追伸・メギド72がコミカライズされたら、ティアマトの吹き出しはデッドプールみたいに黄色くして下さい。

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