雰囲気だけを感じることによって見失うこと(少し長くなってしまった)〜コツコツdiary〜
「もじもじするなよ」
「自信なさそうに話すな」
「不安を悟られるな」
敏腕営業マンの父に昔からそんなことを言われて育ってきた。
小学校からそんなことを言われ始め、社会人となった今でも会う度に小言を言われる。
そんな僕は、絶対嫌だったが、今では営業職に就いている。尚更父親の小言は増えるし、父親の言っていることもよくわかる。でも、僕には昔から心の中にある想いがある。
「ちゃんとやりたい」
ちゃんとやりたいからこそ、慎重になるし、不安になる、ちゃんと伝えたいからこそ、自信がなく見えることも多い。そんな僕も、自信満々に話した方が相手が納得してくれることは人生を通して感じている。
学生時代は、自信満々にそれっぽいことを話すクラスメイトの発言力が異常に高かったり、周りのテキトーなことを自信満々に話すような同僚の方が営業成績が良かったりする。ろくに勉強もしないで、毎日二日酔いでよくそんな風に話せるなと思いながらも、結果が全てだと言わんばかりに僕に接してくる。上手く生きているなと思う。でも僕は彼に憧れはしない。
「ちゃんとやりたい」
ある時、彼が営業で伝えている内容に対して
「ここちゃんと確認した方がいいと思うよ」
と伝えてみた。
「なんとかなるって」
と、寝不足にカフェインを注いだような顔で即答されたので、それ以上は伝えられなかった。
社内でも数字を持っている事が評価されている彼を咎める人はいるはずもなく、そのまま放置された。
数日後、結果的に大きなミスとなった事を知った。
僕は、彼ではなくて世の中について不安そうな顔で少し考えてみた。
この物語はフィクションです。
最近は野球の探求、そして日常から考えることも大切に生きている毎日です。濃密な時間を過ごし、共に向き合っていける方々がいることに感謝しています。考える事をやめたらそこで終わりな気がします。毎日考え続ける事が大切で、考えるための日常にも拘っていく。そんな取り組みが大切だという想いが、日に日に増していきます。
今回の冒頭の物語に関しても感じる事が多いですし、こちらの記事とも相性がいいなと感じました。
弱さについて考えることも大切だと感じます。私たちがどう生きていくべきかに関して、ある一定の良いとされているものがある中で、どう考えていくのか、野球も日常も気になることだらけなのは間違い無いでしょう。昨日のラジオでも気になること満載でした。
月曜日ということで、気合が入る人も多いことでしょう。この記事を読んで野球について考えて過ごしましょう。
なぜ「できる人」に憧れるか
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