無能を自覚しなければいけない【ゼークトの組織論】
こんにちは、コーシローです。
あなたは自分が有能だと思いますか、
それとも無能だと思いますか?
この質問にどう答えるかで、あなたが有能かどうかの簡単な判断ができます。
結論から言えば、有能だと思っている人の能力は、自分が思っているより低いです。
さて、僕が自分のことを有能だと思っているか、無能だと思っているか。
『無能だと表では言っているけど、本当は有能だと思っている無能』
です。
自分は無能だと自覚しなくてはいけない
少し思い切ったことを言います。
あなたも、
『無能だと表では言っているけど、本当は有能だと思っている無能』
ではないでしょうか?
なぜなら、日本人には『謙遜』という、いるんだかいらないんだか分からない習性があるから。
そして心の中で、
「みんななんでこんなにバカなんだ…」
なんてことを思っていないでしょうか?
こんな事をいっている僕も無能の一人であるのは間違いない。
では、僕のような無能はどうすればいいのでしょう。
それは、
『自分が無能なことを自覚する』
です。
自覚すればやるべきことが見えてくる
自分のことを無能だと自覚すれば、やるべきことが見えてきます。
たとえば、
人の心理がわからないので、心理学を学ぼう
マーケティングの知識がないので、深く知らなくてはいけない
自分を抑制する力がたりないので、メンタルから鍛えよう
など、自分の弱みを自覚すれば、やるべきことがみえてくるんです。
自分を過大評価することは、なにもメリットがない。
なのでまずは、自分が無能だと自覚するところから始めなくてはいけないんです。
ゼークト「無能でやる気のある奴は殺せ!!」
18世紀、ドイツの軍人、『ハンス・フォン・ゼークト』が唱えた組織論によると、軍人は4つのタイプに分けられるそう。
ゼークトの組織論によると、4つのタイプは、
有能な怠け者
有能な働き者
無能な怠け者
無能な働き者
では、一つひとつ掘り下げていきます。
有能な怠け者は指揮官タイプ
有能な怠け者は、指揮官タイプです。
なぜなら、有能な怠け者は自分が動くのが嫌なので、自分が動かずにどうすればいいかを考えるのが得意だから。
有能な働き者は参謀タイプ
有能な働き者は、参謀タイプです
なぜなら、有能な働き者は自分で動くのが好きなので、現場で前線に立ちたがります。
無能な怠け者は兵士タイプ
無能な怠け者は、一般兵士タイプです。
無能な怠け者は一見すると、いいところ無しのように見えます。
しかし、無能な怠け者は兵士として、役に立つことができる。
無能な怠け者は、上官の言うことを忠実に聞いて実行する、コマとしての役割があります。
無能な働き者は殺せ!!
無能な働き者は組織の中で不必要になります。
なぜなら、無能な働き者は他の人の迷惑にしかならないから。
無能な働き者は、いうなればトラブルメイカー。
戦争中であれば、そんな人間がいるだけで全体が危険な目にあうかもしれない。
だから、そんな人間はいらないので殺せ、ということになる。
おわりに
自分のことを無能だと自覚しなければいけない。
なぜなら、自覚すれば自分を成長させるきっかけになるかもしれない。
ゼークトの組織論で言えば、自覚していない人はただの邪魔者扱いにされるかもしれません。
僕はゼークトの組織論で言えば、『無能な怠け者タイプ』
なんとか自分が無能なことを自覚して、『有能な怠け者タイプ』にでもなりたいものです。
では、ここまで読んでいただきありがとうございました。