陰キャの方が承認欲求強くなる説【ロックンロールは鳴り止まない】
こんにちは、コーシローです。
今回は『陰キャの方が承認欲求強くなる説』というテーマで話します。
あなたは、承認欲求が強いほうですか?
「いや、私は目立つのがきらいだから…」
と言っている人。
実はあなたは、承認欲求が人一倍あるのではないでしょうか?
というのも僕がそうだから。
僕は表面上、というか、周りの人から見ると、目立つのが嫌いだと思われているタイプ。
実際目立つのは好きじゃない。
いや、好きじゃないというよりは、
『目立ったことで、今まで良いことがなかったから』
というのが正しいのかもしれません。
こんな人、僕の他にも多いと思うんですよね。
いわゆる僕のような陰キャって、実は人一倍目立ちたいという欲求があるのではないかと思うんですよ。
陰キャは目立てない
そう陰キャって、目立たないんです。
いつも学校や社会で目立っているのは、陽キャの人たち。
陰キャはそんな陽キャになれないから、なろうと思っても、陽キャ以上に陽キャになることはできないから。
だから、自分の居場所を作るかのように、陰キャは陰キャなりに自分のアイデンティティを守るかのごとく、陰キャとして暮らしているんです。
「陰キャ陰キャ、陽キャ陽キャうるさいな!」
と思われるかもしれません。
たしかに、今僕は陰キャと陽キャという言葉がゲシュタルト崩壊しそうです。
まぁそんなことはいい。
陰キャって、そんな風に虐げられてきたからこそ、承認欲求が人一倍強くなると思うんです。
『高く飛ぶためには思いっきり低くかがむ必要があるのです』
この言葉はiPS細胞を発見し、ノーベル生理学・医学賞を受賞した、山中伸弥教授の言葉です。
いや、iPS細胞がなにかなんて僕にはわかりません。
認識としては、
『すごい研究をしたひと!』\(^o^)/
くらいの認識です。
小学生の感想くらいでしか、僕にはips細胞の偉大さを説明することができません。申し訳ない。ここに深くお詫び申し上げます。
で、そうなんです。高く跳ぶためには、思いっきり低くかがむ必要があるんです。
いわば、陰キャは強制的に低くかがんでいるような状態。
もう少し普通に歩けば、日の当たる場所を歩けるかもしれないのに、自分から進んで陰を歩くことを決めた、なんとも高尚な人間。
それが陰キャです。
で、強制かがみ状態の陰キャって、高く飛びたいんです。
飛ぶタイミングはいつか、一番目立てる場所はどこか、いつも気を伺っている。
そして、飛ぶタイミングを逃し、陰キャは陰キャのまま人生を終える。
それが、セミよりも切ない陰キャの人生です。
…いや飛べよ!
そう陰キャは飛びたいんです。
大空を飛んで、日の当たる場所をこれでもかと飛び回りたいんです。
だから、陰キャは陽キャに比べて、承認欲求が人一倍強い。
目立ったことがないから、輝いたことがないから、太陽の下への憧れも人一倍強くなるんです。
うん、まさに僕がそうなんです。
中学はいじめられていて、高校時代も陰キャだった僕は、何かを変えようといつも必死でした。
意を決して、陰キャ仲間と組んだバンドで文化祭に出たこともあります。
結果は、
『陰キャがなんか頑張っている』
くらいの印象だったかと思います。
うん、結局は誰も僕らを見てはくれなかった。
やはり盛り上がっているのは、どうしても陽キャのバンドだったんです。
『それでも僕は、僕を見てほしい』
そう、38になった今でも、承認欲求は止まりません。
なにかで自分を変える機会があるのではと、まだ虎視眈々と狙っているんです。
神聖かまってちゃんで『ロックンロールは鳴り止まない』
僕はこのバンドが嫌いです。
理由は、彼ら(特にボーカル)を見ていると、自分を見ているようで、恥ずかしいから。いわゆる共感性羞恥心というやつです。
しかしこの曲だけは名曲と言わざるを得ない。
この曲は彼らの中で、奇跡的に生まれた名曲です。
さて寝よう。やることやったらすぐ寝よう。
明日はなにか自分が変わる日かもしれないから。
いつか来るその日に備えて、僕は寝ます。
ではまた。