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強者の論理【成功者が発信する言葉の落とし穴】

こんにちは、コーシローです。
今日は『強者の論理』について話したいと思います。

あなたは『強者の論理』って聞いたことがありますか?
聞いたことがある人もいるかと思いますが、僕は最近、この言葉を知りました。

どこで聞いたかというと、YouTubeです。
キングコングの西野亮廣さんの切り抜き動画で、この言葉を知りました。

強者の論理とは、成功者の論理です。
では、成功者とはどんな人のことを言うか。

これは、上記であげた西野さんもそうですし、よくいうお金持ちなどがそれにあたります。
たとえば、与沢翼さんや、青汁王子、他にも大手企業の社長などのことですね。

そうゆういわゆる成功者って、本を出していることが多いですよね。
その本で語られていること、

「こうこう、こうすることであなたもお金持ちになれますよ!」
「できない人は努力が足りない!努力を正しくすることで、誰でも成功することができる!

というのが強者の論理です。
これ、どう思いますか?

「そうか!そうすることで僕も成功者になれるんだ!」

と素直に思って行動できる人を止めようとは思いません。
というか、素直に行動できる人はそれだけで凄い。

そんな人が本当に成功するんでしょう。
しかし、これって大きな落とし穴があるんですよね。

誰もが成功者のようにはいかない

強者の論理は、

「僕はこうすることで成功できた」
「僕は凡人で天才ではない。だから誰でもこのやり方で成功することができるはず!

と言って相手にも、自分のようにできるということを信じて疑わない人です。
これって、どうなんでしょう?

実際は彼らと同じように努力をして成功することができる人なんて、一握りです。
これは、誰しもがわかること。

成功者のノウハウで自分も成功できるなら、みんな成功者になるんです。
しかし、周りには成功者なんていない。

しかし成功者は言うわけです、

「あなたが成功者になれないのは、努力が足りないからだ!」

と。
そもそもですが、努力をできない人だっているし、成功者のように立ち回れる人なんて、ほぼほぼいないんです。

しかし、成功者はそれが分からない。

「なんでこうすることで成功できるのに、誰もできないのかが不思議だ…」

と。
これが強者の論理です。

だからあまりにも成功者の言葉を鵜呑みにして、

「そうか!自分にもできるんだ!」

と思うと、挫折したときに絶望が待っている。
強者の論理を信用しすぎると、多くの人は絶望してしまう。

僕のような凡人は、この落とし穴に気をつけねばならないんです。

それでも強者の論理を信じる

強者の論理を鵜呑みにすると、絶望が待っている可能性がある。
だから、すべてを信用しすぎるのは危ないんです。

しかし、だからといって、強者の論理を否定する気は一切ない。
というか、どちらかというと僕はこの強者の論理を肯定する側です。

なぜなら、強者の論理を肯定して信用したほうが自分のためになるから。
当たり前ですが、

「あなたは特別な存在だから、成功できたんだ!!」
「僕みたいな凡人が、あなたのように成功できるわけがない!」

なんて思っていると、本当に成功することはできなくなる。
ちなみにこれは、強者の論理の逆で、『弱者の論理』といいます。

「自分はなにをやっても、あの人のようには成功できない…」

と思っていると、努力をすることすら放棄してしまいます。
だから、自分はできるはずだ!と思うことは大事です。

しかし、それを信じ過ぎると、あとで絶望が待っているかもしれない。
しかししかし、自分を信じなければ、そもそも努力をしようとする気すら起きない。

はい、矛盾だらけなんです。こっちをたてればあっちが立たない。
僕らは、どうすればいいんでしょう?

期待せず続ける

解決法はこれです。
『期待せず続ける』です。

期待せず続けることができれば、ほぼすべての悩みは解決します。
なにせ、期待をしていないんですから、自分ができないことで絶望することも無くなる。

しかし、続けていればもしかするとなにか、結果に繋がる可能性がある。
『期待せず続ける』は、いいとこ取りです。これはなんでも応用が効くんじゃないかと思うんです。

たとえば僕はこのnoteにそれほど期待していません。
普通、noteに期待することとは、

  • たくさんの人に見てもらいたい

  • スキがたくさん欲しい

というようなこと。
僕は今、さほどこれを意識していません。

なぜなら、それを意識したら、続けることが困難になるとわかっているから。
承認欲求を意識しすぎると、僕は継続できないんです。

「でも承認されなければ、モチベーションが保てないじゃないか!」

と思いますよね。
たしかにそう。誰にも見られない、スキを押してくれない。

なんてことが続くと普通ならモチベーションが続かない。
ビューを増やす、スキをたくさん貰う、と言うのはモチベーションの維持になる。

しかし、だからといってそれを意識しすぎると気持ちの浮き沈みが激しくなる。

「こんなにいい記事を書いているのに反応が悪い…」
「誰にも見られなければ、続けていても意味なんてないのかもしれない…」

と思って絶望し、更新を辞めてしまう。
これが一番最悪の結果です。

だからこそ『期待せず続ける』が大事になります。
では、どうすれば期待せず続けることができるんでしょう?

自分のことだけを見る

期待せず続けるには、自分のことだけ見ていればいいんです。
自分のことだけ見ているとはどうゆうことか。

要は、自分の成長に目を向けるということ。
手垢の付いたことをいうと、

『継続は力なり』

です。
続けていれば、絶対に何かしらで成長はすることができます。

これは僕の実体験です。
僕は4月からほぼ毎日このnoteを更新しているのですが、明らかに成長できている(と思っている)。

何が成長したか。
分かりやすいのでいうと、長文を書くのが辛くなくなったこと、です。

これは僕にとっては僥倖(ぎょうこう)。
1年前にブログで副業を始めようと思ってから、僕はどうしてもパソコンで文章を書くことが苦手でしょうがなかった。

このnoteでもそうです。
僕の最初の方の投稿を見てもらえばそれがわかる。

最初の方なんて、多分1000文字も書いていない。
しかし、費やしている時間は今と大して変わりない。文字を書くスピードも上がっているんですね。

これだけでも僕は、成長できていると思えるんです。
自分の成長に目を向ければ、それだけでモチベーションは保てます。

これからも、僕は期待せず続けます。
続けることで今度は何が成長するのか楽しみです。

あ、ちなみに僕はゴリゴリの弱者側。
だけど、なにかしらで成功できるんじゃないかという漠然とした自信はあります。

というか、そう思い込むことにしている。
しかし、それに期待をしてはいない。

ややこしいけどそれが今の僕です。
いつか自分が成功することを信じて僕は『期待せず続ける』を継続することにします。

ではまた。


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