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父親は、家庭で居場所がなくなりやすいから

父親は、家庭で居場所がなくなりすい。

あなたは父親と、母親、どちらと密に接してきましたか。
どちらとよく話をしますかね。

これ、おそらくほとんどの人、男女問わず8割くらいは『母親』だと思うんですよ。

特に僕のようなアラフォー世代なんてのは、

  • 父親が外で仕事をする

  • 母親が家で家族の面倒をみる

なんていう、昭和の在り方そのままの生活をしていた人が多いと思うんです。

僕の家庭もそうだった。
父親はほとんど家におらず、パート勤めの母親が家の面倒を見る。なんてよくある一般的な家庭だった。

まぁそうなると、子供が常に接するのは、母親。
家庭で長い時間接するのは、どうしたって母親になってしまう。

だから、母親とはよく話すけど、父親とはあまり話さない。

なんて生活が当たり前になってしまう。
そうなると、どうなるか。

父親は、家庭に居場所がなくなってしまうのかな、なんて思う。




共働きは増えたけど

現代は共働が増えた。

父親、母親問わず、正規で働いていて、昭和・平成のよくある家庭、

  • 父親は仕事

  • 母親は専業主婦

なんて家庭は、かなり少なくなりつつある。

しかし、なんだかんだ、子供って母親なんですよ。
母親が一番で、その次はおばあちゃん。父親は二番ですらないパターンが多いと思う。

まぁそうなると、父親って家庭に居場所がなくなりますよね。

僕の家庭もそうなるのかな、なんて思うんです。



父親は、家庭にいなくてもなんとかなる

父親は家庭にいなくても、なんとかなる場合が多い。

なんだっけ?
離婚したとき、母親が子供を引き取る確率は、9割。

なんてのを聞いたことがある。

確かにね。
シングルファザーより、断然シングルマザーを見る確率のほうが高いですものね。

これ、お金じゃなくて、『母親のほうと一緒にいたい』と子供が思うからだと思うんです。

そりゃね、決定権はないですよ。
未成年の子供にそんな決定権はありませんけど、

『子供は、母親と一緒のほうがいいだろう』

なんていう、なんとなくの世間を含めた風潮があるから、こんな結果になっているのだと思うのです。

だからまぁ、極論、父親なんて家庭にいなくても何とかなる場合が多いんです。



子供に嫌われたくない!

謎の父親不要論みたいな話をしてしまったが、そんなことを言いたいわけじゃなかった。

僕が今回言いたいのは、

子供に嫌われたくない!

の一言だ。

僕には、4歳になる一人息子がいる。
そんな彼について、最近、ショックだったことがあったんです。

僕の仕事は毎月数日、朝から朝まで、24時間勤務がある仕事。
まぁ、家に帰らない日が数日あるってことですね。

で、それを彼に伝えたんです。

「…パパは今日帰ってこないからね」

なんて彼に伝えたらどう答えたか。

彼は、少し間をおいて、

「…やったー!!」

といった。

…なんですと、と。
僕が帰ってこないと、君はそんなにうれしいのか、と。

…つらい。
…ショックすぎる。

なんでなんだろう。
彼は、僕が帰ってくるのが嫌なのだろうか。

彼は母親と二人きりのほうがいいのかな、なんてドンドン負の考えが頭をよぎる。

子供に嫌われたくない。
そう切に思ったわけです。



父親なんて、そんなもん

まぁね、それでも受け入れるしかない。

父親なんて、そんなもんだと受け入れるしかないわけです。

僕だってそうだったもの。
母親とは仲良くしていたけど、父親とはほとんど話さなかったし、仲もよくなかった。

それを、自分が父親になったときに、『子供に愛されたい!』と思うのは、都合がよすぎるのかもしれない。

そして、思う。
多分見返りを求めてはいけないのだと。

彼に愛されなくても、僕は愛することができる。

「僕が愛しているのだから、あなたも愛してね!」

なんてのは、あまりにも身勝手。

だから、息子が自分を愛してくれなくても、自分が愛していることは伝えたいと思う。

では以上です。
ありがとうございました!

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