疫病除けの禁厭

古神道には、たくさんの禁厭（まじなひ）が伝わっています。
　それは素朴ですが、力強い力が秘められています。
　システム化された儀式や祈祷には無い、シンプルでストレートな禁厭の一端を知ることによって、より実践的な術を誰でも簡単に使う事が出来ます。

禁厭（まじなひ）とは・・・。
　マジナヒ（交じな霊）とは、ヒ（霊）を交え合わす、という意味であり、善悪ともにマジナヒの術があるのは、薬に良薬も毒薬もあって、善悪共に効能があるのと同じです。
　マジナヒを悪事に用いる時は呪詛（のろひ）と言いますが、呪詛もマジナヒです。
　マジナヒは人を活かす方にも殺す方にも言いますが、禁厭の文字を以てマジナヒと読むのは白魔術、呪詛をマジナヒ、ノロヒ、トコヒと読むのは黒魔術です。
　また、マジナヒを禁呪とも書き、史記には厭当とも書きます。要するに、古神道の中でも即効性があり簡単に出来る呪術を禁厭（呪禁）と呼びますが、それを使った開運法をワンコイン読める記事にして教伝します。

　今回は誰でもできる疫病除けの禁厭を二法お教えします。

一つは純粋な霊符、もう一つは住吉大神に祈り、その絶大な御神力と御守護を以て疫病を避ける禁厭法です。