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『春過ぎて夏来にけらし白妙の 衣ほすてふ天の香具山』 もう秋そばにあるよ …敷島の道

百人一首第二番。春すぎて夏が来た!

ってもう秋になりそうですが。でも今日も35度まで上がる予想…。

〈現代語訳〉

もう春が過ぎて、夏が来たようです。衣を干すという天の香具山に、美しく白い着物が干されているようです…。

爽やかな青空、遠くに見える香具山、美しい情景、そして詠人がその透き通る青空を見上げている…そんな姿が浮かびますね。

この和歌を読んだ持統天皇は、天智天皇の娘にして天武天皇の奥様の女性天皇。

壬申の乱の後、都を遷都して亡き夫を思い出しての歌なのかもしれません。

歌に込められた思いを歴史というフィルターを通すことで見えてくる情景も!



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