一閃の輝き!医学生達のアオハル。心を燃やせ!
中学生の時に少しだけ剣道をかじっていました。ほんの少しだけ…。暑い日の部室に漂う汗臭い匂い、熱心に素振りをした日々。初めて防具をつけた感動。
結局は、音楽をしたくて置いてきてしまった剣道との関係。そして、高校時代、大学時代…授業で再開。大学時代の先生は、なんと女性日本一にも輝いた剣士!
授業は、総勢10名程(希望選択制)だったこともあり、一人一人に対してそれは熱心に教えて頂き、とても素晴らしい体験だったのを今でも覚えています。
広い道場に凛と響く気合いの声そして打ち合う竹刀の音、とても美しい動き、そして残心。オケの後輩に誘われて受けた授業でしたが、汗を流し必死で食らい付いていきました。
そんな青春の思い出…。
そしてそれは、医学生の世界でも!
光の剣 海堂尊
毎度お馴染み海堂ワールド。ジェネラルルージュこと速水先生の若かりしというか、医学生時代のお話。
速水先生が剣道をしていたなんて、とても、納得する設定。きっとこのアオハル時代の鍛錬により、こころの胆力がついたのだと納得。
速水医師の伝説は、ここから多くの仲間、素晴らしい師匠、そしてライバルがあってすすみはじめたのだと思います。
そして、アオハル時代の速水医学生が求めたもの…それは、医学生大学日本一のチームに与えられる栄誉。その名も…
医鷲旗
それを手にしたものは、外科医として大成するといわれ、どの大学剣道部もそれを目指し日々鍛錬をおこなう。
そして、その大学剣道界にライバル。東城大 速水 そして、帝華大 清川!それぞれ互いにライバル視するも、全く考え方が違う二人。
そして、そのライバル同士の戦いを面白くするために飄々と動く、腹黒タヌキ 高階講師。
そして、速水の雀友 田口先生や島津先生、そしてブラックペアン渡海先生も一瞬だけ登場。
外科医は、メスという刃をもち命という深い世界と真剣に向き合い、戦いを続けていく。
人の命と向き合い、救うということに命をかける人々に敬意を。
光を!その剣でこの暗雲立ち込める時代に、光の道を切り開いて欲しい!