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『暮れがたき 夏の日ぐらし ながむれば そのこととなく 物ぞ悲しき』 …お盆休みもあと僅か…。 その時間をのんびりと …敷島の道

お盆休みも過ぎていく…。夏が過ぎ去るのは…少し寂しい…。子供達があつもりで観ている花火大会も…。夏の終わりを…。

まだまだ暑い日が続きますが、ゆっくりゆっくり秋へ向かっている気がします。雲が、夏休みの終わり頃の部活を思い出させてくれます。

「日が長くなかなか暮れない夏の日。物思いに耽り、ぼんやりと眺めていると、無性にあらゆることが悲しく感じてくるものだ」

タイトルの和歌は、伊勢物語にでてくる一首。ある男と話をしたいと思い煩う身分の高い娘が、病で亡くなってしまい、娘の親が男にお願いして、逢いにいくのだが、もう娘は…間に合わなかった…

少し寂しくなるお話ですね…世の無常を感じさせる…。

お盆は、亡くなった先祖をお迎えして、そしてまた送り出す。なので、家族が揃って故人を忍びまた、それぞれの息災を確認し、またの再会を願う時間…。

『また夏が終わる。』

夏の終わりを感じて少しセンチメンタルに…。

でもまだ24時間テレビが終わってないから、まだ夏は続く!


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読書屋かつぽん
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