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Responsibilityについて思うこと

Responsibility: 責任、責務

一般的にこの様に訳されている。そして「責任」とは

責任:
①任されていて、しなければならない務め
②自分がしてしまった悪い結果に対して、負わなければならない義務や償い
                 ー光村教育図書 小学新国語辞典より

と説明がある。

Responsibility という言葉は、海外の教育現場や子育ての中では本当によく聞くなぁ、と我が子が小学校に行き出してから思う。


”What do you think about this? ” ”How do you want to solve this?”
1年生の娘の先生がよく、クラスみんなに問いかけるフレーズ。
6歳相手に「じゃ、こうしましょうね。」って言って、ささっと終わりそうな事でも、「じゃ、どうしたらいいと思う?」って聞いて考えさせる。考えさせるQの出し方が上手い。自分の事として考えて行動するから結果を受け入れる。そこから責任が生まれるのかな。


"Be responsible for your own learning."
うちのスタッフや先生方が留学生に声かけるフレーズ。
「何をどんな風に学ぶのか、学びたいのか」を自分で考え選択する事を伝える。Be proactive, Don't be a passive learnerもよく言う。


日本語で「責任」って言うと肩とか背中に乗っかっているような、自分の外にあるイメージやけど、こっちで使うResponsibility てのは、もっとこう、芯にあるというか、体の中にあるよね。

私の勝手なイメージですが、肌感覚で、日本人がイメージする「責任」とはどうも違うと感じる。ニュアンスが、より主体的。

"Your happiness is your responsibility alone."


留学は本当に色んな事が起こる。ホストファミリーとの衝突、現地の友達がなかなか出来ない。問題が起こっているのは、誰のせい(Fault)でも無い。目の前に起こっている事について自分はどう受け止めて、どんな対処が出来そうかを考える事が大切なのだ。それを決めるのは自分でしかない。

この考え方、ほんと、重要です。
担当している学生には、この事をかなり最初の段階で伝えている。

これから留学を考えている学生は、Responsibilityとは何か、ちょっと考えを巡らせてみるといいと思う。その辺、こっちに来たらめっちゃ問われるから。

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