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教育×コーチング 〜心のドア〜
前回の投稿 こんな時どうすれば・・・ から1週間。
「どうすればいいんだ・・・うーーーん」と唸ってしまう、この学生。いやーー、むずい。今、私に対する彼の心のドアのシャッターは閉まっている。しばらく閉店してます感。「うぜぇ」って声が聞こえてくる感。相手はティーンだ。
これまで一方的に喋りすぎたかな・・・説教じみちゃったかな・・・「この人、口を開けば学校生活や成績の話」て思われてるよな・・・
事実上そうなので、(遅刻多い、課題未提出、メールなどの確認漏れ、分からない事があっても先生に聞いたり確認したりしない etc...)正直、ぬるい!甘い!やる気あんの!?「英語上手になりたい」と言ってるけど、じゃあ、毎日どれだけの英語を発しようといるわけ!?と言ってやりたい。
・・・のだけれども、そこには必ず私が知らない情報があるはずなのだ。
自分の中で「この学生をなんとかしたい」「その知らない情報って何だ」と焦りが見えだしたら、一旦身を引く。私が焦って必死になっても意味は無い。本人よりも私が汗かいてどうする。気になるけれど、ここはグッと我慢。ドアノブは相手の内側にしか無い。内側から閉められたドアは無理やり開けられない。
と自分に言い聞かせつつ、湧いてくる疑問。
・このまま放ったらかしでいいのか?
・このまま何か事が起こるまで(例えば単位を落としそう、と先生から連絡が入るまで)何も言わない方がいいのか?
・放置しておくと、何にも気付かず何処までもフワフワ〜っと行っちゃいそうなんだけど、それでいいのか?
・今軌道修正しないともっと大変になるんじゃ無いか?
・留学生である以上制約(時間的な期限や守るべきルール)はある。そこから脱線している様ではここにいる資格は無いのではないか?その事に気付いているのか?
そんな事をこの1週間考えていた。そして、
このタイプの学生は、どんな語りかけをすれば、何があれば「自分ごと」として取り組むのか?
最大のポイントはここ。虚しいほどに、今までの語りかけは響いていない。「響いたかも?」と実感できた瞬間もこれまであったけど、その関係が持続しない。それはなぜ?ここにも絶対何かヒントの種があるはず。
今、うっすら浮かんできている新しい作戦。しかし作戦実行するには、もう少し掘り探りたい。心のドア、そーっと開けてくれるかなぁ・・・