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名探偵コナン「青山剛昌」さん流の創作術
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今日は、社会に馴染めないと感じている方や、自分が中途半端だと感じている方に向けて、今回取り上げるのは、人気漫画『探偵コナン』の作者である青山剛昌さんです。
青山さんは、日本を代表する漫画家の一人で、彼の作品は日本だけでなく世界中で愛されています。
最近、『情熱大陸』という番組で青山さんの特集が放送され、その内容が非常に興味深かったので、今日はそれについてお話ししようと思います。
僕は、普段、偉人や親しみやすい人物の例を挙げつつ、どうやって人生を歩んでいけばよいかについて考えています
特に、日々の生活や仕事で壁にぶつかり、自分に限界を感じている方に、少しでも勇気を持っていただければと思っています。
写真は外国人お友達と行った江の島の海!案外暑かったのと、海がしょっぱかったですw
トリックの生み出し方
青山さんは、『探偵コナン』という一つの作品を、なんと20年以上にわたって描き続けています。
これだけの期間、同じ作品を手掛け続けるというのは並大抵のことではありません。
彼のように一つのことに長期間取り組み続けることができる人は、本当に稀だと思います。
しかし、彼でさえ、すべてのアイデアを一人で生み出しているわけではありません。
トリックと編集者の関係
たとえば、青山さんがトリックを考える際、編集者が重要な役割を果たしています。
編集者が持ち込む新しいアイデアや現象をもとに、青山さんは物語の中でそれをどう活かせるかを考えているのです。
最近の例では、「火の玉が浮くトリック」が紹介されていました。
このトリックは、編集者が見つけてきた化学現象をもとにしており、青山さんはそれを自分の作品に取り入れるかどうかを慎重に検討します。
アイデアの活かし方
青山さんのすごいところは、アイデアをただ取り入れるだけではなく、それが本当にリアルに再現できるかどうかを実際に確認する点です。
たとえば、お風呂場で火の玉が浮かぶ様子を再現しようとするなど、徹底したリサーチを行います。
これは非常に手間のかかる作業ですが、青山さんはその手間を惜しまず、リアリティにこだわります。
紙飛行機の話
週刊連載という厳しいスケジュールの中で、ここまで徹底する姿勢には驚かされます。
さらに、青山さんは他にも多くの工夫をしています。
たとえば、紙飛行機をただ飛ばすだけではなく、羽が動いて飛ぶ特殊な紙飛行機を作り、実際に飛ばしてみるという実験を行っています。
このような細かい部分にまでこだわる姿勢は、彼の作品が多くの人に愛される理由の一つだと感じます。
忙しい中で大切にしてること
また、青山さんの作品作りのプロセスを見ていて感じたのは、彼が常に自分自身の「面白い」という気持ちを大切にしているということです。
どんなに忙しくても、自分が心から楽しめること、興味を持てることを作品の中に取り入れています。
この姿勢があるからこそ、彼の作品は生き生きとしており、多くの人々に共感を呼ぶのだと思います。
このように、青山さんは作品作りにおいて、自分の感情や直感を大切にしつつも、他者の意見を柔軟に取り入れることを怠りません。
彼はネーム(漫画の下描き)を描いた後、必ず編集者に見せて意見を聞きます。
そして、その意見を基に何度も修正を重ね、最終的な作品を仕上げていくのです。
マーケティングの前に大切なこと
時にはキャラクターの表情やシーンの細部を見直し、より良いものに仕上げるために努力を惜しみません。
こうした青山さんの姿勢を見ていると、作品作りだけでなく、ビジネスや日常生活においても、自分が本当に「面白い」と感じたことを出発点にすることの重要性を改めて感じます。
自分の気持ちに正直に向き合い、そこからクリエイティブな発想を広げていくことが、成功への鍵なのかもしれません。
もちろん、マーケティング的な観点で成功するために戦略を考えることも大切ですが、それだけでは人の心を動かす作品やビジネスは生まれないでしょう。
最後に
最後に、青山さんのような偉大なクリエイターでさえ、他者の意見を大切にし、作品をより良くするために修正を重ねていることを知ると、自分自身も他者からのフィードバックを大切にしようと感じます。
どんなに優れたアイデアであっても、他者の視点を取り入れることでさらに磨かれるのだと思います。
そういった姿勢を、私たちも日々の生活や仕事に取り入れていくことができれば、新しい可能性が広がるのではないでしょうか。
今日のお話が、少しでも皆さんの参考になれば幸いです。
青山さんのように、自分の「面白い」という気持ちを大切にしつつ、他者の意見を柔軟に取り入れることで、より良い成果を生み出していきましょう。