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思い出の水餃子
アクセスありがとうございます。
越路つぐみです。
中華、ビュッフェ、自作…と狙ったわけでもないのですけれど、餃子生活3日目に入っています。
焼き餃子と水餃子を織り交ぜています、幸せ!!
餃子から昔のことを思い出したので、書いていきます。
私が子どものころ、近所に色々なことをされているご家庭がありました。
お子さんが私と年齢が近く、一緒に遊ぶ中で親御さんとも交流を持つようになりました。
ある日、おばさんからお誘いをいただきました。
「留学生の子がいるの。うちに招いてお昼を食べるからこない?」
子どもの私は二つ返事で了承し、その日をワクワク待っていました。
そして当日。
目の前に現れたのは、金色の長い髪に、青みがかかった瞳の女性。
北欧からやってきた方でした。
言葉の壁もあり、たくさんお喋りをすることはできなかったのですが、留学生の彼女とそのご家庭でいただいたのが水餃子でした。
おばさんが皮から手作りした水餃子は厚めの皮と楕円形のフォルム。
おばさんの得意で好きなメニューを用意してくれていました。
餃子は焼き餃子しか知らなかった私からすると、未知の食べ物でした。
スープは中華ベースに、もやしやにんじん、ネギなどが入っています。
目の前にある鍋に水餃子を滑り込ませ待つと、餃子がつやつやしてくる。
そのつやつやの餃子をお玉ですくってスープと一緒にいただくわけです。
つるんと流れ込む餃子の皮のもっちり感がたまらなくて、たくさんお代わりをしたことを覚えています。塩っ気のあるスープもおいしかった…。
そのあとは手遊びをしたり、彼女の持ってきたものを眺めたり、一緒の時間を過ごしました。
残念なことに会話の内容は覚えていないのですけれど、おいしいものを食べて、きれいなおねえさんに遊んでもらった楽しいひと時でした。
私がこの経験をしてからそれなりの年数が経過しています。
学生時代の同級生の名前は出てこないですが、この時の北欧からのお客様の名前は今でも覚えています。
よくよく考えたら、海外の方と一緒の席に着いたのもこの時が初めて。
水餃子デビューと、海外の方とご一緒デビューが同時だったわけです。
今回は【餃子】の文字を読んで思い出したので書いてみました。
私の子どものころは、こうした機会がそれなりにありました。
当時は楽しいだけでしたが、今から思い返してみると、とても貴重な経験をさせてもらってきたのだ、これはとても幸せなことだと感じています。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。
またの機会に。
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