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社労士試験に不合格になったとき考えるべき3つこと!

はじめに

以前noteで資格・検定に不合格になった時にどんなことを考えるか?というテーマで記事を書きました。今回はそのスピンオフとして、社労士試験にフォーカスした内容を記事にしました。
まず、私の経験からいうと、基準点割れを選択式で、2回経験しています。
2回とも合格点数はクリアしていただけに、非常に悔しかったことを昨日のことのように思い出します。このような経験を含め、残念ながら6回、社労士試験を受験しています。
皆さんが合格に近づけるように、不合格になったときに自分が心掛けていた、3つの内容をシェアします。
・不合格の原因分析
・選択式で基準点割れを防ぐために
・択一式の合格点数を超えられないときは
参考になる内容もあると思うので、気軽に見てください(ちなみに動画の方が詳しく伝えています)。

不合格の原因分析

まずは、不合格になった要因を追究することで、それを克服するためのアクションを考える必要があります。これは社労士試験に限ったことではありませんが、同じ手法でチャレンジしても、高い確率で同じ結果になります。そのため、不合格の要因を明確にすることは重要です。
なお、よくある不合格の要因とアクションのパターンは下記です。
・もう少しで合格⇒今の方法を継続
・今の手段では限界⇒スクールや講座の変更
・苦手な分野がある⇒試験全体のマネジメントも考える
・時間が足りない⇒特に直前期の時間確保
・モチベーションの維持⇒試験に最高潮になるようにする
この中でも、予備校を利用しているのであれば、同じ予備校を利用するか?あるいは同じ講座を利用するか?を検討することはとても重要です。
私も①メインの予備校と②直前対策講座だけ受講する予備校という、2つの予備校を併用していました。もちろん、予算との相談もあると思いますが、一度、意思決定をすると、予備校を変更することは難しいので、よく検討しましょう。

選択式で基準点割れを防ぐために

社労士試験の選択式の対策は難しいというのが私の意見です。
まず、択一式の勉強と選択式の勉強については「重複する部分がかなりある」というイメージをもっていますが、やはり、選択式に出題されやすい論点があるので、対策が必要になります。
とはいうものの、やはり対策をすることは難しい。
私これまで、複数の国家資格を受験しており「どの試験にも勝ちパターン」があると思っています。しかし、社労士試験の選択式は例外で、問題数が少ないうえに、基準点のハードルが高いため、運の要素が強い仕組みになっているので、合格したものの、勝ちパターンを見つけることはできませんでした(改善傾向にあるようですが…)。
そのため「強い気持ちでマークして、解答を変更しない」といった、ある意味、精神論的な部分も必要であると考えています。
また、予備校の講師の方が社労士試験の選択式の対策として「10回テキスト読めば選択式はできる」という趣旨のSNSの投稿を見たことがあります。たしかに効果はありますが、とても時間がかかる方法で、試験の対策として再現性が低いと感じています。
また合格者のなかでも、意見の分かれるところで、多くのパターンがあるので「コレ」といった必勝法はないと言えるでしょう。
そのなかで、私は下記の3つの事を意識していました。
・過去問の出題可能性の高い分野を調べる(目的、財政、改定…など)
・数値を試験前に正確に押さえる
・択一式を早めに仕上げる
このなかでも「択一式を早めに仕上げる」ことで、直前期に選択式を勉強するための時間を確保することは重要なことです。例えば、択一式試験を50点取れる実力があれば、2~3点落としてもいいから、選択式に時間を確保し、自分が有効だと思う選択式対策を行う。
このような対策しかないように思います。

択一式の合格点数を超えられないときは

「社労士試験=選択式に合格すること」
私はこのように考えており、択一式の合格点数を超えたところから、社労士試験が始まると思っています。過去10年の択一式試験の合格点を考慮すると「45点」あれば勝負できます。
逆に考えると、択一式試験で「45点」取れる実力に及ばないときは、まずは択一式に注力すべきです。
また、択一式試験については、正誤判断をするうえで、例えば30日と1ヶ月を問うような細かい問題はありません。たしかに条文上の正解はありますが、択一式の問題を解答するうえでは、どちらで考えても正解にたどり着くことができます。
このように、択一式の方針として「大きな枠で考えて」正誤判断ができるようになることが重要で、細かすぎるインプットよりも、理解を優先してください。
実際の勉強では、インプットを重視よりもアウトプット重視の方が合格に近づくことができると思っています。
特に過去問演習しっかり行い、間違った部分をしっかり復習する、これを繰り返すことで、アウトプットをしながら、同時にインプットもできるので、効果的な学習をすることができます。
択一式は選択式と違い、いわゆる「必勝パターン」があります。私はアウトプット派ですが、もちろんインプット重視でも合格レベルに到達することが可能です。
YoutubeやSNSで多くの人が情報提供しているので、ぜひ参考にしてみましょう。

さいごに

社労士試験に不合格になった時のアクションについて、私の経験を踏まえて書きました。文章では、コンパクトな記載になっていますが、動画ではより詳細に解説しているので、ぜひご視聴下さい!

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