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12 いつと問へず汗浮く喉を見ていたり

こんにちは、谷口桂子です。昨日に続いて、「私の物語」より今日の一句をタイトルに入れてみました。あまり変わり映えはしないでしょうか? 操作を間違えて、自分の投稿に「スキ」してしまいました。すみません。

今日は天皇誕生日、私の誕生日でもあります。
朝、目覚めて思ったのは、死ということ。昨年の父の死がこたえているのが、漠然とあったものが我がこととして考えるようになりました。
生きてゆくということは一刻一刻死への接近を意味している、と吉村昭さんの小説の一節にもあります。こうして一日が始まってしまうと、どこかにまぎれてしまうのですが・・
まず死を思った59回目の誕生日、忘れないかもしれません。

3月8日まで、神保町のギャラリー&カフェバー「クラインブルー」で俳句の展示をしています。これまでの著書も展示中です。お立ち寄りください。