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よこすか満喫きっぷで横須賀日帰り旅

こんにちは、ごーぜろです。やっと涼しくなってきましたね。
先日よこすか満喫きっぷを使って横須賀に行ってみました。どうぞ最後までお読みいただければ幸いです!


よこすか満喫デジタルきっぷを活用しよう!

京急のお得きっぷの一部は、京急沿線お出かけサービス「newcal」(https://newcal.jp/)というサイトで事前購入することが出来ます。こちらの方が従来の磁気券よりも数百円安く購入できるのでおススメです!

デジタルきっぷの画面

東京湾に浮かぶ無人島、猿島へ!

横浜から特急に乗って約30分で汐入駅に到着。猿島航路が発着する三笠ターミナルに向かうため、まずは三笠循環バスに乗車して三笠公園へ出ます。

三笠循環バス(三笠公園バス停にて)
三笠ターミナル

三笠ターミナルで11時30分発の猿島航路の乗船券を購入。よこすか満喫きっぷの提示で猿島航路の乗船券が150円引きとなり、1,350円で購入出来ます!

猿島航路の乗船券

11:40〜12:45 猿島を観光!

猿島桟橋に掲げられた看板
島内マップ(一部改変)

三笠ターミナルからフェリーで10分、猿島へ到着しました。猿島ではバーベキューや釣りなどをすることが出来、レンタルショップもあるので現地で手軽に楽しめます(一部要予約)。また、30分もしくは60分の探検ツアーもあり、ガイドさんが猿島の歴史などを交えながら島内を案内して下さいます。


まずは兵舎や弾薬庫といった要塞が設置されていた切通しを抜けていきます。これらの史跡は明治時代に建てられたもので、特にフランス積みで建てられたレンガの建造物は日本で数か所にしか見られない貴重なものです。

要塞の切通し

そのまま奥に進むとトンネルが見えてきます。このトンネルは現存するレンガ造りのトンネルにおいて最も古いものの一つとも言われており、中には旧日本軍の司令部跡や弾薬庫があります。

トンネルの出入り口
フランス積みのトンネル内部

トンネルを抜けて階段を昇り、島のほぼ中央にある広場へ。広場からは横須賀港を望むことが出来ます。

広場から横須賀港を望む

更に北西に移動してオイモノ鼻広場へ。対岸には房総半島(千葉県富津市付近)が見えています。9月とはいえ、空の青の濃さも相まって夏の空のようでした。

房総半島がうっすら見える

気付けば帰りの船の時刻が迫って来ていました。自然を満喫しながら来た道を戻って桟橋へ向かいます。12:45発の猿島航路で三笠ターミナルへ戻ります。

さらば猿島

13:00~14:15 世界三大記念艦「三笠」を見学!

日露戦争の日本海海戦において、東郷平八郎司令長官の乗艦指揮の上大活躍した戦艦「三笠」。1922年(大正11)年のワシントン海軍軍縮条約締結により日・米・英・仏・伊の主力艦保有数に制限が課されると、三笠も除籍されることになりました。しかし、その歴史的価値から保存すべきとの声が多かったため現在の位置に保存され、1961(昭和36)年に復元されて現在の姿に至っています。


よこすか満喫デジタルきっぷの「遊ぶ券」を提示していざ艦内へ。中甲板には日露戦争の歴史や日本海海戦での三笠の活躍についてのパネル展示があります。後甲板には士官室や長官公室、長官室が設置されており、じっくり見学することが出来ました。

中甲板にあるパネル展示
長官室

階段を昇って上甲板へ。更に階段を昇って艦橋へ上がることが出来ます。最上艦橋から甲板を見下ろすと、改めて三笠の大きさに驚かされます。

上甲板
30センチ前部主砲
東郷平八郎像とともに

お腹も空いてきたので、売店でよこすか満喫デジタルきっぷの「遊ぶ券」の特典として必勝しおりをいただいてお昼にします!
歩くこと8分、大滝町バス停へ。ここから横須賀駅行のバスに乗って汐留バス停で降り、Coaska Bayside Storesに向かいます。

14:45~15:15 ヨコスカネイビーバーガーを堪能!

Coaska Bayside Storesには横須賀グルメ艦隊というお店が入っており、そこでヨコスカネイビーバーガーをいただきます!よこすか満喫デジタルきっぷの「食べる券」を提示して、クォーターポンドサイズのバーガー・ポテト・ソフトドリンクのセットを注文します。

港を眺めながらネイビーバーガーをいただく

パティがジューシーで非常に美味しいです!実は、ネイビーバーガーは味付けがあっさり目で、自分でケチャップやマスタードをかけてカスタマイズして食べるのが主流なんだとか。港を眺めながら食べるネイビーバーガーは本当に絶品でした!!
さて、満腹になったのもつかの間、まだ行きたい場所があるので急いで汐入駅に向かい、普通電車で浦賀駅を目指します!

16:00~16:30 観音埼灯台を見学!

浦賀駅から観音崎行のバスで終点まで乗車し、やや不安になりながらも10分程山道を歩いて観音崎灯台に着きました!閉場時間の約20分前に参観受付が終了するため、ギリギリで滑り込めました(汗)。
観音埼灯台は日本初の洋式灯台として1869(明治2)年に点灯されました。関東大震災などで損壊したため、現在の灯台は1925(大正14)年に建てられた3代目のものとなっています。

そびえ立つ灯台

よこすか満喫デジタルきっぷを提示すると割引料金で参観できます。窓口でチケットを購入していざ灯台の中へ。ひたすら螺旋階段を昇ります!

観音埼の先端
対岸に見える房総半島

本当に眺めが良い…!三浦半島の東端なので房総半島がかなり近くに見えます。房総半島を正面に見て左を向くと遠くに横浜市の沿岸部を眺めることが出来、みなとみらいのコスモクロック21やランドマークタワーもうっすら見えました。

皇后陛下行啓御坐石跡と高浜虚子の歌碑

観音崎公園を散策・横浜へ帰宅!

灯台から海岸沿いに出る階段を降り、観音崎公園を散策しながらバス停へ戻ります!道中には、741(天平13)年に行基上人が観音像を納めたとされる海蝕洞穴があります。当時、洞穴に住む大蛇が漁民や船乗りに危害を加えていることを聞いた行基上人がその大蛇を退治し、観音像を納めました。観音崎という地名もこのことに由来しています。

洞窟の入り口付近には復元された観音像が祀られている
夕日に照らされる岩場

16:50発のバスで馬堀海岸駅に出ます。今回は時間の都合上で走水海岸には寄れませんでしたが、今度の機会に訪れてみようと思います!
10分程で馬堀海岸駅に着き、そこから京急本線へ乗り、堀ノ内で特急に乗り換えて横浜に帰ってきました。非常に充実した一日でした!

堀ノ内から乗ってきた京急イエローハッピートレイン

いかがだったでしょうか。自分でややカツカツな行程を組んでしまい、後半の急ぎ具合が半端なかったです…(反省)。でも、それほど様々な魅力があってとても1日では回り切れなかったです。三浦半島南部も含めてまた訪れたいです!
かなり長くなってしまいましたが、最後までお読みいただきありがとうございました!!

【訪問先・参考HP一覧】
・三浦newcal
https://newcal.jp/miura/

・無人島 猿島
https://sarushima.jp/

・世界三大記念艦「三笠」 
https://www.kinenkan-mikasa.or.jp/

・よこすかグルメ艦隊https://www.cocoyoko.net/gourmet/gourumekantai.html

・公益社団法人 燈光会「観音埼灯台」
https://www.tokokai.org/tourlight/tourlight05/

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