ライティングで学んだことを共有します。
『どうしたら文章が上手になるんだろう?』
『そもそも文章力ってなに?』
そんな想いがある方におすすめの記事です。
こんばんわ。
2ヶ月前から犬を飼いはじめ、う〇ちやお〇っこ掃除に奮闘している、webデザイナーのkoshiです。
そのおかげで手あれがヒドく、ボロボロになっています。そんなボロボロの手で、文章力を上げる方法を頑張ってまとめました。
読みやすく、わかりやすい文章を書ける人、憧れますよね。よく『文才がある』と言われる人です。
ただ、本当に才能だけで決まってしまうのでしょうか?
私は、そんなことはないと思っています。
今回ライティングを学んでみて、文章には確かな技術があり、上達する方法があると思いました
なので、学んでみて『これめっちゃ大事じゃん』と思ったことを、勝手に共有します。
ライティングが少しでも上手になりたい方の、参考になると幸いです。
勉強したことを大まかに分けると、以下の4つになりました。
文章を書く前の【心構え】
文章を書く【基礎知識】
文章を読ませる【テクニック】
Webに特化した【Webライティング】
それでは、書いていきます。
文章を書く前の【心構え】
そもそも『文章力ってなに?』と思いますよね。
私がしっくりきたのは『完読される文章を書ける力』です。文章は、読んでもらえなければ何の意味もありません。
目指すべきは『完読されること』です。
完読されるためには
読まれる文章は、読む人のことをしっかり考えて書かれています。そのためどうすれば読みやすいかな?と考えることが大事です。
書きたいことを書くのではなく、伝えたいことを伝えるために書く。
そうすると、読者に寄り添った文章が書けるのだと思います。『読む人のことを考える』という心構えが大事、ということです。
文章を書く【基礎知識】
ここからは少しでも『完読』されるために必要な知識を、例文も交えて共有します。
これから書くことを意識することで、文章が劇的に変わると思ってます。
では、見ていきましょう。
『の』を連続させない
まずは初歩の初歩です。助詞の『の』は、連続させないように注意しましょう。
例文は以下。
↓
意識しないと結構やってしまいます。私が読んだ本の中には『のは多くても2回まで』とありました。
『の』が連続してないか、確認するようにしましょう。
同じ文末表現を連続させない
文末表現の『〜です。〜ます。』が、連続しないように意識します。
↓
上の文は『しました。』が連続していて、クドい文章になっていますよね。
文末表現のバリエーションを増やすだけで、飽きずに読みやすくなります。
主語と述語は近めにする
これは現場のライターさんでもやりがちなことです。主語と述語が離れていると、読者が混乱してしまいます。
↓
主語:私が 述語:負担する
上の文章も正しいですが、『負担するのは誰だっけ?』と一瞬迷いませんか?
できる限り主語と述語を近づけることで、わかりやすい文章になります。
長い文章は分解する
長過ぎる文章は、分解して一文一文を短くしましょう。
↓
書いてみると当たり前ですが、意識していないとやりがちです。
一文一文をできる限り短くすることで、息継ぎができて読みやすくなります。
冗長表現を避ける
冗長表現とは、『〜することができる』とか『〜ということである』などです。
使ってもいいのですが、少々回りくどくなるので避けたほうがスッキリします。
↓
『〜することができます』はよく使いがちですが、いらない場合がほとんどです。
意識して避けていきましょう。
ここまでが、文章そのものを整える基礎知識でした。
他にも色々ありますが、分かりやすくやりがちなことをピックアップしてみました。
次からは、基礎ができたあとのテクニックです。
文章を読ませる【テクニック】
ここからは、読んでもらうためのテクニックについてまとめます。ライティングを学ぶ前の私は、全く意識できてませんでした。
では、見ていきましょう。
漢字とひらがなとカタカナの割合
漢字ばかりの文章は読む気が失せますよね。
私が読んだ本では、『漢字2:ひらがな7:カタカナ1』が読みやすいとありました。
↓
沢山→たくさん、読み辛い→読みづらい、印象→イメージに置き換えました。下の文章の方が圧倒的に読みやすいですよね。
漢字をひらがなにすることを『ひらく』と言うらしいです。ひらけるところはひらいて、読みやすくすることを心掛けましょう。
自分ごとにさせる『感情表現』
人は『他人事』の文章を読む暇はありません。
自分にとって意味がある、価値があると判断したときのみ、読み進めます。
そのため、『この文章は自分のためになる!』と思ってもらうテクニックが必要、それが『感情表現』です。
冒頭の赤丸の部分です。よくブログで見かけますよね。読んでほしい人に刺さるような感情表現を入れることで、読まれる確率が上がります。
わざとらしさも出てしまうので、ほどほどに。
自分ごとにさせる『問いと仮説』
先程と一緒ですが、文章を『自分ごと』として読んでもらうためのテクニックです。
問いを立てて、自分なりの仮設を主張します。
冒頭の赤枠部分ですね。
問いと仮説を立てることで読者は、『自分の意見』を持った上で読み進められます。
今回でいうと『いや、文章はセンスだろう』だったり、『私も才能とは思わない!』だったり。
問を立てられたら、意見を言いたくなるのが人間です。
意見を持ってもらえるタイミングを作ることで、読んでもらえる確率が上がります。
以上が『読んでもらうためのテクニック』でした。
最後に、Webに特化したテクニックをまとめて、終わろうと思います。
Webに特化した【Webライティング】
ここまでに紹介したものは、文章全般に使える技術でした。
ここからはWebに特化したテクニック、いわゆる『Webライティング』についてまとめます。
Webライティングも多岐にわたりますが、私にとって大事だと思えたことを書いていきますね。
話者の宣言
Webの記事は、基本的に誰が書いているかわからない状態で読み始めます。
でも、誰が書いてるかわからないものに興味はわかないですよね?
それに比べて、友達の書いた記事は読みたくなる。それは『書いた人を知っている』から読みたくなるのです。
なので自分がどんな人か知ってもらえば、読んでもらえる確率が上がります。
赤枠の部分です。
正直この書き方が良いかどうかわかりません。
とりあえずWebデザイナーであることと、犬に振り回されてるやつだってことを書いてみました。
何もないよりはマシじゃないでしょうか。
結論ファースト
Webライティングにおいて、結論ファーストはめちゃくちゃ大事です。
知りたいことを検索して記事を読みますが、『文章を読みたい人』はいません。
情報が知りたいから『仕方なく』文章を読むだけです。
なので、『この記事には何が書かれているのか?』を冒頭で説明し、欲しい情報が書かれていることを伝えます。
そうしないと、『欲しい情報がここには無い』と判断されて、別の記事にいってしまうからです。
見た目を整える
ほとんどの人はパッと見で、その記事を読むか読まないかを決めます。
↓
確実に下のほうがわかりやすいですよね。
図や表、写真、箇条書き、記号『』【】などを使用して、とにかく見やすくなるように心がけてください。
内容は二の次です。内容も大事ですが、読まれなければ意味がありません。ぱっと見でわかりやすくしましょう。
あとがき
ライティングで学んだことの練習で、まとめた記事を書いてみました。
偉そうに書いてますが、練習なので許してください。これからも学びを続けて発信していきますので、よかったらスキしていただけると励みになります。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
最後に、参考にした書籍を紹介します。
「沈黙のWebライティング」著:松尾茂起
「新しい文章力の教室」著:唐木元
「20歳の自分に受けさせたい文章講義」著:古賀史健
「マクサン式Webライティング実践スキル大全」著:マクリン、サンツォ
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