142. 高級スーパーへの営業/ Hacer negocios a Casa Rica(4)
営業の面談では、
二人の女性が対応してくれました。
おそらく業者担当の部門の方々です。
名刺交換はしませんでした。
忘れていたというか、パラグアイでは名刺はそこまで重要ではないです。
かなり気合入った営業系の人は名刺を渡していますが、
今の時代、事前にチャットアプリやメールでやりとりしてからということが多いですし、
名刺があってもなくてもあまり困りません。
どうしても相手の連絡先がわからないときは、
会議の最後に電話番号を教えてもらいます。
これでチャットアプリ(ワサップ)に繋げることができるので、大丈夫です。
という、言い訳ですね笑
本当なら名刺交換した方が間違いないでしょうが。
こんな気楽なところもパラグアイのいいところです。
僕は普段は営業トークは特にしません。
軽く挨拶をしてお礼の挨拶をして、すぐ本題に入ります。
「今日はお忙しい中、時間を設けて、私を受け入れてくれてどうもありがとうございます。」
この言葉は満面の笑顔で、ニコニコと相手の目を見ながら、
感情を込めて話します。
最初のフレーズですから、かなり重要です。
これをうまく話せれば、大体相手は心を開いてくれます。
そして、すぐに本題に入ります。
「僕の相談は1点です。私たちの商品をお店に置いてもらうことはできるのかどうか。それを知りたくてやってきました。」
あとは軽いミドリの紹介をしながら、
商品を見せていきます。
僕らはミドリの商品に自信を持っています。
だから、口でああだこうだ説明するよりも、
実力(商品)を見てもらった方が説得力があるし、話も早いのです。
今までこのようにして営業を行ってきました。
結構邪道な部分もあるかもしれませんが、
相手は常に忙しい人たちです。
一個一個の商品の説明を聞いている暇はありません。
ある程度Casa Ricaのテイストに合わせた商品をセレクトしてサンプルで持っていきましたが、まずは手に取ってみてもらって、もし彼女たちが質問があれば、聞いてもらった方が効率がいいです。
そして、
軽く商品を見て、先方の説明が始まっていきました。
Casa Ricaの条件は下記です。
1)まず3ヶ月の試験販売期間
2)試験期間の売り上げの結果(他メーカーとの比較)で継続して置いてもらえるかが決まる
3)棚の場所やスペースは選べない
4)最初の集金は90日後に行われる。その後は60日後
5)納品はFactura creditoで行う
6)売れない商品は先方から指示指定があり回収する
7)月に最低二回は見回りや掃除、整理整頓補充に行く
8)毎月一回はGNB銀行の20%オフの日がある。(10%はミドリ負担)
9)ギフト用にキットも持ってきて欲しい(特にアロマ系)
10)Casa rica全部の3店舗に置かせてもらえる
11)商品の使い方や、どのように作ってるかがわかると良い(特にエコ、リサイクル、手作りがわかるように)
12)お店のコミッションはジャンルによるが、30〜35%程度
13)早めにおすすめの商品リストを送って欲しい(ミドリの在庫と検討しながら)★
14)アロマ系、食卓・テーブル系、パロサント染めが良い感じ
15)きょうこさんのアニマルお香たても良い!
16)お香は競合が一社(輸入品)しかないので、チャンスあり!
17)外国人が多いので、お土産需要も期待できる
18)Casa Ricaのブランド力がとても高いので、宣伝広告にもつながる
19)最初の3ヶ月はとにかく頑張ってたくさん売りましょう!(もちろん、その後も!)
20)客層が良いので、ある程度の価格でも売れる
21)CRはワインも品揃えが多く、強みでもあるのでワイン関係の商品もたくさん欲しい
と言った感じです。
お店の条件もそうですが、
どのようなラインナップの商品を持っていくかといったアドバイスも多くもらうことができて、嬉しい限りでした。
さてさて、これで最初の3ヶ月の試験期間をまずはクリアしたいですね!
いけると思います!
頑張ります!