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惑星採集計画①|惑星採集計画はじめました

こんにちは小瀬古文庫です。今回の記事では2022年1月から開始した「惑星採集計画」プロジェクトについて書きます。これはFabCafeKyotoのレジデンスプログラム「COUNTER POINT」の7期プロジェクトの一環で行っています。

さて、この惑星採集計画ですが、いわゆる宇宙の惑星を探すプロジェクトではありません。昨年開発した下の「惑星発見器」を用いて、私たちの日常から架空の惑星を発見するプロジェクトです。

惑星発見器ってなに?

惑星発見器は、一見すると謎のディスク状のツール。身の回りの素材の表面にあてると、観光地の顔はめパネルのようにその素材が惑星に見立てられます。

例えば木のテーブルに惑星発見器をかざすと、中央に影が生まれ、木星のような惑星が見えてきます。木目、金属、土といった素材が、惑星の特徴となって表れます。

惑星発見器の仕様


試行錯誤の末、ディスク状のミニマルな形にたどり着きました。漆黒のアクリルでサイズは12cmとし、CD/DVDの持ち味に近づけました。CD/DVD世代には馴染みのある形です。アクリル板でできたシンプルなツールですが、接着剤なしでレンズをさせたり、スマホでの撮影時に反射しないようにマットブラックにするなど、細かい所もチューニングしています。


開発の背景

昨年夏の作品「おいしい惑星」(https://koseko.asia/project/egg-moon/

小瀬古文庫という名前の通り、それまではアートブックマガジンの発行(小瀬古文庫webサイト)を中心にしてきました。昨年(2021年)夏に京都での滞在制作で立体作品を作っていた時(COUNTER POINT5期)に、せっかく京都に来たのだから、地域性を活かした作品つくれたらいいよね、となりました。年輪が惑星っぽいよね、という話から、本ツールの制作に至りました。

採集計画はじめました

惑星発見器を開発したものの、初めてのツール制作かつ自由度が高すぎて、どこから手をつけたらいいか分からないので、とりあえず惑星を集めまくる!というところから始めることにしました。instagramにアカウントを作り、アップをしています。

惑星発見計画 instagram

集めていくうちに、人との出会いや発見を通じて、方向性は自然と定まるだろうという予測ではじめました。考えても分からないことは、とにかく手を動かす主義。さて、どんな惑星や新たなキーワードが出てくるでしょう?お楽しみに!

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