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ずっと抱えてた実母へのわだかまり。

こんにちは〜!
あめりかんです。

あなたは実家のお母さんと仲良しですか♡?

私は仲が悪いわけではないけれど
ずーっと長いこと
心の中で思ってることがあってね。
 
 
お母さんも人間だし
完璧じゃないとは分かっているんだけど
 
子どもの頃に抱えていた気持ちは
大人になっても残ってて…

だけど、蓋を開けてみたら
意外すぎる展開になったの🤭



母は私が子どもの頃、ものすっごく怖くて
友達にでも怒るような人で。

小学校の時に
一緒に登校してた友達から

「あめりかんのお母さんて、怖い人だね」って
怖いお母さん認定されるほどの
厳しいお母さんだった。


私は母に怒られたくなくて
機嫌を取るために、おりこうさんになって

本当は嫌だなぁと思うことも
怒られたくないから我慢してやったし

母と一緒にいる時には
知らない人でも母の知り合いなら挨拶したり
いい顔をしていたし
 

学校だって真面目に通って
長期休みの宿題も
最後にヒィ〜!とかあったけど

提出しないとか、やらないなんて
絶対にあり得なかった。

 
 
だけど、なんでそこまでして
がんばっていたかというと

当時はただ「母に怒られたくない」
その一心だったものの

その奥には
「母に認められたい」
「母に私を見てほしい、褒めてほしい」っていう
愛情を求めていた私がいて。 


インナーチャイルドって言葉もあるくらい
子どもの時に抱えていた気持ちって
大人になっても出てくるんだよね。

それが癒されてないから
いろんな事象が起こるっていうのも
何となく分かる気がしてて。



それでね。
 
自分と向き合うようになって
数年前に勇気を出して
母に言ったことがあるの。

「子どもの時、たくさん怒られて悲しかった」

「本当は、たくさん甘えたかった」って。
 
 
今、自分が母親になってみて
子ども達とギュッとハグをするたびに
私もこうやって抱きしめてもらいたかった!
と思うんだよねって
 
ずっと抱えてた気持ちだから
話しながら泣いちゃって。
 
それでも
やっぱりどうしても伝えたくて
がんばって話したんだよね。
 
 
 

そしたらね、
母はなんて言ったと思う??? 
 
 


「え!?私、そんなに怒ってた?」

「全く覚えてないんだけど?」




えええぇぇぇぇーーーーーー(・Д・)!!!!
 

ま、、、
マジですかい、、、って拍子抜け。



それでも
そう感じてたんだね、ごめんねって
ギュッとしてくれたんだけどね。

あんなにも
毎日毎日怒っていたのに
そんな自分を忘れるとか
あり得なくない!????って不思議だった。
 
 
 
今の母は
ほとんど怒らないし
むしろ優しくて孫たちにもよくしてくれる。

昔から、いろんな人のためによく動く人で
今でもそれは全然変わらなくて

ブツクサ言いながらも
よくそこまでできるなぁ〜って感心してる。


私には2才上に兄がいるんだけど

長女の娘がまだ小さかったころ、
子育てに不慣れだった私は怒ってばかりで
そんな自分に苦しんで
兄に相談したことがあるの。

母にたくさん怒られてきたのは
兄も同じだったから
気持ちをわかってくれて。


その時の私は

「あんな母には絶対にならない!って
決めてたのに、気づいたらそんな風になってる…
そんな自分が嫌だ!」

「長女にも、私が感じてたみたいな
悲しい気持ちをさせてるんじゃないかって
そんな自分に自己嫌悪になる」

って、兄の前で泣きながら話したんだよね。


な・の・に、、だよ?

こんなに真面目に悩んでたのに!だよ!?
 
 
その母が覚えてないって、
いったいどーゆーこーとー!!???
じゃない?笑

 
 

ちなみに当時の兄からは

「今、お前は母のことが嫌いか?」

「どんなに怒られても
それでも今好きなんだったら
きっと長女だってお前に対して同じように
感じてくれるんじゃないか?」

と、それを聞いてさらに大号泣。

その励ましを胸に、
私はまた育児に奮闘していったんだけど^^ 



こんなにも
「怒る母」がイヤで
「怒られる」ことにも敏感になって

他にもいろんな場で
小さいころの自分が重なって
涙を流したりもしてきたのに

勇気を出して打ち明けたら
覚えていなかったことにとにかく驚いて。

 
だけど
認知症的なものでもないし
わざと忘れてる風でもなかったし

ほんっとに「へ?」って
身に覚えがない感じで
その不思議さの点はずっとあって。
 
 

でもね、そこには母の個性があったの。

母のそれを知っていくうちに
それがなぜだったのか分かっていって!
 
 
「あぁ!!!だからか🤣!」って
合点がいく個性を持ってて

そりゃぁそうか(笑)って
その理由が分かったら心が軽くなった♡
 
 

しかも!

蓋を開けてみたら
私がたくさん感じてきてた「怒り」は
母のではなくて

なんと!私のだった!!!
ということも分かって

「え?私だったんかい、、、おぅw」っていう
思ってもいない展開にまたビックリで。
 
 
そしたらね、私の中にあった
わだかまりが溶けていったの。


「私は母のせいで私はこうなったんだ」

「小さい頃にいっぱい怒られたから
言いたいことが言えないんだ」

「我慢ばかりしてきたから
自分の好きや楽しいが分からないんだ」

そんな風に、心のどこかで
自分のダメだと思う部分を
母のせいにしていることがあった。

 
 
だけど、誰も何も悪くなかった。

母も悪くない。
私も悪くない。

ただ、当時は
そういうものがあることを知らなかったし
それを経験してきた私がいる。

ただそれだけ。

そこに気づいたら
母を責める気持ちも無くなって
溶けていった。
 
 

インナーチャイルドってこうやって
私たちが自分自身を知るために、
 
自分のことを
もっと見てほしいっていう
自分のカラダからのメッセージ
なのかもしれない。

私たちの同年代の人と話をすると

お母さんとの関係、
お父さんとの関係で
色々な感情を抱えてる人が
多いなぁって感じるんだけどね。

 

少し前に、実家に泊まりに行ったとき
母と話していたらこんなことを言われたの。

「お母さんに
ギュッてしてもらいたかった、って
前に話してくれてたことがあったけど。
私(母)は、母親(私からみたら祖母)に対して
そんな風に思ったこと1度もないんだよね」

 
 
これを母から聞いて、なんか時代を感じた。

母のお母さん(私の祖母)の時代は
まだ戦争が終わって間もなかったし
祖父も「働かざるもの食うべからず」って
めっちゃ厳しかった。

そういう親に育てられて
私はてっきり「母も甘えられなかった人」
だと思っていたけれど

親からギュッてしてもらいたいって
そういう発想自体ないんだって。
(でも、孫にはギュッてするのよ♡笑)


 
もしかしたら
母の年代の人たちは
親にそれをしてもらいたいとは思わなくて
ちがう面で愛情を感じていたのかな、

私たちの年代は
そう感じていたけれど
素直に言えない気持ちを抱えていて
それを子どもを通して気付かされるのかな、

子どもたちの年代は
感じたことを素直に口に出すから
そこからまた私たちは新たなことを学ぶのかな、

そんな風に「時代」を感じたの。

 
 
こんな風に
でっかい視点も感じたものの

母の話を聞いて
やっぱり「ちがう」んだなぁーって
改めて感じたし

だからこそ
ちがいを知っているってことは
大事だとも思った。
 
 
 
ついつい、
同じ人間だからって
自分が考えたり感じていることを
人も同じように感じているって
思ってしまいがちだもん。


私を産んだ母との間でさえ
こんなにちがうんだから 

子どもとだって
当たり前に違っていて当然だし
周りにいる人とだってそうなんだよね^^


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