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私のものさしなんて、いらなかった。

ふっこです。

早速個別相談へのお申込みを
いただいております。
ありがとうございます♡

さて、私には高校1年生の
一人息子がいます。
 
個性についての理解を
深めていく段階で、
彼の存在は私が一番
 
「理解したい人」
 
でもありました。
 
そのくらい、
理解しがたい人でも
ありました(笑)

親子であっても
理解できるかどうかは
全く話が別で。
 
彼の個性を知るまでは
理解に苦しんだり、
良かれと思ってのお節介が
いつも反発しか得られなかったり、
 
とにかく振り回されっぱなしで
ヒステリックになった時期も
長くありましたし、
 
可愛い存在でもありましたが
理解しがたい存在でもありました。


息子の個性を知っていくにつれて
変化したのは私の方でした。

彼は最初からずっと
ありのままでしかなくて、

私が彼の繊細さや自由奔放さに
なかなかオッケーが出せずに
 
心配しすぎたり、
ハラハラしたり、
振り回されていると
感じてしまって疲れたり、
 
それでも親なんだから
理解できるはずだ!と
意気込んでは空回ったり。


当時は私の中のものさしで
彼を理解しようと必死で、
でもそもそものやり方が
違っていたんです。

私のものさしなんて、いらなかった。

ただ、彼のありのままを
私のありのままで
受け止め続けることしか
私にできることはありませんでした。


彼のありのままは
私にとっては

初めて、非常識、不可解

そんなことの連続でしたが、
それは単に私の引き出しにない表現が
彼の個性にはあっただけ。


親子であっても、
個性から見れば
「全く違う」存在です。

そう簡単にわかりあえる
はずがなくて、

それでもわかりたいなら
一方的に押し付けたり
枠に嵌めようとするよりも、

我が子のありのままが
たとえ自分の中では非常識であっても、
そのものさしでジャッジをせず

その子のありのままを侵さず、
尊重し、見守り続けることが
親にできる精一杯のような
気がしています。

そういう相手が
存在してくれることで、
自分の器を磨いてくれますし

その向き合い方は
そっくりそのまま
自分に向けられるものでもあり、
人間関係にも通じるんだなと、

息子から教えられました。


そしてもしかしたら自分も、
親から見ればそういう存在
だったのかもしれないなと。

世代の違いって、
なんだか面白いです。
 

 
個性とは決して

「こういうもの」

と言葉で断定することは
実はできません。

実際に自分や家族の個性を
知っていくとわかることですが、
 
個性とはその人の
命の表現であって、

それは毎日生き生きと
躍動していて、
 
その様に出会うたびに
新鮮な驚きとともに
感動してしまうものです。

15年、息子を見続けていますが
今でも新しい発見があります。

同じ個性からの表現であっても、
そこにパターンなどなく、
 
いつ何が溢れてくるかわからない
そんな「今」をいつでも
ありのままに見せてくれていて、

その命の輝きに
いいも悪いもなく、

ただそこに存在してくれるだけで
泣けるほどありがたいと思えます。


そんな風に息子のことを
感じられるようになったのも、

「個性」というものを学び、
「個性」という視点を
子育てに取り入れたからこそで、

「人一人を理解し続ける」

ことの奥深さを
息子が体験させてくれました。


理解が深まるたびに、
「全然わかっていない」
ということもわかり、
どんどん謙虚になれ、

現在進行形で息子の存在は
私の最大の学びであり、
私の一番の師匠です(笑)


「子育ては自分育て」って
よく聞く言葉でしたが、
これ、本当にそうだなと思います。

だからこそ、
「個性」をもっと
お母さん達に知ってもらいたい
って思うところもあります。

「子育て」って本当に
尊い行いだと思うのですが、
 
その価値に気付かず
以前の私のように
心配や悩みが尽きないまま、

肝心のお母さんの笑顔が
家庭から消えてしまうのは
もったいないなと思うのです。


もしかすると、
今の大人たちは
「ありのままを良しとされなかった」
子ども時代だったかもしれません。

今の子供たちは
私たち大人に向かって
真っ直ぐに「個性のまんま」を
見せてくれているように感じます。


あと必要なものは
「個性への理解」
だけだと思います。


だから、知ってみて欲しい。

自分のためにも、
子供たちのためにも。
 


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