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私が真剣になった一言。
あめりかんです。
やりたいことをやる。
やりたくないことを辞める。
あなたにとっては、
どっちが簡単で
どっちが難しいだろうー?
私の場合は圧倒的に
「やりたくないことを辞める」が
できなくて。
イヤだな、やりたくないな、
そう思いながらも
やらなきゃいけないよね
仕方ないよねって
惰性でやってることがたくさんあった。
あるとき人から
「1ヶ月徹底的に
やりたくないを辞めるをやってみて。
もし、それできなかったら
この先の人生、
一生やりたくないこと
辞められないと思うよ。」
とズバッと言われたことがあって。
そのとき、初めてハッとした。
本当はやめたいと思いながらも
言い訳ばかりをしてたこと
それで自分の人生の貴重な時間を
ムダに使っていたこと
「今できなかったら一生ムリだから。」
ほんと、そうだ。と。
忘れないためにも
画用紙を出してきて
「徹底的に1ヶ月
やりたくないを辞める!!!」
と、大きく書いて
壁に貼りつけて。
そこから
「やりたくない」と感じていること
と向き合っていった。
そしたら、ほんと些細なことの中にも
やりたくないがあって。
例えば
お弁当箱を洗うこと。
子どもたちが使った
水筒を何本も洗うこと。
乾いた洗濯を畳むときは
床に下ろすのはイヤ。
(干したままの状態から畳みたい)
テーブルの上にいつも何かがあるのはイヤ。
(寝る前には何もないスッキリがいい)
料理をするのはいいけど
茶碗洗いをするのは好きじゃない。
ピンポンが鳴って玄関に出るのがイヤ。
(相手がだれでも)
日常の中にある小さな事の中に
本当はやりたくないのにやってた事が
盛りだくさんで
「やりたくないことを辞める」
その難しさを痛感した。
でも、今できなかったら一生
できないかもしれない。
この言葉が胸に刺さっていたから
やめると決めて向き合って。
そしたら、
やりたくないを辞めるには
どうしたらいいかな?を考え出して
お弁当箱や水筒は
今まで当たり前に洗っていたけれど
洗い方を子どもたちに教えて
自分の物は自分で洗ってもらう、
みたいに
ひとつひとつ変えていくことができた。
そしたら、小学生低学年でも
できることたくさんあるんだな!って驚いて。
保育園時代にはできなくて
やってあげるのが当たり前で
それに慣れていたから
子どもたちに任せるって発想がなくて
イヤイヤながらも
自分がやらなきゃいけないって
勝手に思い込んでたんだなーと
気付かされた。
もう、小学生じゃん(笑)って
なぜ気づかなかったんだ!と思うけど
そうなんだと決めつけてるときって
ちがう選択肢が頭に浮かぶこともないくらい
自分が思い込んでることを
信じきってる。
だから、それちょっと、ちがうかもよ?って
ん???えっ!??って
気づかせてくれる出来事や
そういう人の存在って
本当にありがたいと思っていて。
子どもたち、今では
いろいろと自分でできることが増えた。
やらない日もあるよ、もちろん。
だけど、そのすべてを
私がやらなくちゃなんだと
思っていた頃よりは
よっぽどマシで
今日は、やってあげようかな^^
って思う。
「やらなきゃ」じゃなくなってるから
重荷じゃない。
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はじめて作った卵焼き^^
娘が自分で作った料理を
満足そうに食べるのを見ながら
一緒にいただく私。
そういう機会が
少しずつ増えていて
もしかしたら、
やりたくないのにやってることが
誰かの「やりたい」になることを奪ってる
ってこともあるかもしれないな…と。
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やりたいことを、やる。
すごく大事な事だし
人生も充実する。
だけど、自分のカラダはひとつで
時間も限られていて。
だからこそ
何をするのか
何をしないのか
それを「自分で選ぶ」
その意識を持てたら
それまでとは
ちがった見方ができるなーって。
当たり前に過ごしている毎日だからこそ
ほんの小さな事の中に隠れていて。
意識を向けるだけで
ちょっと変えてみるだけで
新たな発見がたくさんあって
自分の中に
余白が生まれたり
子どもにとっては
新たにできることが増えて喜んだり
一緒にできることが増えて
コミュニケーションが深まったり。
自分が
やりたくないことを手放すことで
新しい何かが生まれるかもしれない♡
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こういうのを個性でみると。
私は自分で決めたらできるっていう
個性をもってたけど
決めてもそうできない(抜けていっちゃう)
個性の人もいるし、
短期間ならできるけど
長い期間だと続かない場合もあったりして。
何かをやるにしても
辞めるにしても
個性をわかった上で取り組めたら
決めたのにできなかった〜(T ^ T)
っていうのがあっても
自分がダメなんじゃなくて
そのやり方が自分に合ってなかっただけ!って
やたらに自分を責めなくてもよくなる。
持っている個性を踏まえたうえで
それを分かってる人と一緒に
何かに向かえたら
こんな風にしてみたらどうかな?って
ちがう選択肢があることに
気づかせてもらえたり
ちょっとズレてただけなんだ!って
気持ちが軽くなったり。
個性っていうカラダがもっている特徴を
わかってあげるだけで
「なーんだ!」ってなることは
思いの外いっぱいある。
「今できなかったら一生ムリだから。」
こう言われて
あなたの中に浮かぶことは何だろう?
人は心の底から
ほんとに真剣に
「そこに向かう」と決めたとき
はじめてスタートラインに立つのかもね。
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