甘えだらけだった私を、育ててくれた人。
ふっこです。
「自分らしく生きる」
なんていう言葉も今では
珍しくなくなったなーなんて。
28歳くらいの頃に
初めて自己啓発本を
知人から紹介されて、
こんな世界があるんだ!と
驚いた記憶があります。
それまでは小説しか読んでなくて、
実用書とかノウハウ本を読む
きっかけがなかったんですよね。
当時の自分は
人生をあまり楽しめてなくて、
その日暮らしな感じ。
仕事も順調とは言い難く、
心を許せる友もいなくて、
家族とも仲が良いワケでもなく、
「自分の居場所」みたいなものが
すごく不安定だったなー。
(自分の個性を知ってからは
そう感じていた謎も解けましたw)
そんな中で
「このままで終わりたくない!」
っていう、謎の気概だけはあって(笑)
でも、じゃあどうすればいいのかが
全然わからなくて、
途方に暮れていました。
そんなタイミングで本に出会って
その世界に「希望」を感じたんです。
まあ、藁にもすがりたい想いが
あったのだとは思いますが(笑)
そこから、色々な本を読みました。
何か大切なことが書かれている、
そんな感覚だけはあったけど
でも行動に移せたものは少なくて。
いざ実践しようとすると
「わからない」
に逃げる自分がいました。
「読んでいきなりできるはずない」
「いきなりこんな風に変われるはずない」
「今自分ができなくても仕方ない」
これ、全部言い訳です。
一生懸命に「出来ない」自分を
理屈で正当化して言い聞かせ、
「やらない」選択を繰り返していただけ。
今だからこそ、
言えるんだけどね。
当時は全然余裕なかったw
「わからない」ことが
すごく怖かったんですよね。
だから先に頭でわかっておきたくて
情報集めにばかり時間を割いた。
「体験すること」の価値を
まだわかってはいませんでした。
どんなに情報を詰め込んでも
情報過多になってむしろ囚われ、
動きは鈍るばかり。
「こうなるはずなのに」
「こうとは書いてなかった」
「なんて書いてあったっけ、、」
みたいな(笑)
情報によって行動に制限をかけ、
情報の通りにやろうとして
(当たり前なのに)それができない
自分を責めたり、失望したり。
今なら、わかるんです。
最初からスイスイできる
はずがないって。
自転車にいきなり乗れなくて
何度も練習を重ねたように、
生き方だって
愛し方だって
練習が必要なんだって。
だけど、当時の私は
やらないくせに見栄だけはあって、
「できない」自分を
受け入れていませんでした。
間違った厳しさを自分に向け、
ダメ出しをしては意欲を削ぎ、
自分に監視されているような
ムードの中では
小さな挑戦すら楽しめなかった。
いつも結果を求め(求められ)
そのプレッシャーの中で慎重になり、
ついには「やらない言い訳」に
逃げ続けていました。
そして、何ひとつ変わらない自分に
戻って来ては、ため息w
そりゃそうです、
まだ「何もやってない」のだから
変わるはずがないのに。
情報だけを先に知って
変化した自分をイメージだけして
そこで終わってたんですから。
確かにあの頃の自分は
勇気が出せなくて
プライドばかり高くて
弱い自分、できない自分を
受け入れられなくて
空回りばかりしてたけど
だけどその体験があったからこそ
その数年後に出産を経て、
起業するという機会がやってきた時に
あの経験が私を支えてくれました。
「このままで終わりたくない!」
この気概だけはずっと消えてなくて、
失敗経験をしたからこそ
同じことは繰り返すまいと
思えたから。
そういう意味では
必要な体験だったと思います。
起業してからは
私の「わからない」部分を
教えてくださる方が隣にいて、
その人を信じて「体験」を
とにかく繰り返しました。
わかったつもりにならない
やってる風は通用しない
言い訳はすぐにバレる(笑)
厳しく育てていただいたおかげで
自分の中の「甘え」を知りました。
過去の自分がどれだけ
言い訳をしていたのかも、
実は本気で取り組んで
いなかったことも。
ビジネスの知識を
教えていただいたのも
ありがたかったですが、
それ以上に私の甘えを
良しとはせずに(甘やかさず)
指摘してくださったことが、
何よりありがたかったです。
当時の自分は
何をやっても結果を出せず、
ダメ出しもツッコミもされ続け、
「そんなこと言ったって!」
と反論したい気持ちをグッと堪え、
(言い返せないビビりだっただけですw)
とにかく動き続けました。
そんな私の事を
ずっと見ててくれてました。
何度めげても、
次のボールを投げてくれ、
チャンスを与えてくれ、
私が諦めさえしなければ
どこまでも応えてくれる方でした。
今だからこそ、
その方の優しさがわかりますが
当時の私は自分のことで必死で
何も受け取れてなかったなと。
不思議なことに、今は
私が教える側にいます。
あの時の自分のような方と
向き合う機会を沢山いただいています。
そう言いたくなる気持ち、
投げ出したくなる瞬間、
諦めたら、逃げたら、楽になれる、
全部、わかります。
だって、私もそうだったから(笑)
でもね、それって
「頑張っているからこそ」
溢れてくるものでもあるんだなって。
私は、諦めきれなかったんです。
自分のことを。
本当に、何とかしたかった(笑)
だけど何をしていいかは
自分にはわからなかったので、
必死に食らいついていきました。
教えてもらったことは
さっぱりわからないことだらけで、
ビジネスの「ビ」の字も知らなかった
私にとっては、
とても難しく思えましたが
わかろうと頑張りました。
わからないことは素直に聞き、
教えを請いました。
沢山失敗もしました。
浅はかな自分、オンパレードでした(笑)
全然、かっこいい世界ではなく
むしろかっこ悪いことの連続でしたが、
そこまで一生懸命に
何かに熱くなれたのも、
初めての体験でした。
私、こういうことからも
ずっと逃げてた、
避けてたんだなって
わかりました。
そんなことにも気付かず
「このままで終わりたくない!」
だなんて、
よく言ったものです(笑)
甘い、甘すぎる、、。
ガキでしたね。
だけどそんな私の中の
真っ直ぐな叫びが、
今の場所に連れて来てくれたので
スルーしなくて良かった。
頑張って良かった。
どんなことでも
「安心して学べる環境」
「頑張れる環境」
って、大事だなって思います。
最初に上手くいかなかったのは
「一人で我流でやっていたから」
もあったから。
特に新しい学びは
一人だと「わからない」で
つまづいてしまうことも
多々あると思います。
個性の学校でお伝えするのも
「新しい学び」ですから、
どういう環境作りをすれば
お客様に安心して学んでいただけるかを
一番に考えています。
あの頃の自分の経験が
ここにも生きている。
何事も、体験するって大事ですね。
個性の学校という環境で
一人でも多くの方に
学んでもらえたら嬉しい♡
引き続き、準備して参ります♡
個性の学校へのお問い合わせは
koseinogakko@gmail.com
にて、随時受け付けております。