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日記『ホラー小説の新しい表紙がSkeb納品され、スペースでジャン・トゥーレの「ようこそ、自◯用品専門店へ」を朗読し終える』2025年1月28日(火曜日)20時48分

昨日はお腹が痛くて、半日寝ていたが、今日は比較的調子がよかった。

画像が重くて貼れないが、多摩美術大学のデザイン科にご在籍されてらっしゃる、misakiさんにSkebリクエストしていたノベルアップ+の表紙絵を納品していただいた。

貼り絵のような面の取りかたでデザインされた、猫たちは(日記の表紙画像に使った)ルイス・ウェインの「バーの猫」のオマージュ作品となっている。

オリジナルとは違ったアプローチで、猫の可愛さと宮沢賢治の「注文の多い料理店」のような恐怖が、見事に演出されていた。

万人ウケする、現代アート的な、どこに出しても恥ずかしくない作品に万巻の感謝が絶えない。

のちにアニメ化もされた、ジャン・トゥーレの『ようこそ、自◯用品専門店へ』のスペース朗読も今日で終わった。

「自◯」という暗くて重い、けれど人生の一度は誰もが考えそうな普遍的な問題をテーマに、ここまで明るく書き切った作品も珍しい。

最近、思うことだが、朗読は絵を描いた日が圧倒的に感情移入できる。

絵画には、ひとの感情を増強させるスピリチュアルな力もあるのかもしれない。

とはいえ、最近はマッチョな男性を描くのも、頭髪までで気力が萎えてしまうことがあった。

工夫しながら、なんとか停滞しないように絵を描いているが、今はスペースを聴きながら描くのがはかどる。

ひとの会話で起こる、感情の流れが気になるからかもしれない。

なんだかだで、絵画制作も感情労働的なところがあるのかも……

少なくとも、ひとが絵を描くということは、AIやロボットが描くのとはまったく違う意味を持つのだろう。