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0→1で新規事業を生み出す思考法

新規ビジネス・新規事業を立ち上げたことはありますか?

僕はこれから新規でビジネスや事業を立ち上げて個人で生きる力を身に付けたいと考えています。そこで今回は新規でビジネスや事業を立ち上げる上で重要になるであろう部分を取り上げていいければと思います。

まずは人々のペインを見つけることから始まる

まず、ビジネスや新規事業が生まれるきっかけは何かわかりますか?それは相手もしくはユーザーのペインを解決することです。

ペインとは「お金を払ってでも解決したいポイント」のことを指します。簡潔に伝えると不安・不満・不便といった「不」に値する部分かなと思います。この「不」となるペインを解決する部分を生み出すことができれば、新規ビジネスの開拓に近づくことでしょう。

ここで、ニーズとペインについてもまとめておきたいと思います。よく、ビジネスではニーズという言葉も使用されていますが、ニーズとペインは何が異なるのか?

ニーズとは、人間生活上必要なある充足感が奪われている状態の事を指します。要するに必要に対して充足している状況と現状とのギャップ、足りていない部分がニーズとなります。

ざっくりとした表現にはなりますが、実際に顧客のニーズも漠然としたもの、自覚のないもの、解決不能なものが多いのが事実です(潜在ニーズ)。また、顧客は積極的に自らのニーズを満たそうとする行動に出るとは限りません。

まとめると、ニーズというのは、対価を支払ってでも、そのニーズを満たしたいと考えるとは限らないという事になります。

一方でペインとは、先ほども取り上げたようにお金を支払ってでも、そのペイン(不安・不満・不便など)を解決したい、と考えるものを指します。

自分たちのビジネスがニーズを満たすものなのか?それともペインを解決するものなのか?の認識は、事業計画の時点で想定したり、他社に説明(プレゼン)する上で重要な部分になってきますね。

ここまで、ペインについて取り上げてきました。ペインを何とかすることができれば、ビジネスが生まれるきっかけになるのも理解ができてきました。

ペインはどこから生まれるのか?見つけることができるのか?という部分に触れていきたいと思います。そのきっかけを作るのは自分自身が「不」と感じている部分を書き出すことが大切になります。自分のこれまでの体験が大事ということですね。

例えば、Yogiboを知っていますか?Yogiboがどうして生まれたのかを例として挙げてみたいと思います。Yogiboは創業者の奥さんが子どもを授かり、妊婦の時に生まれたのがきっかけとなっているそうです。妊婦さんでも座ることができる椅子=クッションが欲しいという創業者の意向があり、Yogiboが誕生しています。

これはまさに「不」を見つけて、そこをビジネスに転換した1つの事例になると思います。

実は0→1は存在しない

ペインについてまとめてきましたので、ここからは0→1でビジネスを起こす方法を探っていきたいと思います。

そもそもですが、0→1というのは存在しないのかなと考えています。その代わり、必要な能力・考え方としては「かけ算」です。

世の中に新たに生まれてきているサービス、いわゆる新規事業やビジネスは何かと何かの掛け合わせで生まれているケースが多くあります。

例えば、iPhone。いまや現代を生きる上では欠かせない存在になっていますが、このiPhoneに関して言えば、ガラケー×PCの公式で生まれた商品ではないかと思います。画面は小さくなっていますが、iPhoneはまさに持ち運びができるパソコンのような状態。インターネットが繋がっていれば、どこでも検索機能が使えるようになっていますね。

他にはウーバーイーツ。ウーバーイーツはウーバー(Uber)×食事の公式になるのではないでしょうか。ウーバー(Uber)というサービスは車社会のアメリカに革新をもたらしたとも言われているライドシェアサービスのことです。この車で人を連れて行ってくれるサービスに加えたのが食事ですね。利用経験がある方もいるかと思いますが、ウーバーイーツは食事を自宅まで運んでくれるサービス。まさに配送と食事が合わさったビジネスと言えますね。

このように世の中のサービスはかけ算から生まれているケースが多いと思います。上手くいっているモノやサービスを更に他のモノと掛け合わせる。良い部分を抜き取ってユーザー(お客さん)の「不」を解決に導くことが大切にとなりそうです。

一見、組み合わないだろうなと思っているモノやサービスを組み合わせて見るのも1つの発想としては大事になってきますね。

0→1で新規ビジネスや事業を生み出すことができていない人は、最近自分自身も取り入れていることを共有したいと思います。それはインプットの意識を変えるです。常に日常生活において「なぜ?」の意識を持つことです。

「なぜこのお店は混雑しているのだろうか?」
「なぜこのサービスは若者に人気が出ているのだろうか?」

など、日常をこれまで通り生きていたところから一転させて「なぜ?」の意識を持つことで0→1が生まれる確率が上がるのかなと思います。僕も新規ビジネスを始めるために最近は常に「なぜ?」を追求するように心掛けています。

今年の合言葉は「Keep Moving」
1mmでも動き続けます!



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