リアルタイムなエッセイ vol.67「12/27, 今年の仕事納め」
2024年12月27日、仕事納めだった。一年間本当におつかれさま、自分。
午前で半休にして午後からは帰る。年末なので今週は仕事らしい仕事がなかったので実験室の掃除とか。
会社を出た足で、海に近いショッピングモールに向かう。何か、ということもないけど食材とか見てみる。この日はモールに行くのがメインではなく、他にやることがたくさん。とりあえずモールでは食材を買い、ミスドに寄ってドーナッツ大人買い。
モールを後にして、これからが本当の用事。
最初にユニクロに行く。ヒートテックインナーとかセーターとか羽織るものとか6点、合計18000円あまり。ユニクロでこんなに使ったのは初めてだ。これは全部つれあいのものでボクのものはない。(つれあいの)冬の装いが足りないね、とつれあいとこの前話したので、独断で買っていく。その後、「もち吉」というおせんべいとかを売っているお店に初めて行き、詰め合わせを購入。これは実家からリクエストがあったので買っておく。
この日、自分のための唯一の行動は、「髪を切る」
お店がめっちゃ混んでいてちょっとひいた。でもばっさりと、長髪髭面のイケオジ系(自分で言うな。でも人から言われたもんね!)からおぼっちゃま系に。まあ手入れが楽になるからいいか。
最後に本屋に行く。つれあいのための本を大人買い。あとは来年の壁掛け猫カレンダーを購入。さあ帰ろ!
家には17時前に着き、駐車場で電話を一件。明日は実家に顔を出しに行くので、いつものカニピラフを注文しておく。これでオッケー。
家ではつれあいが起きていて、本を読んでいた。朝に作ったお弁当はこれから食べるという。これは十分想定の範囲内だ。買ってきたユニクロを渡し、喜んでもらえてよかった。本もあげると、早速食いついて読み始める。
仕事納めなので、なにか特別な食事をとも思ったけど、9連休の先は長い。まだまだ今日は無理しない。今年の在庫は今年中に消費したいので、冷蔵庫にあったソース焼きそばを作る。これで十分だ。
夜はMステスーパーライブを少しみる。スカパラと田島貴男のコラボ、こういうのを生で見たい、とXでつぶやいたらプチ盛り上がった。ORIGINAL LOVEすきだなぁ。
数時間後、ふたりでドーナッツを食べて今日のボクはおしまい、23時にベッドに行く。つれあいは4時にベッドに。この年末に昼夜逆転だ。いれかわりにボクが起きて今このエッセイを書いている。
今日はこの後、お昼付近に実家に向かう。それはまた別なお話。
さて、ここからは少し真面目な、仕事の振り返り。
一言で言えば、これまでにない一年で、自分の苦しみと向き合いながらどうにか一年を乗りこえた、そんな年だった。
夏が始まる前までは研究室のチームリーダーとして忙しくしていた。依頼の仕事、自分の研究、チームメンバーの指導。リーダーの雑務。
個人的な案件が発生したのは5月中旬。それから勤務体系も変更し仕事をしていたけど、やっぱりいろいろつらい。6月、あまりにもボクの調子が悪そうのを見かねて、チームリーダーを後進に譲る提案をされた。「まだ(それが起こってから)1ヶ月なのにちょっと早くない?」と正直思いはしたけど、いつかは辿る道、と思ったのと、あまりにも元気が出なさすぎて、正直どうでもいいかと思い、それを受け入れて7月1日より職を降りた。
結果的にこれは正解だった。
リーダー雑務や、会議の仕切りとか、月間報告書のまとめとかの負担がなくなり、自分の抱えている問題に正面から向き合うことができた。もちろん、今までこなしていた仕事を人に任せるので、寂しさはある。でもそれをもってしても、やっぱり余裕ができたのは単純に助かった。
並行して学会発表が今年はあった。これは去年から決まっていたことで、個人的案件には左右されない。もう動き始めていたからね。準備はけっこう大変だった。発表データの実際は共同研究者のWAKAちゃんのデータを使用するので、測定などの実務はあまりなかったけど、所内手続き、学会手続き、知財対応、発表原稿作成、ポスター作成と発注。
11月の名古屋での発表。やりきった。もしかするとボクにとっては最後の学会発表になるかもしれない。でも満足だ。今回の学会発表については来年2月に、学会の諸手続きの資料と併せて勉強会で発表する。部屋で初めての学会発表だったので、しっかり後進にそのテクニックを教えるつもりだ。
今後の仕事への向き合い方は、依頼の仕事は後進のメンバーが成長したので少なくなるだろう。自分の研究と後進への指導、それがメインとなる年齢なのだ。管理職はそのままだけど、これからはみんなを助けていきたい。または思い切って全然違う職場にいくのもいいかもしれない。必要がない、と思われたら老害だから留まりたくないもんね。
これからどう転ぶか、自分しだい。個人的に抱えている案件は、最後は勝つ、それだけを信じて強く生きる。ナーバスになりすぎない。
ちょっと長く真面目に書きすぎたかな。ごめんね
またあいましょう!